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『Nintendo Labo』実践調査(1) 大人も子供も夢中になれる、まっすぐな面白さとは

『Nintendo Labo』実践調査(1) 大人も子供も夢中になれる、まっすぐな面白さとは

まずは、この動画をご覧ください。

一枚のダンボールが機械から吐き出されてくるシーンで始まるこの動画は、2018年1月、公開と同時に大きな話題を呼んだ“『Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)』 初公開映像”です。映像のなかではダンボールを使って、またそれを組み合わせてクリエイトするという自由な遊びかたが次々に展開され、ファンの想像の上を行く斬新な内容に多くの期待が集まりました。筆者もそのとき見た初公開映像の虜となり、予約開始日にさっそく申し込み。そして、指折り数えて待っていた2018年4月20日の発売日を迎えました。夢にまで見たポップなデザインの箱が、今ここにあります。「あーっ早く開けたい」と思ってしまう、ワクワクが詰まったパッケージデザインです!

同時発売された『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit(以下、Robot Kit)』(ロボットToy-Conが入ったキット)とどちらを購入するか迷ったのですが、家族で作ることを考え、よりモチーフが親しみやすそうな『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(以下、Variety Kit)』をまずは購入することにしました。“つくる、あそぶ、わかる。”というキャッチコピーが付いたこの製品は、いったいどういったものなのでしょうか。

本稿では、いつも廃材を切り貼りして前衛芸術を量産している工作好きな6歳の娘、どちらかというと理論派で手先を動かすことは少し苦手な夫、ハンドクラフトは大好きなものの緻密な設計図を見ることなどが苦手な感覚派の筆者、この家族3人でキットを組み立てて遊ぶ様子を写真とともにレポートしていきます。そして、さらに発展させた楽しみかたについても2回目の記事で触れていきたいと思いますので、どうぞおつきあいください。

文 / 内藤ハサミ

さあ、開封の儀!

みなさま、静粛に。これより、開封の儀を執り行います。いよいよキットを組み立てていくわけですが……。データやファイル管理など、順序立ててコツコツと続ける作業の苦手さに定評のある筆者は正直なところ、「簡単にできるようなイメージだけど、長い説明を最初に読まなければならなかったり、たくさんのよくわからないパーツがギッシリ詰まっていてどれから手を付けていいのかわからなかったり、すぐにパーツを紛失したりして途方に暮れるのではないか」という不安がちょっとだけあるんですよね……。まあでも、家族3人で挑めば何とかなるかしら。とにかくパッケージを開けてみましょう!

▲「パパ~きれいにあけてね!」 「はいよ~」

▲ババーン! これが『Variety Kit』を開封したところです! ダンボールシート28枚 、カートリッジ、再帰性反射材シート、スポンジシートが3枚ずつ、ヒモ、ハトメ、輪ゴムなどの小物はビニール袋にまとまって入っています。かなりボリュームのある内容です

ご覧下さい、なんという親切さでしょう。 “はじめかた”の3つのステップが一番上に書いてあるんですよ。6歳児も「はじめかた、だって!」と叫びながらソフトを取り出し、カートリッジをニンテンドースイッチ本体に差し込み、さっさとソフトを起動させています。ここまで30秒、何の迷いもなし。筆者の最初の不安は一瞬で吹き飛びました。さあ、ダンボールで夢の世界をクリエイトしちゃいましょう。『Nintendo Labo』さん、よろしくご指導くださいっ!

▲はじめは、“つくる”のみ選択可能。当然、作ってみないとはじまりませんからね!

▲“つくる”にも練習があるんですか? じゃあ6歳の娘にやってもらいましょう

▲ふむふむ、まずはこの“Joy-Con(ジョイコン)ケース”を作ってみるわけですね。動画はAボタンを押している間だけ進みます。Yボタンで巻き戻せるので、少し戻って再度説明を見るのも簡単。わずらわしさゼロです

▲“Aシート”を取り出し、オレンジ色の部分を切り取ります。色が付いていると一目瞭然でわかりやすいですね

▲折れ曲がらないように……記念すべきファースト切り離しタイム。少し緊張です

▲ここ、とっても大事なことが書いてあると思いませんか?

余ったパーツは、いったんハコにしまう。これを心がければ、パーツの紛失を防げます。当たり前のことのようですが、筆者は作業に夢中になるとそのへんに置きっぱなしにしてなくしちゃうタイプなので、こうして工程に含まれていると助かります。

▲キットを組み立てるうえで、とても大事なことです

“折り線”にそって、“折り目”をしっかりつけること。しかし、「すべてを完璧にやらないといけない」と身構えなくてもいいのです。大事なポイントを押さえてさえいれば大丈夫! 緊張感を覚えず、リラックスした気分で組み立てを進めていけます。

▲作業中はいつでも、カメラを回転させて別の面から見ることができます。少しわかりにくいところがあれば角度を変えてみると、構造をよく理解できるでしょう

▲全部組み立てて“Joy-Con(R)”を差し込んだら……

▲はい! 5分とかからずに完成してしまいました

「なぁ~んだ、思ったよりカンタン! じゃあ次やってみよう」と、早速ガイドを先に進める娘。この“Joy-Conケース”には組み立ての基本要素が詰まっているうえに短時間で完成するので、さらなるやる気を引き出す効果がありますね。「お母さん! つぎを組み立ててもいい?」 どうぞどうぞ、存分におやりなさい。

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