2018年春アニメ主題歌特集  vol. 19

Interview

【インタビュー】「ようこそジャパリパークへ」を生み出したアニソンクリエイターの最新曲は“オトモダチ” オーイシマサヨシがギターを手放しついにダンス!

【インタビュー】「ようこそジャパリパークへ」を生み出したアニソンクリエイターの最新曲は“オトモダチ” オーイシマサヨシがギターを手放しついにダンス!

近年はクリエイターとして数々の名曲を世に届けてきた大石昌良が、「君じゃなきゃダメみたい」以来4年ぶりとなる“オーイシマサヨシ”名義でのシングルを完成させた。アニメ『多田くんは恋をしない』のオープニング曲「オトモダチフィルム」について、そして6月に控えたツアーについて語ってもらった。

取材・文 / えびさわなち


普遍的な告白ソングを作ってみよう、と出来た曲が「オトモダチフィルム」

オーイシマサヨシ名義としては実に4年ぶりのシングル「オトモダチフィルム」はアニメ『多田くんは恋をしない』のオープニング曲となっています。楽曲の生まれるとっかかりとなった『多田くんは恋をしない』という作品に対してはどのような印象をお持ちですか?

オーイシマサヨシ ずばり“ラブコメ”ですね。観ていて毎話毎話キュンキュンします。『多田くんは恋をしない』は、「君じゃなきゃダメみたい」がOPテーマになっていた『月刊少女野崎くん』と同じスタッフの作品なのですが、『野崎くん』よりもラブ要素が多めで、「ラブ7:コメディ3」みたいな感じに毎話展開していっているんですよね。ついクスクスと笑ってしまうけれど、しっかりキュンとさせるポイントが各カップルにあって。ラブコメという言葉に対して誠実な物語だなと思います。

今や巷では『多田恋』と呼ばれ、今期アニメの胸キュン代名詞ともなっている『多田くんは恋をしない』ですが、オープニングを飾る「オトモダチフィルム」はどのように制作されたんですか?

オーイシ 実は最初に提出した曲が、「ちょっとコミカル要素が強すぎる」とアニメ制作サイドからNGになったんです。それで改めてシナリオを読んで、先ほどもお話したようにラブ要素の強いラブコメというところで、コミカル要素をなくして、普遍的な告白ソングのようなものを作ってみようかなと着手した結果出来たのが、この「オトモダチフィルム」だったんです。

また制作サイドからは「ポップで踊れる曲にして欲しい」という発注もいただいていたので、そこを含めてこの形になりました。実は今回のシングルのカップリング曲「ぜんぶ君のせいだ」が、その最初に提出した曲なんですよ。『多田恋』の世界観で作った曲だし、いい曲だったので今回カップリングに収録しました(笑)。ちなみに、「ぜんぶ君のせいだ」は一番のサビと最後のサビを繋げたらちょうどTVサイズの90秒になるんですよ。

『多田くんは恋をしない』の世界観で作った2曲が収録されたシングル

今回のシングル1枚で『多田くんは恋をしない』を二面に渡って体感できる、おいしいシングルになっているんですね。そのタイトル曲「オトモダチフィルム」はストリングスが華やかですが、やはりバンドサウンドでのポップ感がまた大石節ですよね。

オーイシ やっぱりバンドが好きなんですよね、僕(笑)。今回はストリングスも含めて、全部のアレンジを自分でやっているので、自分色に染まったなという感覚はあるかな。意外と手間暇かけたな、と思っています。

実際にオーイシマサヨシとして大石昌良楽曲を歌われていかがでしたか?

オーイシ 「オトモダチフィルム」は、自分が作る曲の中でもわりとそこまでキーは高くないので、カラオケとかでも歌いやすいと思いますし、みんなに歌ってもらいたいなって思いました。

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