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『星のカ-ビィ スターアライズ』あらためておすすめしたい 25年の集大成と呼べる名作

『星のカ-ビィ スターアライズ』あらためておすすめしたい 25年の集大成と呼べる名作

『星のカ-ビィ』シリーズ第31作目として、Nintendo Switch で満を持して発売された『星のカ-ビィ スターアライズ』。前回の記事では、ゲームの内容や新キャラクターなどについてお伝えしました。後編となる今回は、筆者オススメのマルチプレイやサブゲーム、イベント情報などをご紹介します。最近のゲームでは、マルチプレイやサブゲームなんて珍しくもないでしょ、ですって……? ノンノン、これがまた非常に優れたコンテンツなんですよ。「とにかく一度プレイしてみて!」と伝えずにはいられない魅力の数々、ぜひご覧ください。

文 / 内藤ハサミ


マルチプレイでにぎやかに楽しめる 

今回一番オススメしたい要素がこれ! 『星のカ-ビィ スターアライズ』は、テーブルモードでもTVモードでもコントローラーさえあれば、4人の仲間とオフラインで協力プレイを楽しむことができます。オンラインのマルチプレイには非対応です。大人になると、仲間とゲームを楽しむ機会はどうしても少なくなりがちですが、同僚、家族、友人、誰でもOKです、リアルにあなたのフレンズハートを飛ばすなどして、プレイに誘っちゃいましょう。難度が低めで、初めてゲームをやる人にもやさしく、リズムよくステージを駆け回る爽快感や、仲間とじゃれ合いながらゴールを目指す楽しさが味わえます。初心者からゲーマーまで、幅広い層と一緒に遊ぶことができるでしょう。

▲2P以降のプレイヤーが参加する方法はとっても簡単。フレンズヘルパーがいる状態で、参加したいプレイヤーがコントローラーのLボタンとRボタンを押すだけ。フレンズが自キャラとして自動的に割り振られます

▲最初から2人以上で始めたい場合は、本体の“コントローラー設定”で使いたいコントローラーのLボタンとRボタンを押し、本体にコントローラーの使いかたを認識させてからソフトを起動しましょう

さて、初の協力プレイの相手として、一番身近にいるカービィ教徒、今春ピッカピカの小学一年生となった我が娘を誘ってみました。娘は1年くらい前からカービィの可愛らしいデザインに惹かれ、カービィのぬいぐるみを就寝のお供にしているビジュアル先行型のファンで、実際に『カービィ』シリーズのゲームをプレイするのは今作が初めてです。

▲誰にでもわかりやすいチュートリアル

最初は、「ゲームの内容わかるかなぁ? まだ字が読めないし」とおよび腰だった娘に、まずはストーリーモードの最初のステージ、“グリーン グリーティング”をひとりでプレイしてもらいました。このステージはチュートリアルを兼ねているので、ここがクリアできれば一通りの操作が身につくのです。娘は現在、ひらがなを全て・カタカナ半分を読み書きできるくらいの識字力。そんなキッズにも文字に頼らない操作説明はわかりやすく、筆者の口頭説明すらほぼ必要ないまま、テンポよくプレイすることができている様子。筆者のアドバイスは「なんでも怖がらずに試してみるといいよ」と、ただ一言だけです。

▲次々にフレンズヘルパーをゲットしていきます。「なんか知らないけど、カービィちゃんの動かしかた、わかっちゃうかも~」

▲コピー能力を使ってギミックを解除する方法も、直感で理解。6歳の子供にも自然な流れで操作が身につくという、凄く考えられたステージです

▲その後、筆者は2Pのプルアンナになって参戦。1P以外のプレイヤーがXボタンでフレンズハートを飛ばすと、ヒットした相手に変化します。カービィのように相手を飲み込んだりフレンズヘルパー自体を増やしたりはできません

▲「お母さん、上のお星さま取っておいてくれる?」、「わかった。スイッチもついでに押すから待っててね」 相談しながら攻略する楽しさ! 親子の会話も弾みます

▲ゴールゲームはプレイヤー別の画面で行われます

楽しくコミュニケーションをとりながら、あっという間にステージクリアです。プレイスキルの差があっても、それをあまり感じさせず、むしろそれを面白いハプニングに変えて楽しめてしまうという、制作者の目が行き届いた優しい舞台装置。

初プレイが終わったあと、娘に感想を聞いてみました。「始めるまえは難しそうって思ったけど、意外とできるね。お母さんと一緒に遊べたのもよかった。今度は友だちを誘ってみたい」 今まで横スクロールのアクションゲームを敬遠していた娘も、すんなりと受け入れることができたようです。 

子供たちとプレイするのももちろん楽しいのですが、 筆者としては飲みに行ったあと、同じくらい酔った友人たちと自宅に帰ってプレイしてみたいですね。大人同士のプレイには別の面白さがあります。後述するサブゲームも同様、カービィの可愛くもシュールな世界観を、あえて童心に帰らず大人の目線で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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