Interview

EVEN CDデビューする映画『EVEN ~君に贈る歌~』劇中バンドの5人。その実感と抱負をプロフィールとともに訊く。

EVEN CDデビューする映画『EVEN ~君に贈る歌~』劇中バンドの5人。その実感と抱負をプロフィールとともに訊く。

僕は高校2年生の時にポール・マッカートニーの「ブラックバード」をカッコよく弾きたいなと思って、それだけを弾くためにギターを買ってはじめました(才川)

高校2年生の時に先輩が押尾コータローさんの「HARD RAIN」っていう曲を弾いてて(坂東)

唯一、聴いてたのは、小学校の時に知った倖田來未さんの「WIND」で(櫻井)

みなさんのこれまでの音楽遍歴がちょこちょこ出てますが、改めて、このバンド組むまでにどんな音楽を聞いてきたか、どんな楽器経験があるのかをお伺いできますか?

才川 僕は高校2年生の時にポール・マッカートニーの「ブラックバード」をカッコよく弾きたいなと思って、それだけを弾くためにギターを買ってはじめました。高校生のうちは「ブラックバード」しか弾けなくて、大学に入ってから、ちゃんとコードを覚え始めたっていう感じですね。今回はベースなんですけど、趣味でギターをやってた程度です。

坂東 高校2年生の時に先輩が押尾コータローさんの「HARD RAIN」っていう曲を弾いてて。めっちゃカッコいいと思って、アコースティックギターで練習するようになって、スラップ奏法の流れでMIYAVIさんを知って、アコギにハマりましたね。学校では友達とゆずの「夏色」を弾いたりするところから音楽に馴染んでいった気がします。

櫻井 めちゃめちゃ恥ずかしいんですけど、音楽を全然聞いてなかったので、今、出てきたようなセンスのいい人を知らなくて。僕、水泳部で、中高、毎日、練習しかしてなくて。唯一、聴いてたのは、小学校の時に知った倖田來未さんの「WIND」で。

桜田 あははははは。

櫻井 なんで笑うねん! 

桜田 いや、わかるわかる。俺も好きだから。

櫻井 本当に? この曲を知ってたのが嬉しいわ。僕、飛び込み競技をやってたんですけど、その時にずっと聴いてました。音楽遍歴は倖田來未さん一筋ですね。それ以外で音楽に触れる機会はほとんどなかったんですけど、親父がドラムが好きで、神保(彰/元カシオペア)さんとか、則武(裕之/元T-SUARE)さんとかを聞いてて。自分でも叩く人だったので、たまにスタジオに連れてってもらって、見たりはしてましたね。自分で叩いたことはあまりなかったんですけど、この仕事が決まって、ドラムとがっつり触れ合って。もともと憧れがあった楽器だったからこそ、のめり込めたんじゃないかなって思います。

Mr.Childrenさん、BUMP OF CHICKENさんとか、ELLEGARDENさんとか、邦楽のバンドにハマって聴いてましたね(栗原)

僕は小学4年生からダンスをやっていて。そのときは、エミネムが流行ってたので、海外のヒップホップばかり聴いていて(桜田)

栗原 僕は16歳から21歳までの5年間、バンドの活動をやっていて。そこでは、ギターとヴォーカルをやっていて。好きな音楽は、Mr.Childrenさん、BUMP OF CHICKENさんとか、ELLEGARDENさんとか、邦楽のバンドにハマって聴いてましたね。あとは、趣味で、アニメとかアイドルとかですね。

桜田 僕は小学4年生からダンスをやっていて。そのときは、エミネムが流行っていたので、海外のヒップホップばかり聴いていて。日本の曲を全く聴いていなくて。ダンスグループが解散した中1の時に深夜アニメ「BECK」がやっていて。BEAT CRUSADERS「HIT IN THE USA」っていう主題歌が好きで、漫画も読んで、ギターが欲しくなって。最初は家の近所のドン・キホーテで6000円くらいの超安い、見た目だけで決めた青いギターを買って。それを触っていたくらいだったんですけど、ギターを持っていたので、中3の音楽の先行授業でギターをやって。初めて覚えてちゃんとやった曲がスピッツの「チェリー」でしたね。それで発表会に出たけど、まだ音楽がそんなに好きなわけではなくて。

歌の方でいうと、中3の時に「ミュージカル テニスの王子様」に出演してますよね。

桜田 そうですね。ヴォイトレにも通っていました。僕、気まぐれで、やりたいと思った時にやっちゃう人で、塾に2ヶ月だけ通ったんですよ。その塾に行く道で拾ったiPodをちらっと見たら、知らない曲がいっぱい入っていて。最後まで回したら、UVERworld「CHANCE!」が入ってて。知らねーと思って試しに鳴らしてみたら、めっちゃかっこよくて。日本語なのにラップっぽいのも入っているし、サウンドもロックだけじゃなく打ち込みもあって。こんなにかっこいいバンドがいるんだって、初めて邦楽ロックを好きになって。あ、でも、中学の時に一番最初にコピーした曲はELLEGARDEN「Missing」とFlOWの「Go!!!」でしたね。NARUTOの主題歌っただので。

栗原 僕も「Go!!!」はやったな。盛り上がるんですよね。

桜田 そうそう。で、iPodを拾った次の週にヴォイトレに行ったら、僕の次がUVERworldのtakuya∞くんだったんですよ。挨拶した時に、「CHANCE!」が好きですって伝えたら、『俺も「CHANCE!」が好きだ』って言ってて。初めて会った中学生の男の子に対して、自分が生み出したものを自信を持って好きだって言えるのがカッコいいなと思って。人として惚れてしまってから、アルバムを全部買って、ライブにも遊びに行くようになって。その後、高校2年生になったときに、映画化された『BECK』に出演させてもらって。

主人公コユキとサクの同級生で不良の兵頭マサル役でした。

桜田 そのときに、返せと言われたフェンダーのストラスキャスターを今でもしぶとく持ってて。初めてエレキに触れて、俺も音楽がやりたいって思って、TAKUYA∞くんに作詞作曲のイロハを教えていただいてから、どんどん好きになって。芝居も並行してやるのは当たり前なんですよ。ハタチ過ぎて、留学から戻ってきてから、知り合いの方と音楽を作ったりできる状況になりました。

ソロライブもやってますもんね。

坂東 才川と二人で観に行きました。

桜田 ドキドキして、関係者席見れなかった。

才川 2階は絶対に見なかったね。自分の職業を気にせず音楽を楽しんでたから、こっちも楽しくて。関係者席で声を出せないのが悔しかったですね。

坂東 なんかすごかったよね。ミュージカル「ライオンキング」を見てるくらいの迫力があったし、踊りたくなりました。

桜田 ありがたき。嬉しい。いいやつだな、お前ら!

(笑)このバンドで最初に演奏したのは?

桜田 「アイノウタ」です。「Carry On!」は勢いだけでいけちゃう部分もあるんですけど、バラードはやっぱり難しいですよね。

才川 繊細というか。

栗原 リハの最初は通くんがいなくて楽器隊4人だけでやってて。音を流しながら、それに合わせてやるような感じだったんですけど、途中で通くんがヴォーカルで入ってきた時に、ヴォーカルが入ると全然違うなって。ヴォーカルの大事さを感じました。

櫻井 MVを映画の撮影中に撮るっていうことだったので、1〜2週間で「アイノウタ」を覚えてきてくださいって言われて。必然的に嫌ってくらい聴いてたんだけど、何度聞いても飽きなかったんですよね。だから、劇中で演奏した曲の中でも一番印象に残ってるし、一番好きな曲はって聞かれたら、僕は「アイノウタ」ってこたえますね。

栗原 僕も「アイノウタ」です。

桜田 そうだね。撮影が終わってからより好きになったし。

才川 ……「アイノウタ」です。

櫻井 絶対に違うだろう!

桜田 まだ「ブラックバード」みたいです(笑)。

坂東 俺、「Carry On!」かな。「アイノウタ」はギターが難し過ぎて。コードを覚えるのが本当に大変なんですよ。コードの数が多いし、サビで毎回、変わるし。だから、「アイノウタ」には拒絶反応が……。

櫻井 あはははは。おいおい、問題発言だぞ!

坂東 そっからの「Carry On!」の練習は楽しかったですね。

栗原 演奏する分には超楽しい曲だよね。

坂東 そうそう。それを言ってるんです。しかも、僕、家で一人でいるときはしょぼんとしちゃうタイプなんで、「アイノウタ」を聴くと涙が出ちゃうんですよ。できれば、明るい曲で自分を盛り上げたい。

櫻井 簡単で明るい曲が好きだっていうことね。

坂東 そうそうそう。

才川 ただ、「Carry On!」になると、坂東が絶対に僕の前に立つんですよ。

坂東 「ぶつかるからくんな!」ってめっちゃ盛り下がること言ってくるんですよ。

才川 違う違う。僕のなぜか真ん前に立つんですよ。

櫻井 隠されるんだよね。

才川 わざとじゃないかなと思ってて。練習してるときもライブをしてるときもそうなんですよ。こいつ、俺のこと、潰そうとしてんじゃないかって。

坂東 あはははは。

桜田 事務所の入れ知恵かもしれないね。才川コージ来そうだから潰しておこうって。

坂東 僕は単純に、動き方に慣れてないっていうだけなんですよ。

才川 「ちょっとずれて」っていうとずれてくれるんですけど、すぐに戻って来ちゃうんですよね。今日も、メイク室で鏡の前にでなおしたら、いきなり目の前に入って直し始めて。なので、僕は「アイノウタ」がすきです!

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