Review

『星のカ-ビィ スターアライズ』この春マストの一本 お楽しみ要素を紹介

『星のカ-ビィ スターアライズ』この春マストの一本 お楽しみ要素を紹介

1992年4月27日、ゲームボーイ用ソフトとして発売された『星のカービィ』。“な~んでもすいこむ~”というCMが当時のお茶の間を席巻してから今日まで、いろいろなものを吸い込んだり、能力をコピーしたり、ときにはボールや毛糸にもなって、たくさんの仲間たちとともに大活躍してきました。そして、25年を経た2018年3月16日、なんとシリーズ第31作目となる『星のカ-ビィ スターアライズ』が発売。今回のカービィは、シリーズ最多となる28種類の“コピー能力”、最大3人の仲間と戦える“フレンズヘルパー”、そのふたつの多彩な組み合わせで作り出すことができる“フレンズ能力”が大きな特徴です。1992年から現在まで大勢の子供たちに愛されているタイトルですが、あのときお茶の間でCMを見ていた元ボーイズンガールズにもオススメできる要素がたくさん! さらに、わかりやすいムービー、文字の使用を最低限に押さえた直感的なチュートリアルで、『カービィ』を初めて遊ぶ方も難なくゲームの世界に入っていける親切設計です。では、その夢いっぱいの魅力をご紹介していきましょう。

文 / 内藤ハサミ


フレンズハートを駆使して大冒険!

宇宙のどこかから“ジャマハート”と“フレンズハート”が降りそそぎ、カービィやデデデ大王が暮らす平和な国“プププランド”に異変が!? 闇の“ジャマハート”はそれを眺めていたデデデ大王やメタナイトたちに激突。一方、光を帯びた“フレンズハート”はのんきに昼寝をしていたカービィに飛んできました。目を覚ましたカービィは、ワドルディたちが食べ物をごっそり奪ってどこかへ走っていくのを追いかけ、デデデ城を目指す旅に出ます。

▲怪しげなフードをかぶったキャラクター。いったい誰?

▲フードの人物が両手を振り上げると、そこを中心にして謎の光が放たれます。何かの儀式でしょうか。その光はプププランドへ……

▲木陰でゴロゴロしていたカービィ、なにやらとんでもないことになっていると気づきました

オープニングムービーでは、シリーズおなじみのキャラクターたちが続々登場。最新のモデリングで質感たっぷりに動くカービィ。なんてつぶらな瞳、やわらかそうなボディ。癒しのすべてを凝縮させたようなデザインがとにかく可愛い。もう世知辛い日常を忘れて、いつまでも眺めていられそうです……が、デデデ城は暗雲がモクモクと立ちこめてえらいことになっているみたいなので、ひとまず先に進みましょう。

動かしているだけで気分爽快 

カービィの基本操作は単純で、直感的な楽しみを邪魔しないように計算されつくされています。カービィはAボタンでジャンプし、ジャンプ中にAボタンを押し続けるとホバリングをしますが、ホバリング中の独特の浮遊感とポワポワ鳴るサウンドエフェクトはじつに心地よく、つい意味もなく膨らませて移動するようになってしまうほどの中毒性があります。ホバリングだけでステージを散歩するようなモードがあったら、きっと筆者は喜んでプレイしてしまうでしょう。ホバリング中は素早い動きができませんので、必要なときにはBボタンで息を吐きホバリング状態を解除します。

▲口からいっぱいに空気を吸い込み、手をパタパタ動かして浮かぶカービィの姿は、もはや可愛さの殿堂入りでは?

Bボタンを押し続けると、目の前にあるものを吸い込みます。敵キャラクター、ステージ上ブロック、ボスキャラクターが吐き出す星、ときにはフレンズヘルパーまで! まさに25年まえのテレビCM、“な~んでもすいこむ~”の歌詞どおり。

▲大きい口を開けてギュンギュンと吸い込むカービィ

再びBボタンで吐き出すと、吸い込んだものは進行方向に飛んでいくので、これを敵にぶつけて攻撃することができます。

能力を持った敵やフレンズヘルパーを吸いこんで方向キーを下に入れると、能力コピーができます。そう、さっきまで一緒に行動していた頼もしい旅の仲間のチカラを、なんと自分のものにできてしまうのです。よく考えてみれば、なんと恐ろしいシステムなのでしょう……と思うのは地球人だけみたいで、カービィはじめ“ポップスター”に暮らす方々はあんまり気にしていない様子。なのでじゃんじゃん吸い込み、素晴らしい能力をわが物としてください。

▲アーッ! フレンズヘルパーのブレイドナイトがっ!

▲ブレイドナイトを飲み込んで、能力をコピーしてしまいました。こんなことをしておいて、なんて無邪気な顔なのかしら

……と、このくらいを覚えておけばステージを進むのに問題はないのですが、より華麗な立ち回りを目指すあなたには“ガード”、“そのばかいひ”、“空中かいひ”を伝授いたしましょう。基本的にはすべて、LかRボタンを押すことで発動します。地上で発動すると“ガード”、方向キーが一緒に入っていれば“そのばかいひ”、空中で発動すれば“空中かいひ”。“ガード”以外はタイミングを計るのがちょっと難しいかもしれませんが、慣れれば魅せるアクションプレイができちゃうのです!

ここまで基本操作について述べてきましたが、じつはこの話の全てを忘れてしまってもかまいません! どうしてかというと、適当にカービィを動かしているだけで基本的な操作はすぐに身に着いてしまうほど、操作のしやすさ、身につきやすさが作り込まれているからなんですね。

1 2 3 >