Interview

藍井エイル ひとつの集大成となった武道館公演を経て、次に見ている未来は?

藍井エイル ひとつの集大成となった武道館公演を経て、次に見ている未来は?

昨年11月2日(月)に単独武道館公演を大成功に納め、すさまじい進化を感じさせた藍井エイル。5周年イヤーとなる2016年を迎え、積極的なリリースが続く。リリースされたばかりのBlu-ray/DVD『Eir Aoi Special Live 2015 WORLD OF BLUE at 日本武道館』、さらに3月にはニューシングルのリリースが決定。
今回、ひとつの集大成となった武道館公演の模様から、ニューシングルへの想いを中心に、次に見ている展望を訊いた。

interview&text / 土屋恵介 photo / 入日伸介


藍井エイルさん、初の日本武道館公演を収めた、Blu-ray/DVD『Eir Aoi Special Live 2015 WORLD OF BLUE at 日本武道館』がリリースされました。改めて、武道館ライブを振り返っての感想を聞かせてください。

藍井 デビューする前に、武道館でライブを客席から見たことがあって、そのときから自分もいつか武道館のステージに立ちたいって思っていました。デビューしてから何度かイベントで武道館に立たせていただくことがあって、今度は自分のワンマンライブで立ちたいって気持ちが高まっていきました。そうした中で、やっと立てた初の武道館だったので、すごく特別なものがありました。実際、1曲目の「アヴァロン・ブルー」で、ポップアップでステージに飛び出た瞬間、青いペンライトが広がった景色を見て感動して泣きそうになったんです。

Eir Aoi ENT02

最初から泣きそうなくらい、武道館への思いが深かったと。ライブはバンド演奏に、ストリングスも加わっての編成でしたね。

藍井 私の曲はストリングスが入ってるものが多いので、武道館で生の演奏をした時は自分が感動しました。楽曲に、今までと違う見え方、広がりを持たせられたのはよかったし、またストリングスを入れてやってみたいと思いました。

映像やライティングの演出も凝っていましたが、強く印象に残っている曲は?

藍井 「クロイウタ」では、ミュージックビデオと同じくカタカナの歌詞が花と一緒に浮かび上がる映像を使ったんです。2コーラス目から一気に照明が真っ赤になって、ガラッと雰囲気が変わったんですけど、そこは大きくステージングのイメージが変わる瞬間だと思っていたので、映像とどう合わせて魅せるかをすごく考えました。でも、ライブ中に自分がどんな動きをしてたとかは、あとから映像を見て知ることも多かったです。とにかく、曲に込めた自分の気持ちをどれだけ歌で伝えられるかに懸命だったので。

それだけ歌の世界に入り込めてたってことですね。

藍井 そうですね。かなり集中して挑めたんじゃないかなと思います。その分、かなり緊張感が強くて、普段食いしん坊でお弁当2、3個食べちゃうのに、前日スープ一杯しか飲めなかったんですよ(笑)。

(笑)。あと、「青の世界」「シューゲイザー」は、武道館で初披露でした。

藍井 「青の世界」はダイナミクスの大きい曲なので、映像とストリングスが入って、かなり広がりのあるもの観せられたと思います。逆に「シューゲイザー」は、映像と照明、バンドの演奏もかなり激しい感じで、私もすごく動き回りました。

ライブの流れ的には、後半に向かって激しさが増していく感じでしたが、どういうイメージがあったんですか。

藍井 全体のテンション感は、ジェットコースター的に上がって落ち着いてをバランスよく繰り返すようなセットリストを考えたんです。ライブが進むに連れ、その高低差がどんどん強まるようにというのは意識しました。

Eir Aoi ENT04

アンコールの「MEMORIA」は、オーケストラをバックに歌い上げるアレンジでした。

藍井 思い出深い曲デビュー曲を、星空の映像の中で、ピアノから始まるストリングスで歌えたのはうれしかったです。デビューする前に、一度歌手を諦めて看護師になろうと思ったけど、やっぱり諦めずに続けたからこそ、この武道館に立ててるんだってこととか、これまでのことが蘇ってきました。それと同時に、ずっと応援してくれてる人たち、支えてくれた人たちに、感謝の思いが伝えられたらいいなって気持ちにもなって、最後の曲「ツナガルオモイ」で思いが爆発しちゃって涙がドバって出ちゃったんです。

「ツナガルオモイ」の涙は、かなり感動的でした。

藍井 まさか、歌えなくなるくらい泣くとは思ってなかったら、自分でもびっくりしました(笑)。歌い始めて思いっきりステージを走ったのは、そうしないと涙が止まらない気がしたからなんです。それくらい感情が止まらなかったですね。

映像化された武道館ライブを観てくれる人に、どのように楽しんでほしいと思いますか。

藍井 映像では、武道館のステージ側からの光景が見れるんです。私が見て思わず泣きそうになってしまったきれいな景色を一緒に感じてほしいですね。ライブ全体をいろんな角度から見れるので細かいところも観て欲しいですし、藍井エイルがどんなアーティストなのか、どんなライブをするのかをみなさんにわかってもらえる作品だと思います。ほんとに、藍井エイルのひとつの集大成を詰め込めたライブですね。

目標だった武道館をやり終えて、新たに見えたものは?

藍井 武道館をまたやってみたいって気持ちだったり、次はもっと大きな会場でやってみたいとか、新たな目標が見えました。やっぱり、ひとつのゴールは、次の始まりだと思うんです。私、何か夢が叶うと、次は何を届けられるかなってことを考えるんですよ。なので、もうノートに書きました。“アリーナでライブをする”って。

Eir Aoi ENT05

気持ちは、すでに次の目標に向けて動き出してると。では、ニューシングルの話題に移りましょう。新曲「アクセンティア」は、前に進んでいく思いの詰まった明るいメロディのアップチューンです。

藍井 かなり前向きな感じのアップテンポな曲ですね。「アクセンティア」は、“accent”に“ier”をつけた、強調する人のことで、日常の中に彩りを与えてくれる人、日々の生活の中にアクセントを与えてくれる人って意味なんです。日々過ごしてる中で、うれしいことがあったり、笑顔になれることがあったときに、誰かそばにいることで喜びがより大きくなることってたくさんあると思うんです。そうしたアクセントをつけてくれる人への歌でもあり、自分もアクセントをつけられる人になれるよって、応援歌になるように歌詞を書いていったんです。誰かの背中を押してあげられたり、自分自身を勇気づけたり、一緒に一歩を踏み出していこうってことが表現できたらいいなと思って作りました。

歌詞は、主人公の気持ちが曲が進むに連れてオープンになっていく感じが出てますね。

藍井 そうですね。1サビと2サビの段階では、片方の人が相手を励ましてる感じなんですけど、最後のサビはお互いがアクセントをつけ合える人になってるんです。君と僕、お互いがアクセンティアになっていくのがこの曲の大きなポイントですね。もちろん私自身もそうだし、聴いてくれる人も、誰もが誰かを幸せできる存在だってことをすごく伝えたいなと思って歌いました。

ボーカルは、抑えて歌いつつサビで突き抜ける、いいコントラストが出ています。歌うときに、どんなところにこだわりましたか。

藍井 今までは、強く強く表現することが多かったんですけど、この曲では、おおらかに前向きにってことを意識しました。鋭い目つきじゃなく、ふわっとした柔らかい目線で、一緒に前に進んでいくって感覚を、歌で表現できたらと思いましたね。笑顔が見えてくれるような声色、表情が感じられる歌い方がいいなって。この間、ライブで初披露させてもらったんですよ。そしたら明るいノリやすい曲だけど、お互いがお互いを助け合える存在だよって歌詞がどこか切なくて、歌っていて楽しいと切ないがちょっと混ざっている感覚があったんです。これからどんどん歌の表情が変化していくんだろうなと思えたので、たくさん歌っていくのが楽しみです。

Eir Aoi ENT01

そして、3月からは全国ツアー『Eir Aoi LIVE TOUR 2016 ”D’AZUR-EST”』が始まりますが、どんなツアーになりそうですか。

藍井 3枚目のアルバム『D’AZUR』を掲げてのツアーで、今回16カ所と今までで最高の数を回らせてもらうんです。『D’AZUR』ってアルバムは、今までの藍井エイルらしさを残しながら、歌や曲調でも新しいものを表現していきたいってことを考えて作ったアルバムなんです。ライブでもひと皮剥けた藍井エイルを観て欲しいので、昨年のライブハウスツアーとはまた一味違うツアーにしようと思ってます。新しい変化を楽しみに、ライブに遊びに来て欲しいです。

リリース情報

New Single 2016.3.2 On Sale
PS Vita「デジモンワールド-next Order-」主題歌

1bSECL1851.JB1A

『アクセンティア』【初回生産限定盤】
(CD+DVD)SECL-1851~1852/¥1,389+税

<収録曲>
CD
1.アクセンティア
2.Close Friend
3.春~spring~
4.アクセンティア Instrumental
DVD
1.春~spring~ ビデオクリップ
2.Eir in Mexico City the movie

1bSECL1853.FH1A

『アクセンティア』【通常盤】
(CD)SECL-1853/¥1,204+税

<収録曲>
CD
1.アクセンティア
2.Close Friend
3.春~spring~
4.アクセンティア Instrumental

Accentier_digi

『アクセンティア』【期間生産限定盤】
(CD+DVD)SECL-1854~1855/¥1,296+税

<収録曲>
CD
1.アクセンティア
2.Close Friend
3.春~spring~
4.アクセンティア Instrumental
DVD
1.『デジモンワールド -nest 0rder-』オープニング映像


1aSEXL71_BX1A_O_prep.pdf

New Blu-ray&DVD Now On Sale
『Eir Aoi Special Live 2015 WORLD OF BLUE at 日本武道館』

(Blu-ray):SEXL-71/¥6,000+税
(DVD):SEBL-201~202/¥6,000+税

【初回限定仕様】
[1] 「WORLD OF BLUE」両面ポスター・カレンダー封入
[2] 「WORLD OF BLUE」全24Pフォトブック封入
[3] バックステージパス・レプリカカード封入
[4] 三方背BOX付

<収録曲>
~Theme of WORLD OF BLUE~
アヴァロン・ブルー
シンシアの光
AURORA
GENESIS
KASUMI
Back To Zero
クロイウタ
~空を歩く(Instrumental)~
A New Day
Roses
虹の音
コバルト・スカイ
サンビカ
ゆらり
~Movie“WORLD OF BLUE”~
青の世界
シューゲイザー
INNOCENCE
Bright Future
シリウス
IGNITE
ラピスラズリ
MEMORIA-orchestra ver.-
HaNaZaKaRi
ツナガルオモイ
Eir Aoi WORLD TOUR 2015 ROCK THE WORLD!! Document Movie

藍井エイル

Accentier_prof

11月30日生まれ。北海道札幌市出身。AB型。2011年10月、シングル「MEMORIA」メジャーデビューを果たすと、以降「INNOCENCE」「シリウス」「IGNITE」「ラピスラズリ」などのメガヒットを連発。
また、これまでに発表された3枚のオリジナルアルバムは、すべてオリコンチャートで初登場トップ10入りを記録。
2015年7月からは、パリを皮切りに世界ツアーを敢行し、自身のFACEBOOKページには世界中から約50万のいいね!が寄せられるなど海外からの支持も大きい。
テレビ朝日「ミュージックステーション」を始め、多数のテレビ番組にも出演、11月には初の日本武道館単独公演も行うなど、圧巻の歌唱力と、クールビューティーなビジュアルを武器に、今もっとも勢いに乗る要注目超実力派女性ボーカリスト。

オフィシャルサイト http://www.aoieir.com/