Interview

松村優&永田聖一朗が笑顔で迎える卒業。ミュージカル『テニスの王子様』が彼らにもたらしたもの──それは、ペアを超えた友情という名の強い絆

松村優&永田聖一朗が笑顔で迎える卒業。ミュージカル『テニスの王子様』が彼らにもたらしたもの──それは、ペアを超えた友情という名の強い絆

『テニミュ』がくれたのは、周りに感謝をする気持ち

では逆に比嘉公演のときは、ひとりで戦う菊丸を大石はどんな気持ちで見つめていたのでしょうか?

松村 すごくつらそうというか。もちろんシングルスはシングルスで楽しいんだろうけど、菊丸は絶対に大石と2人でやってたときのほうが楽しい顔をしてたなって。それを見てるのがつらくて、ごめんなって気持ちでした。

永田 立海公演のときは大石がいてくれたから頑張れた。でも比嘉公演のときは横に誰もいない。ボールも全部自分で返さなきゃいけない。やっぱり孤独だなっていうのはありましたね。

松村 でも、それが歌の終盤からどんどん動きが飛び跳ねるようになって……。

永田 え? 本当?

松村 うん。いつの間にかしんどそうに見えなくなってて、カッコよくて。楽しそうにプレーをしてる菊丸を見て、俺も幸せだった。

永田 比嘉公演は、菊丸としても、黄金(ゴールデン)ペアとしても、すごく深い話。だから解釈が重要で。なんでこういうセリフを言ったんだろうって、優とも散々話し合って。

松村 そうだったね。稽古中も迷ったときはいつも「原作を読もう」って聖一朗が言ってくれて。

永田 あの公演は特に、セリフの裏側にある隠された気持ちを大切に演じました。

1年半ほど演じ続けた役への想いを改めて聞かせて欲しいです。

松村 大石は部員が大好きで、いつもみんなのことを気にかけているんだけど、やっぱり菊丸との絆は特別で。そういう友情とか人間らしさが一番溢れ出ているのが大石。そこが僕から見ても尊敬できるところで、大石を演じる中で徐々にその人となりが僕自身にも沁み込んでくるところがありました。大石のようなしっかりとした人間になりたいっていう気持ちが、松村 優という人間を成長させてくれた気がします。

永田 菊丸の魅力は笑顔。それも、自分のためだけじゃなく、人のために笑顔をつくれるのが菊丸のいいところ。たとえつらくても、後輩がいる前で暗い顔をしたら心配かけるからって明るく笑顔を振りまける菊丸を、すごく尊敬しています。だから僕自身もたとえ稽古でつらくても笑顔でいようっていうのはずっと心がけていました。そのぶん、家では冷蔵庫の横に座って、しくしく泣いたりもしたんですけど(笑)。そういうことがあるたびに、菊丸の強さを実感しました。

『テニミュ』が自分に与えてくれたものは何ですか?

松村 周りに対して感謝する気持ちですね。これだけ大きい舞台に立たせていただけるのは、決して僕ひとりの力ではなくて。こうやって取材していただけることもそうだし、舞台裏でもいつもスタッフのみなさんが僕たちを支えてくれた。いろんな人の力があって初めて僕らは全力で舞台に立てるんだということを学んだし、これからもずっと感謝の気持ちを忘れずにいたいなと思っています。

永田 この『テニミュ』をやるまで、どこか役への向き合い方も足りなかったし、やっているつもりでも本気になれていないところがあった気がして。できないことから逃げていたし、人間的に欠けていた部分もいっぱいあったと思います。でも『テニミュ』と出会ったおかげで、芝居に対する考え方も変わったし、取り組み方も変わった。本気になるということを『テニミュ』に教えてもらいました。

これが黄金(ゴールデン)ペアだっていう姿を、2人で表現したい

卒業後の俳優としてのビジョンを聞かせてください。

松村 すでに多方面で活躍している俳優さんたちを見ていると、あんなレベルまで自分が辿り着けるのか不安はあります。でもだからと言って立ち止まっているわけにはいかないし、今の自分に何が足りないかもっと考えていかなくちゃいけない。まずはもっと自信を持つことが課題ですね。少なくともこれだけ大きい舞台を自分はやり遂げたんだって。その経験を自信に変えて、映像とか舞台とかジャンルを問わず活躍できる俳優になりたいです。

永田 僕はこの比嘉公演を通してお芝居の楽しさに改めて目覚めて。今はもっともっとお芝居を突き詰めていきたいという想いが強いです。特に今目指しているのは、もっと繊細なお芝居ができる俳優になること。感情の裏にあるものをちゃんと表現できる俳優になりたいです。

では、最後にドリライに向けて、黄金(ゴールデン)ペアとして歩んできた最高のパートナーにメッセージをお願いします。

松村 このドリライが本当の最後。だから、できれば最初から最後まで笑顔でいたいなって思う。もちろんいいものをつくるうえでお互い何か相手に言わなきゃいけないこともあるかもしれない。けど、そのときもいつもの俺らみたいなワチャワチャした感じでいたいよね? 稽古楽しかったねって、いい卒業を迎えられたねって、満面の笑顔で終われる時間を一緒に過ごしたいな。

永田 うん。稽古場でもピリピリするんじゃなくて、どうすればより良くなっていくか、笑顔で考えていきたいね。ドリライでも黄金(ゴールデン)ペアの曲はあると信じているので、最後だからこそ見せられる大石と菊丸の2人を見せたい。きっとそれがまた次の代へと繋がっていくんだと思う。これが黄金(ゴールデン)ペアだっていう姿を、2人で楽しく前向きに表現したいね。

ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサートDream Live 2018

神戸:2018年5月5日(土・祝)~5月6日(日)神戸ワールド記念ホール
横浜:2018年5月19日(土)~5月20日(日)横浜アリーナ

<チケット一般発売>2018年4月8日(日)10:00~

原作:許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)

出演 :
〈青学(せいがく)〉
越前リョーマ 役:阿久津仁愛
手塚国光 役:宇野結也
大石秀一郎 役:松村 優
不二周助 役:定本楓馬
菊丸英二 役:永田聖一朗
乾 貞治 役:加藤 将
河村 隆 役:鈴木雅也
桃城 武 役:吉村駿作
海堂 薫 役:牧島 輝
堀尾聡史 役:相馬眞太
加藤勝郎 役:奥井那我人
水野カツオ 役:畠山紫音
〈六角〉
葵 剣太郎 役:矢代卓也
佐伯虎次郎 役:二葉 要
黒羽春風 役:陽向謙斗
天根ヒカル 役:坂垣怜次
樹 希彦 役:高木眞之介
木更津 亮 役:佐藤祐吾
首藤 聡 役:千葉冴太
〈立海〉
幸村精市 役:立石俊樹
真田弦一郎 役:田鶴翔吾
柳 蓮二 役:井澤巧麻
仁王雅治 役:後藤 大
柳生比呂士 役:大隅勇太
丸井ブン太 役:大薮 丘
ジャッカル桑原 役:川﨑優作
切原赤也 役:前田隆太朗
〈比嘉〉
木手永四郎 役:武藤賢人
甲斐裕次郎 役:吉澤 翼
平古場 凜 役:岩城直弥
知念 寛 役:雷太
田仁志 慧 役:高田 誠 ※田仁志 慧の「慧」は旧字体
不知火知弥 役:園村将司
新垣浩一 役:松井遥己

主催:テニミュ製作委員会
協賛:ファミリーマート

ミュージカル『テニスの王子様』オフィシャルサイト
テニミュ・モバイル

©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

【募集終了】抽選で2名様に松村 優さんと永田聖一朗さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

4月3日(火)~4月10日(火)23:59

・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
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松村優(まつむら・ゆう)

1月6日生まれ、奈良県出身。

Twitter(@yu_matsumura24)

永田聖一朗(ながた・せいいちろう)

7月9日生まれ、静岡県出身。

Twitter(@Nagatan_0709_)
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関連書籍:コミック『テニスの王子様』

コミック『テニスの王子様』1巻

著者:許斐 剛
出版社:集英社

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