esゲーム記事執筆陣が総力でおすすめする“こだわり“ランキング  vol. 4

Review

『モンスターハンター:ワールド』狩猟生活777時間 ハプニング&エピソード 10選

『モンスターハンター:ワールド』狩猟生活777時間 ハプニング&エピソード 10選

絶景、希少環境生物、装飾品とひとつのテーマにクローズアップしてきた寄り道ハンター。仕事の合間のちょっとした時間でもゲームを起動して、ひと狩り行ったり、探索で採集をしたりするほど『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)にドップリ浸かった生活を謳歌中。いや、待てよ。仕事の作業中と言いながら、最近のアップデートで追加されたモンスターのハンティングにコッソリ行ってるような気もするが、たぶん気のせいだな。

自分のハンティングに行きたい欲望と社会人としての責任感が日々激闘中の筆者が、今回語りたいことはズバリ、『MH:W』をプレイ中に遭遇した思い出の数々。筆者は本作を777時間ほどプレイしている。ただ、その狩猟生活はモンスターを狩猟し、お気に入りの装備品を生産することに重きを置いてプレイしているわけではなく、何時間も希少な環境生物を追い求めたり、その探索中に採集できるものがあれば所持品が溢れるまで採り尽くしたりと、リアルの人生とおなじくらい自由気ままなもの。そんなロハスなハンター生活を満喫しているなかで驚いたハプニングや、プレイ中に「これって、狩猟してるとあるよなあ」と感じた印象深いエピソードをベスト10ランキング形式で紹介していく。筆者のひた隠しにしているプライベートを垣間見られるようで気恥ずかしいが、日々どんなことを感じてプレイしているのか、「あ、自分もこう思ってたんだよね!」みたいに共感してもらえるようなハプニングやエピソードがあれば何よりです。

▲最近の筆者です

文 / せーじ


10位 個人的都市伝説 

777時間以上プレイしてきて、クエストに出発するときに比較的遭遇率が高い事象がある。それは、まさに晴天の霹靂と言えるアクシデント。調査拠点には食事場があり、食事を摂ることでステータスなどが上がり、狩猟の大きな手助けとなる。本作はその食事が、狩猟をするフィールドのキャンプでも可能だ。そのため、調査拠点での準備を手軽に済ませ、「食事は現地で摂ればいいか」くらいの気持ちで出発したときに限って、フィールドへ運んでくれる翼竜がキャンプではない場所に不時着。さらに落下した場所にモンスターがいるなんてことになれば、そのまま感知されてファストトラベルも使えなくなるという泣きっ面に蜂状態。いや、準備を怠った自分に対するただの天罰という可能性のほうが大きいか。ちゃんとクエストへ出発するときには食事を忘れないようにしないとネ!(自戒の念を多大に含む)

▲不時着地点にモンスターがいないとわかったときはホッと胸を撫で下ろす。古代樹の森のエリア15でガジャブーに執拗に絡まれたときは、ナカナカの量のアドレナリンが放出されます

9位 欲しい素材はその部位から剥いでしまう法則 

『モンスターハンター』シリーズを通して剥ぎ取り運が絶望的な筆者は、装備品の生産でどうしても欲しい素材がある場合、儀式のような行動をしている。それは、目的の素材によって剥ぎ取りをするときの場所が決まっているということ。「え、何言ってるかちょっとワケわからないんですけど」と思った方、正常です。具体的な話をすると、たとえば紅玉や宝玉の類の素材が欲しい場合は頭か胸部付近で剥ぎ取りをする。また、翼膜が欲しい場合は討伐したモンスターの翼の場所へ移動して剥ぎ取りをする。……自分で言っておいて何だが、この儀式のような験担ぎを徹底している様子を客観視すると、まあまあアブない人のような気もする。さらに、剥ぎ取りの絶望的な運をシステム側のせいにするべく、モンスターは基本的には捕獲したいと思っているのも、シリーズ通しての包み隠さない正直なキモチ。なお、捕獲ができない古龍種のモンスターにおいては、討伐後に怪しい動きをしているハンターがいたら、それは高確率で自分の可能性が大です。

▲剥ぎ取りは毎回ドキドキの連続。剥ぎ取りの運がないことは自覚しながらも、つい期待しちゃうんだよね。本作は希少な素材の剥ぎ取り時に固有の演出があるので、入手できたときの嬉しさも倍増!

8位 石橋を叩き割るフレンド 

よく遊んでいるフレンドと連続した狩猟が一段落して、調査拠点でアイテムBOXをゴソゴソと整理中のときのお話。剥ぎ取り運のバイオリズムの波形が最底辺で微動だにしない筆者はモンスターが捕獲できる場合、確実に捕獲を狙うのがハンティングのジャスティス。「モンスターの捕獲に使う落とし穴やシビレ罠、捕獲用麻酔玉はハンター生活のライフライン。少なくなってきた素材は植生研究所に栽培を依頼しながら在庫を潤沢に用意しているんだよね」と得意げな筆者。「在庫はどれくらいあるの?」とフレンドが聞き返す。「いつもそれぞれ500個あたりはキープしているかなあ」とドヤ顔をしながら答えると、フレンドが一言。「それ、ちょっと不安なラインかなあ」……な、ナンダッテー! どういうことか詳しくフレンドに聞いてみたところ、アイテム類は1000個ずつくらいを目安にストックしているとのこと。「消費して700個くらいに減ってくるとソワソワする」と笑顔で話すフレンドの言葉に、上には上がいるものだなあと感じた。そして、そのフレンドの家にはトイレットペーパーや洗剤などのストックが棚から溢れて凄いことになっているに違いないと妄想したのは、ここだけのヒミツだ。

▲スリンガー閃光弾が大好きな筆者は光蟲の在庫のチェックを欠かさない。一時は使い過ぎて200個付近を行ったり来たりしていたが、植生研究所へ光蟲の収穫を依頼しまくったおかげで現在は800個以上に回復

7位 初めて歴戦個体の古龍を討伐 

ハンティングに関しては、よちよち歩きだった寄り道ハンターが歴戦個体の古龍種の討伐に参加できるハンターランク50に到達したときのエピソード。このクエストを難なくクリアできるくらい立ち回りが洗練されれば、リアルで言うところのオトナのハンターの仲間入りといったところか。「牛の上を歩いたり、ライオン狩りするよりはイージーでしょ」と心では思いながらも、いきなり単独で討伐するのはちょっぴり不安。ならば、オンラインのマルチプレイで経験を積めばいいよね! という他人任せの気楽な気持ちで救難信号クエストを検索する。すると、ちょうど始まったばかりのクエストがあった。どれくらいの難度なのかを確認しがてら、”成人の儀”という歴戦個体の古龍を討伐するクエストに出発。討伐の対象は歴戦個体のクシャルダオラ。龍結晶の地のキャンプに降り立つと、挨拶も早々にどこかへ走り出す猛者ハンターたち。「あれ、どこへ行くのかな?」と遅れをとらないように並走する筆者。しばらく走ると、エリア3の広場へ到着。「というか、そこにクシャルダオラいるじゃん!」 当たり前のように討伐対象の遭遇場所に移動している猛者ハンターたちに驚いていると、そこにはさらに筆者の想像を超える光景が展開する。クシャルダオラが大タル爆弾Gで囲まれている!?  爆弾の爆発音を狩りの開始の合図にし、古龍の生態を熟知した猛者ハンターが流れるようなスタイリッシュな狩りを開始。それを目の当たりにして、成人はまだまだ先だな……と痛感する筆者だった。

▲最近は歴戦個体の古龍の討伐が開始したときに、どこへ向かえばいいのかくらいは何となくわかるように。もちろん大タル爆弾Gが設置できる場合は、お供えをする気持ちで置かせていただいています

6位 引き寄せられる落石 

本作はフィールドのいたるところに狩猟を手助けするギミックが用意されている。直接武器で立ち向かう正々堂々としたハンティングもいいけど、筆者はこのギミックやモンスターに乗ってダメージを与えるチャンスを作る狩猟スタイルが大好き。ギミックのなかでは、樹々にからまった巨大な浮岩のようにオブジェクトを落下させることでモンスターをダウン状態にできるものがとくにお気に入り。スリンガーで放った弾がオブジェクトに当たり、浮岩などが豪快に落下してモンスターに直撃する爽快感は『MH:W』のプレイでしか味わえないと思う。「人類の知能の前にひれ伏すがいい! あはは! あはは!!」と高笑いしながらスリンガーから弾を放つのが気持ちよくてクセになる。浮岩が直撃したモンスターはダメージを受け、ジタバタと身動きがとれなくなって絶好の攻撃のチャンスが生まれる、爽快感と実用性を兼ね揃えているのも筆者が惹かれる理由。このギミックは狩猟をするうえで非常に手助けとなるものなのだが、筆者にとってひとつ問題がある。それは、なぜか自分が浮岩などを狙って落下させると直下のモンスターではなく、付近のフレンドを巻き込んでガンガン直撃するということ。チャンスが生まれるはずのギミックなのだが、吹き飛ばされるフレンドを差し引くと、マイナス効果になっているのではないかと思う始末。いろいろ悩んで試行錯誤した結果、”ギミックはおとなしくフレンドに任せる”という、ハンターとして本末転倒なよくわからない結論でこの問題を克服した。

▲落石系のギミックは、モンスターに当てたときのダメージもさることながら、ダウン状態にできるのが大きな魅力。大剣の溜め攻撃をしっかり当てるためにも、ダウン状態にできるこのギミックは身につけたい!

5位 寝ぼけて関係のない護石生産 

初期装備や狩猟しやすいモンスターの素材で何となくハンター生活を楽しんでいた筆者が、初めて壁にブチ当たったことがある。それは、クエストの難度が一段階アップする上位クエストが解放されたタイミング。ここまでは、オトモアイルーのサポートを見越して強引なハンティングで突破してきたが、「そろそろ装備品を整えないと上位のモンスターは手厳しいな」と感じる日々を送っていた。そんなとき、あるフレンドが「”体力の護石”を装備して体力を上げると狩猟が安定するよ」と教えてくれた。「装備品を全身整えるよりも、護石だけ生産すればいいのならラクできるじゃん!」と、”イレグイコガネ”にまっしぐらな魚のごとく食らいつく。さっそく工房の加工屋でササッと護石を生産し、レベルも最大の3まで強化を終える。「ライトクリスタルやノヴァクリスタル、カブレライト鉱石とか希少な鉱石を使ったけど、これで上位クエストの狩猟が安定するなら!」と意気揚々に装備しながらステータスを確認してみる。……あれ、体力が上がってない。「な、何が起こっているのだ……」 いま直面している現実に混乱しながら、寝不足が続いてボンヤリとした視界に入ってきたのは、”防御の護石”を装備した自分。体力が上がる護石を生産したつもりが、防御力が上がる護石を間違えて生産したのだ。”防御の護石”を生産して最大強化までした5分前の自分に腹を立てながら、本来の目的である”体力の護石”を生産。「ちゃんとレベル3に強化して……」と、やや限界に近い意識のなかで当初の目的を完遂。念願の護石を装備してみると……ちょっとしか体力が上がらない。装備変更の画面には強化レベル1の3つの”体力の護石”が仲よく並んでいたのだった。貴重な獄炎石や雌火竜の逆鱗をムダに浪費して怒りのボルテージが最高潮になった筆者によって、その日の加工屋の温度は2度ほど高まったに違いない。

▲剥ぎ取りの運がない筆者にとって、逆鱗といった希少な素材を使った生産は毎回すごく悩みながら行う。そんななか、逆鱗をここまで浪費した出来事はかなり衝撃で、リアルで「うわあああ!」と声が出てしまった

4位 未獲得の希少生物を間近にロスト

記事の最後には筆者の日常がチラ見えするフォトギャラリーがある。ふだんはハンティングをそこそこに、寄り道プレイが主な筆者は、そもそも狩猟の様子を切り取ったスクリーンショットのラインアップが少なくなりがちなのだ。「ちょっとカッコよく大剣を振るう写真でもあれば、ギャラリーのバランスがいいんじゃない?」という安易な考えのもと、見栄えがよさそうな龍結晶の地へ向かう。「飛竜種は動きが速くて撮るのが難しいし、青と白のアイツは迫力があるというか癒しの存在だしなあ」と撮影の対象を吟味していると、溶岩を纏う魚竜種ヴォルガノスが圧倒的な存在感を漂わせながら横切る。「これこれ! 内面から熱くたぎるエネルギーが渋さを感じさせるし、雰囲気たっぷりでSNS映えもバッチリ!」と、やや興奮しながらスクリーンショットを撮影しまくる。カッコよく見えるアングルやタイミングを探しながらカメラをグリグリと動かしていたそのとき、ガストドンの背中から飛び去る黒い影を発見。ほどなくして意味を理解し、龍結晶の地に響く筆者の悲鳴。このとき飛び去った黒い影は希少な環境生物の”ゴワゴワクイナ”だったのだ。ゴワゴワクイナは龍結晶の地や瘴気の谷に生息する環境生物で、個人的にはフワフワクイナよりも遭遇するのが難しいと感じていた存在。それが、心と装備の準備ができていないときに限って遭遇するとは……。希少な環境生物ゴワゴワクイナとの初対面は、溶岩の熱とヴォルガノスに焦がされてホロ苦い思い出になった。なお、あまりにも悔しくて、直後に数時間かけてゴワゴワクイナを捕まえに行ったのは、言うまでもないエピソードだろうか。

▲フワフワクイナやゴワゴワクイナは、とても警戒心の強い希少な環境生物。ハンターの気配を察知すると、すぐに逃げ出してしまう。”隠れ身の装衣”を持っていないときに限ってこれらの環境生物と遭遇しやすい気がするのは筆者だけだろうか

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