Interview

爆笑対談! 足立梨花×田村侑久(BOYS AND MEN)、餃子のまち・宇都宮を舞台にした映画『キスできる餃子』の撮影エピソードを披露

爆笑対談! 足立梨花×田村侑久(BOYS AND MEN)、餃子のまち・宇都宮を舞台にした映画『キスできる餃子』の撮影エピソードを披露

「餃子の町」として全国に名を轟かす栃木県宇都宮市を舞台にした映画『キスできる餃子』が6月22日(金)に公開される。主演を務めるのは、映画やドラマ、バラエティでも活躍中の人気女優・足立梨花と今や全国区の人気を獲得した名古屋発のエンタテインメント集団、BOYS AND MENのメンバー・田村侑久。

イケメン夫の浮気が原因で離婚し、娘を連れて地元・宇都宮に舞い戻ってきたシングルマザーの陽子が実家の餃子店を再建しようと奮闘するなかで、イケメン・プロゴルファーと恋に落ちるーー。餃子と恋が絶妙なハーモニーを奏で合う、いまだかつてない“餃子 LOVE エンターテイメント”について、出演のお二人にざっくばらんに語ってもらった。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 荻原大志

撮影中も撮影以外でも餃子漬けの日々! 「あともうちょっといたら餃子になってました」(田村)

お二人は今回が初対面ですよね。

田村 いや、これまでも週1ぐらいで会ってたよね!

足立 ないね(キッパリ)! 正真正銘、この映画が初対面です(笑)。

見事なあうんの呼吸ですね(笑)。撮影中もこんな感じで?

田村 いや、撮影中は僕がリードして…。

足立 この人の言うことは基本的に冗談だと思って下さい…(笑)。

ははは。今回演じられた亮は笑いの要素は一切ない、真面目なイケメンくんだったので、いい意味で裏切られました。

足立 グイグイ来ますからねえ。

田村 初対面で「コイツねぇわ」って思ったらしいですよ(笑)。

足立 言ってない、言ってない(笑)! でも、私は共演する方とわりとコミュニケーションを取りたい方なので、そういう意味では助かりました。ただ、映画のキャラとの差が激しすぎて。もっと映画寄りになってくれたらモテるのになって(笑)。

田村 いやいや、人間顔じゃないから。ギャップを楽しんで下さい(笑)。でも、イケメン役はずっとやりたかったので、今回夢が叶いました。

足立 でも、実は元旦那の方がイケメンなんだよね。

田村 コラコラ、撮影中から、ずっと元旦那の方がカッコイイって言ってるんですよ(笑)。

足立 今からでも元旦那とチェンジしてくれってね(笑)。

陽子の元旦那役の勇翔さんも田村さんと同じ、BOYS AND MENのメンバーですよね。

田村 そうそう、だから監督は僕にオファーをくれてたのに、最初、事務所が裏でストップを掛けてたんです。「ちょっと待って下さい、イケメン役なら他にいますって(笑)。」それが元旦那役の勇翔くんで、監督との最初の顔合わせにもなぜか勇翔くんが一緒に来て…。

足立 事務所の方針もあるからね。

田村 そうそう。「こりゃ田村がやる役じゃねぇな」って。ヒドイよね(笑)。でも、監督は僕の方がイケメンだって判断して下さって、僕がやれることになったんです。

足立 それは違うでしょ(笑)。

息がぴったりで夫婦漫才みたいですね(笑)。今回の映画『キスできる餃子』は、タイトルからは内容がまったく想像できない映画ですよね。

足立 そうなんですよ。私も最初タイトルを聞いたときは、どんな映画なんだろう?って(笑)。

田村 思いましたよねー。でも台本を読むと「なるほどな」って。

足立 最後にすべてが繋がって、いろんなことが解決してスカッと元気になれる映画です。

足立さんもふんわりした外見とは裏腹にチャキチャキ仕切られるタイプで、まさかのバツイチ子持ち役でしたが、すごく自然でした。

足立 陽子よりは娘の美咲の方がしっかりしているという設定で、母娘というよりは年の離れた姉妹みたいな雰囲気もありました。監督からも「お母さん」じゃなく、もっと距離が近い感じで接してくれた方がいいっておっしゃってくださって…。だからこそ自然にできたのかもしれません。

ペアルックとか、可愛かったですよね。

田村 栃木ブレックスの試合を見に行くときのボーダーシャツと白いサロペット、あれ可愛いよね~。

足立さん演じる陽子の実家の餃子屋再建ストーリーに恋愛が絶妙に絡んでくる、ミスマッチな味わいも絶妙です。

田村 ありがとうございます。見終わった後、「餃子喰いたい!」ってなったんですけど、餃子食べたくなりませんでした?。

確かに、映画の随所に美味しそうな餃子が登場して思わずゴクッと…。

 

田村 僕、もともと餃子は大好きだったんですけど、この映画に出て、宇都宮でいろんなお店の餃子を食べさせてもらって、ますます大好きになりました。宇都宮餃子とひとくちに言っても、お店によって全然味が違うんですよ。

足立 本当に見事に違ったよね。宇都宮駅の近くに、いろんなお店の餃子を食べられる「来らっせ」ってスポットがあるんですけど、そこで食べ比べをさせていただいて。これは生姜が多めだとか、これは肉が多めだとか、解説してもらいながら食べるとより違いがわかって。餃子って深いなーって、めちゃくちゃおもしろかったです。

田村 宇都宮民の人も「俺はこっちが好き」「いや、俺はこっち」って感じで、それぞれに好きな店があって、全員に響く餃子がちゃんとあるのがすごいよね。

足立 撮影中もけっこう餃子の食べ歩きをしたよね。陽子の実家の餃子店は、実際に宇都宮で営業をされている店をお借りして撮影していたんです。で、撮影の間、お店は駐車場の屋台で臨時営業されていたので、お昼はしょっちゅうそこで頂いていて…。

田村 そうそう、「食っていいよ」って言って下さって(笑)。そうやって毎日ように食べてても飽きないのが餃子のすごいところだなって。

映画の外でも、餃子漬けの日々だったんですね。

田村 そうです、あともうちょっといたら餃子になってましたよ!

足立 なればよかったのに~(笑)。

“地元愛”“親子愛”“恋愛”に溢れた映画。「あたたかさをすごく感じた」(足立)

足立さんはもともと料理好きだそうですが、映画のために修業もされたんですよね。

足立 陽子は小さい頃から実家の餃子屋を手伝ってたという設定だったので、慣れた手つきでないとダメだし、餃子を焼く業務用の機械も扱いが難しいので、だいぶ修行しました。まずクランクイン前に宇都宮にいって、撮影中もずっと付いていて下さった先生にいちから教えてもらいました。宇都宮餃子って、お店によって皮の厚さも違えば、ひだの数も違うらしくて。「陽子のつくる餃子はひだいくつにしよう?」ってところから一緒に相談しながら作りました。撮影中も休みの日は家で餃子を作ったりもしました。

田村 マジで?

足立 マジだよ。一回目は失敗したけど二回目は成功した(笑)。

田村 えー、食べたかったな~!

田村さんは今回プロゴルファーという設定でしたよね。

田村 そうなんですよ。僕、ゴルフはこれまで全くやったことがなくて、練習する時間もあまりなかったので大変でした。プロの先生にちゃんと教えてもらったのは1日だけ、しかも真夜中で。あとは家でひたすらイメージトレーニングをするしかなかったんですが、梨花ちゃんがホの字になって見てくれていたのでがんばりました。

足立 いや、ゴルフのシーンは一回も見てないし!

田村 え~、そっかぁ…。

本作は宇都宮市の全面的バックアップのもと秦建日子監督による地方創生ムービーとして作成されたそうですが、いい意味でローカルな「ご当地モノ」らしい楽しさにあふれてますよね。

足立 そうそう、宇都宮を盛り上げようっていうのも大きなテーマなので。餃子以外にも大谷資料館(小谷石の採石場跡で現在はイベントスペースとしても利用されている幻想的な地下空間を擁する資料館)とか、宇都宮のいいところがたくさん出てくるので、映画を通して宇都宮のことを知って、宇都宮に行こうと思ってもらえたら嬉しいです。

田村 宇都宮って東京から近いから、そこがネックで。観光には来ても泊まってはもらえないらしく…。

足立 映画にも出てくるんですけど、餃子も一皿250円とかめちゃくちゃ安いから、宇都宮市としては、餃子を食べて帰られるだけではあんまり儲からない。でも、だからといって値段を高くしたりはしないのが宇都宮のいいところなんです。

すでにお二人とも宇都宮サイドで語られてる(笑)。

田村 もう宇都宮愛が芽生えちゃいましたよ。というか僕、宇都宮出身じゃなかったっでしたっけ…?

足立 よく言うよ(笑)。でも確かに、クランクイン前のパーティーでも「僕、宇都宮を第二の故郷としてがんばります!」みたいに宣言してたよね。

BOYS AND MENは名古屋のご当地男性グループで、名古屋観光特使もされてるのに大丈夫? と心配しちゃいましたが(笑)。

田村 全然大丈夫っす。名古屋が地元で、名古屋から全国に届けたいという気持ちはありますけども、「地元愛」を大事にしているグループなので、ファンの方も名古屋を裏切った! とは思わない。むしろ、宇都宮の応援をして下さると思います。

確かに、地元愛にあふれた映画で、見終わった後には自分の地元に思いを馳せたくなります。

足立 そうなんですよ。今回、宇都宮の方の全面サポートで撮影していて、地元のエキストラの方がたくさん参加してくださったり、隣近所の方が応援しに来てくださったり、町のあたたかさをすごく感じた映画でもあって。東京だと町の方との接点ってほとんどないので、すごく嬉しかったし、私も地元を思い出しましたね。

田村 僕はダーツが好きなので、宇都宮での撮影中はよくダーツバーに行ってました。お店の人とすっごい仲良くなって、撮影にも応援に来てくださって…。楽しかったな。

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