2018年春アニメ主題歌特集  vol. 17

Interview

【インタビュー】petit milady(悠木 碧・竹達彩奈)がキュートでポップな主題歌を担当! 『ありすorありす』はまさに、“かわいさ濃縮還元”なアニメ! 

【インタビュー】petit milady(悠木 碧・竹達彩奈)がキュートでポップな主題歌を担当! 『ありすorありす』はまさに、“かわいさ濃縮還元”なアニメ! 

昨年のアルバム『petit miretta』のリリースから約8ヶ月。人気声優・悠木 碧と竹達彩奈によるユニット・petit miladyがリリースしたニューシングル「A or A!?」は、TVアニメ『ありすorありす』のOPテーマに起用された、ユニットコンセプト通りのキュートでポップなナンバー。ちょっとドキッとするぐらいに距離近く歌われた表題曲や、こちらも女子同士の友情を描いたカップリング曲「キミと」に込めた、ふたりの想いとは。

取材・文 / 須永兼次


ふたりの理想の“お兄ちゃん像”とは?

まずは『ありすorありす』という作品への印象をお教えいただけますか?

竹達彩奈 かわいい。……ひと言で言っちゃった(笑)。

悠木 碧 恋愛シミュレーションゲームのイベントグラフィックってあるじゃないですか? あれが動いたっていう感じがします。だから「いちばんいいところだけを集めたってことでしょ? 最高じゃん」って思いました。

竹達 それにキラキラしていて、かわいい子たちがきゃっきゃしてるところがギュッと濃縮されているというか……濃縮還元っていうんでしたっけ? 果汁100%超えちゃうジュースもあったりするじゃないですか。それぐらい、かわいい部分を5分に詰めちゃった! っていう感じがしてますね。

悠木 本当に言葉を選ばずに平たく言っちゃうと、最近“萌え”っていうものをちゃんとやっている作品ってすごく少ないなと思っていて。王道で「みんな好きでしょ!」っていう設定で憧れの萌えを……っていうのがなかなかなかったので、「なるほど!」って思ったんですよ。

竹達 『ありすorありす』っていうタイトルも、シンプルでわかりやすいですよね。今って「タイトル読んだだけでどんな内容かわかる」作品が流行ってるじゃないですか? でもこのタイトルはすごくシンプルで、かつ見ただけでどんな作品なのかをちょっと想像できる、みたいなのもいいところだと思います。

その作品にちなんでなのですが、おふたりの理想のお兄ちゃん像をお教えいただけますか?

悠木 私、最近『アベンジャーズ』でマイティー・ソーに超ハマって。ああいうお兄ちゃんいいなって思うんですよ。めちゃくちゃムキムキでケンカ強いのに、ちょっと天然なの。めっちゃかわいくない!?

竹達 かわいい。いいなぁ。私は実際にお兄ちゃんがいるんですけど、やっぱりいてよかったなって思います。歳が離れてるっていうのもあると思うんですけど、ケンカとかしたことないし。お兄ちゃんのほうが強かったから縦の関係はすごいんですけどね(笑)。二次元だったら「こんなお兄ちゃんがほしいな」って思うこともあるんですけど、それを三次元に置き換えると、やっぱり自分の兄しか想像できないというか。だから「やっぱりお兄ちゃんは“お兄ちゃん”でよかったな」って思います。

悠木 たしかに。“理想のお母さん”って言われても、自分のお母さん出てきちゃうもんね。

竹達 そう。そういう感じ。だからきっと、家族が好きなんでしょうね(笑)。友達のお兄ちゃんとかだったら超いいんですけど、自分の兄になったときに「その距離感はちょっと……」みたいな(笑)。

悠木 私、めっちゃ兄弟に憧れがあるから、兄弟萌えなのよ。すごいグダグダに甘やかしてほしい。

竹達 いや、でも実際の兄が超甘やかしてきたら、若干気持ち悪さ感じるよ?

悠木 マジかー。やっぱ肉親はムリかぁ。

竹達 「ちょっと、離れて」みたいになる(笑)。

“かわいい”表題曲への、歌への取り組み

さて、その『ありすorありす』のOPテーマになっている「A or A!?」ですが、この曲を最初に聴かれたときの印象はいかがでしたか?

悠木 かわいかった。

竹達 そうだね。歌詞も曲もそうなんですけど、仲のいい女の子がふたりきりで秘密のおしゃべりをしてる感じがするというか……。

悠木 もうなんか、めくるめいてるよね。

竹達 めくるめいてるね(笑)。結構Aメロとかでは距離感の近い歌い方をしてるんですけど、「その距離感で、何してるの?」みたいな、聴いててちょっとドキドキする感じも楽しめるのかなぁって思います。

悠木 しかも楽曲が、レコーディングのときにはさらにおしゃれになってたんですよ。なので「あ、『かわいいですよー! どうぞー!』みたいなパワー押しじゃなくて、ちょっとシャレたかわいさにしよう」となりまして。楽曲の雰囲気が私たちの「こう歌いたいね」っていうプランを盛り立ててくれたおかげで、全然迷わずに歌えました。

竹達 あと、作曲の宮崎まゆさんが入れてくださっていた仮歌も結構フレンチポップっぽかったので、「今回はこういう感じを求められてるんだな」って察しました(笑)。やっぱり作曲の方直々の仮歌なので、具体的なイメージを感じられたんですよ。なので実際現場に行って、「合ってた。よかった!」っていう感じでしたね。

悠木 でも、歌ってみたら思ってたよりも速く感じたんですよ。歌わずに普通に聴いていると、わりとゆったりしてるように聴こえるんですけど。

竹達 意外と情報量が多いんだよね。言葉がきゅっと詰まってるから、歌ったときに「あ……舌絡む」って思いました(笑)。

歌という面で言うと、曲冒頭の「A or A!?」のところもきれいにハモっているように聴こえたのですが。

悠木 いや、そこは実はハモっているわけではないんです。音程を合わせて歌ったのと掛け声みたいに歌ったのが、混同してるような感じになってるんです。

竹達 たしかに、ハモリはなかったよね。それがたぶん、うまくきれいに重なってそう聴こえるんだと思います。

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