Review

『Nintendo Labo』実践調査(1) 大人も子供も夢中になれる、まっすぐな面白さとは

『Nintendo Labo』実践調査(1) 大人も子供も夢中になれる、まっすぐな面白さとは

さらに作ってみます!

“リモコンケース”、“リモコンカー”と徐々にステップアップしてきた娘は、休憩もほとんどとらずに“つり”のシートを取り出しました。「完成まで結構時間がかかりそうだけれど、休憩しなくて大丈夫?」、「へーきへーき!」ということで、ノンストップでいってみましょう!

▲「次! “つり”をつくるっ」 勢いが止まりません

▲「ハァ……つかれた」 あれ、力尽きちゃった

“リモコンカー”よりもパーツが段違いに多い“つり”。さすがに休憩なしでは疲れたようで、竿の半分を作ったあたりでプツンと集中力が切れて伸びてしまいました。“リモコンケース”からここまで、出来た“Toy-Con”で遊んでいた時間も含めると2時間あまり。やっぱりちょっとお休みが必要ですね。くたびれて床に伸びながらも、娘は嬉しそう。「はやく“つり”してみたいな~」。

▲休憩をはさんだあと、難しい組み立てはパパに手を添えてもらいながら、せっせと作りまして……

▲その後も2日かけてコツコツと進め、最終稼動テストを経て……

▲じゃじゃーん! “つり”キットの完成です。デジタル・アングラー爆誕!

▲次々に魚を釣り上げます。実際にプレイしてみると、かなり繊細な操作感に驚きます

ここまで投げ出さずに進められたのは、先ほども述べたとおり、完成までの道筋をていねいに伝え、意欲を落とさないように導いてくれる説明動画の存在が大きいです。それにしても、まだ長時間の集中が難しい子どもがここまで自発的に熱中できるのは、この『Nintendo Labo』そのものに“ゲーム的な面白さ”が備わっているからではないかと思います。成功させ、細かく褒め、次に適切にレベルアップした目標を設定する。そしてチャレンジを繰り返すことで、どんどん自分自身のスキルが上がり、理解の範囲が広がっていく。この繊細なさじ加減は、開発者の方々がかなりの研究を重ねてきた点でしょう。

“面白さ”と真摯に向き合っている製品 

親であってもなかなか難しい、“子供の意欲を引き出す”ということ。今回、『Nintendo Labo』の開発チームは鮮やかにそれをやってのけました。しかし、本質はそういったことではないのかもしれません。

大人は……とくに私たちのような子を持つ親は、この製品に“知育玩具”の成果をどうしても求めてしまう所があるのですが、大人も子供も等しく“面白いもの”が好きで、それをまっすぐに追求したものには、皆が夢中になる。そんなシンプルなことなのではないかと、筆者は今回の体験から感じました。

▲おや、このマンホールはなに? “Toy-Conガレージ”とはいったい……

さて次回は、さらに発展させた遊びかたや仕組みについての説明を楽しめる“わかる”のコーナーと、その下に表示されている謎のマンホール、“Toy-Conガレージ”についてレポートしていきます。実はこの“Toy-Conガレージ”、最近何かと話題の“ビジュアルプログラミング”の入門編として楽しめてしまうようなのです。プログラムの“プ”の字も知らない親子が、どこまで楽しむことができるのか、体当たりで探っていきます。どうぞお楽しみに。 

フォトギャラリー

■タイトル:Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)
■メーカー:任天堂
■対応ハード:Nintendo Switch™
■ジャンル:つくる、あそぶ、わかる
■発売日:発売中(2018年4月20日)
■価格:『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』 6,980円+税
    『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』 7,980円+税


『Nintendo Labo』オフィシャルサイト
https://www.nintendo.co.jp/labo/

©2018 Nintendo

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