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山崎育三郎&古川雄大らが日本一のミュージカルへ挑戦!ミュージカル『モーツァルト!』公演前日囲み取材コメント公開

山崎育三郎&古川雄大らが日本一のミュージカルへ挑戦!ミュージカル『モーツァルト!』公演前日囲み取材コメント公開

5月26日より上演されるミュージカル『モーツァルト!』の囲み取材が初日前日の5月25日(金)に帝国劇場にて行われ、ヴォルフガング・モーツァルト役でダブルキャストの、山崎育三郎と古川雄大、コンスタンツェ(モーツァルトの妻)役でトリプルキャストの、平野 綾、生田絵梨花、木下晴香が登壇。舞台にかける想いを語った。

取材・文・撮影 / 竹下力

ミュージカル『モーツァルト!』は日本の代表作になる

今回の『モーツァルト!』、様々なところが変わったと聞きました。

山崎育三郎 2018年版は、初演からかなりブラッシュアップをし、衣装も芝居も変わり、舞台装置もガラリと変わりました。幕が開いたら、ゴージャスな出来栄えに圧倒されると思います。さらに新曲も加わり、かなり生まれ変わった新生『モーツァルト!』になりました。

山崎育三郎

まったく新しい『モーツァルト!』になるわけですね。山崎さんは3度ご出演されていますが、心境の変化はありますか。

山崎 たしかに3度目の出演ですが、初演に挑むような気持ちで、稽古をしていました。

古川雄大

古川さんは歴史ある帝国劇場で初主演になります。

古川 僕は明後日、初日を迎えますが、“帝劇”主演だということを考えずに稽古に挑んでいました。初日が近づいてくると、ちょっとずつ意識して緊張していますが、本番は楽しみながら、初“帝劇”主演を楽しみたいです。

平野 綾

平野さんもお忙しいと思いますが、役どころの切り替えはできますか。

平野 綾 最近は、キャラクターの振り幅の大きい役をやらせていただいているので嬉しいです。コンスタンツェは2度目なのですが、4年前にやらせていただいたときと、かなり違う顔をお見せできるのでご安心ください。私自身とても楽しみにしています。

木下晴香

木下さんは、最初はコンスタンツェを演じるのが不安だとおっしゃっていましたが、いよいよ初日を迎えますね。

木下晴香 お稽古をしていくなかで、先輩に教えていただきながら、不安を解消してきました。ここまできたら思いきり演じたいです。

生田絵梨花

生田さんも今まで演じたことがないという“悪妻”という役どころです。

生田絵梨花 稽古が始まる前は、180度違う役だと思っていたのですが、稽古を重ねていくうちに、とてもコンスタンツェに共感できるようになって、役と向き合い続けました。本番も彼女の気持ちを大事にしながら、周りの方を信じて頑張りたいと思います。

悪妻は合わないかもとおっしゃっていたそうですね。

生田 いいえ、ないです、そんなことないです(笑)。乃木坂46に戻ると、普段より姿勢が乱れていたりすることもあったり、メンバーから「喋り方のトーンが変わったね」と言われたりしました。

ダブルキャスト、トリプルキャストの組み合わせが面白いですね。

山崎 コンスタンツェのキャラクターが3人ともまったく違うので、ヴォルフガングも受け止め方が違ってきます。ですから、毎回、お芝居は新鮮で、何通りでも楽しめますよ。

2012年の初出演時は、ご苦労の思い出があると聞きました。

山崎 そのときは23歳だったので、“苦しさ”しかなかったですね。いろんなプレッシャーに押し潰されそうになりながら、乗り切ってきました。今作で僕は32歳になりました。ヴォルフガングに対していろいろ腑に落ちることが多くなって、舞台から見える景色が違っています。今の自分が感じるヴォルフガングを今回は作りたいと思っています。ようやくヴォルフガングという役を生きている実感がありますね。

そんな山崎さんをご覧になっていかがですか。

古川 大人の余裕を感じます。現場でのコミュニケーションの取り方は本当に勉強になります。

平野 山崎さんがしっかり引っ張ってくれるので、思わず、「夫に尽くしたいな」と(笑)。居住まいが『モーツァルト!』にふさわしい座長だと思います。すごく頼りにしています。

山崎さんと古川さんは仲良くなられたんですか。

山崎 もともと仲はいいですよ(笑)。

古川さんにご飯の誘いを断わられたそうで。

山崎 雄大はマイペースですから(笑)。僕が初出演のときは、やめたいと涙をこらえながら演じていましたが、彼は飄々としている印象があって。雄大は今までにないヴォルフガングを作っていますし、こんな美形のモーツァルトはいないし、演技や歌も素晴らしく、雄大には心が動かされますね。

古川さんは体力が心配だとおっしゃっていましたね。

古川 とてもハードな役ですね。通し稽古を2回終えて、改めて思いました。ですから、最近はよく食べるようにしています。

山崎 具材の入っていない白いおにぎりを自分で作って食べていたよね?

古川 稽古では、味があるとノドを通らなかったりするんです。

繊細でもあるんですね。

山崎 スーパー繊細です(笑)。

古川 (笑)。

稽古中に気をつけていることはありますか。

古川 稽古では、多くのアドバイスを育三郎さんにいただいて臨みました。一番グッときたアドバイスは、「ヴォルフガングは、そのままステージに立てば、役が導いてくれるから」とおっしゃってくれたこと。そこは最初の通し稽古のときに感じたので、役に導かれながら出会う人との関係性や、そこから生まれる感情を大切にしていきたいです。

新曲はいかがですか。

山崎 山口祐一郎さんとデュエットさせていただく楽曲が入りました。とても難しい曲ではあるのですが、その後のヴォルフガングの心境の変化が垣間見える大切なナンバーです。

では、最後に見どころをお願いいたします。

山崎 初演からまったく生まれ変わった、2018年版ミュージカル『モーツァルト!』をお見せします。稽古の初日に、演出の小池修一郎先生が、赤いジャケットを着て登場された。赤色は“生まれ変わる”という意味があるので、僕らも新しい気持ちで挑もうと稽古をスタートしました。今までよりさらにパワーアップした作品になり、しかも、市村正親さん、山口祐一郎さん、ミュージカル界のスターが集まったミュージカルは、ほかに例がありません。これは日本の代表作になると思いますので、ミュージカルは初めてという方も劇場で体感して楽しんでください。

ミュージカル『モーツァルト!』

東京公演:2018年5月26日(土)~6月28日(木)帝国劇場
大阪公演:2018年7月5日(木)~7月18日(水)梅田芸術劇場メインホール
名古屋公演:2018年8月1日(水)~8月19日(日)御園座

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎
オリジナルプロダクション:ウィーン劇場協会
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム
製作:東宝/梅田芸術劇場(大阪公演)

出演:
ヴォルフガング・モーツァルト 役:山崎育三郎、古川雄大(ダブルキャスト)
コンスタンツェ(モーツァルトの妻) 役:平野綾、生田絵梨花、木下晴香(トリプルキャスト)
ナンネール(モーツァルトの姉) 役:和音美桜
ヴァルトシュテッテン男爵夫人 役:涼風真世、香寿たつき(ダブルキャスト)
コロレド大司教 役:山口祐一郎
レオポルド(モーツァルトの父) 役:市村正親
ほか
※アマデ(子役)はオーディションにより決定。

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