Interview

MAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnny登場! 『Chasing the Horizon』で彼らが果たすべき使命、地平線を追いかけた先に見据えるものとは?

MAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnny登場! 『Chasing the Horizon』で彼らが果たすべき使命、地平線を追いかけた先に見据えるものとは?

究極の生命体がいよいよその本性を現してきた。MAN WITH A MISSIONの、およそ2年4ヵ月ぶりのニューアルバム『Chasing the Horizon』は、90年代オルタナ、ミクスチャーのルーツをさらけ出したうえで、サウンドはピカピカにモダンなヘヴィロックへとアップデート。日本、北米、ヨーロッパを舞台に飽くなき進化を続けるバンドの今と未来について、Jean-Ken Johnny(guitar, vocal, raps)が大いに吠える。

取材・文 / 宮本英夫 

ロックソングノ一番ノ魅力ハ、刹那性、衝動性、青春性

かっこいい。ヤラれました。

アリガトウゴザイマス。ウレシイデス。

ルーツである90年代オルタナ、ミクスチャーの上に、サウンドのアップデートがばっちりハマっている。

キョウシュクデス。

Jean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー / guitar, vocal, raps)

アルバムのコンセプトはどのように?

キヅケバ5枚目ノアルバムデ、好キダッタアーティストヲ思イ返シテモ、5枚モ出シテイルアーティストハソンナニイナイナト。

ああ、あっさり解散しちゃったりとか。

オナクナリニナッタリトカ、特ニ90年代ノバンドハソウイウコトガ多カッタリシテ。「ワレワレモイヨイヨ5枚目カ」ト思ッタトキニ……4枚目ノアルバム『The World’s On Fire』デハ、ミナサンガ思ウMAN WITH A MISSIONノイメージヲ大事ニシツツ、僕ガ好キナ90年代オルタナロックヲ色濃ク出シタアルバムダッタト思ウンデス。「少シトゥーマッチダッタカナ?」トモ思ッテイタンデスガ、フタヲ開ケタラ、ドノ作品ヨリモタクサンノ方ニ聴イテイタダケテ、モノスゴイ手応エヲ感ジタンデスネ。

なるほど。

ナラバ5枚目デモット出シテイコウ、モット超エテイコウト思ッタ、ソレガモノスゴクナチュラルニデキタト、アラタメテ聴キ返シテ思イマス。

リスナーがさらに増えたことは、プレッシャーにはならなかった。

ハイ。4枚目ノ手応エガヒトツの指針トナッテ、確信ヲ持ッテ掘リ下ゲテイコウト思イマシタ。

Spear Rib(スペア・リブ / drums)

今回は中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)、Patrick Stump(Fall Out Boy)と、強力なプロデューサーとタッグを組みました。

前作ヨリモ新シイモノヲトイウノハ、オーディエンスモ当然欲シガリマスシ、ワレワレモソウナノデ。今回ハ中野雅之サンガ6曲手ガケテ、アルバムヲ象徴スルサウンドノ基軸ヲ作ッテクレタト思イマス。トテモ刺激ニナリマシタ。

中野さんとはどんなやりとりを?

BOOM BOOM SATELLITESハ大好キナバンドデ、言葉ヲ交ワサズトモ、中野サンノアイデアニ「メチャカッコイイデス」ノヒト言デ終ワリマスネ(笑)。中野サンモ、ワレワレガドウイウバンドガ好キナノカ、今ノ時代ノナカデドンナロックヲ鳴ラソウトシテイルノカ、真摯ニ考エテクダサッテ、モノスゴク良イ化学反応ガ起キタト思イマス。

中野さんがやっているダンスロックの系譜で言うと、90年代ならケミカル・ブラザーズ、ファットボーイ・スリム、プロディジーとかですか。Johnnyさんが聴いていたのは?

大好キデス。アレコソ、ロックバンドガ初メテ負ケタ瞬間ダッタ気ガシマス。「コイツラ、バンド以上ニロックシテルゾ」ト。

ああー。なるほど。

一番スゴイト思ウノハ、今ハDJヤEDMニ嫌悪感ヲ抱クバンドモケッコウイマスガ、アノ当時ハ、オ互イニリスペクトシテイタト思ウンデス。グラストンベリーヤフジロックデ、バンドトDJガ共存シテイテ、完全ニリスペクトシアッテイル関係ガ、圧倒的ニ違ウナト思イマス。ソコニ対スル憧レハアリマスネ。

MAN WITH A MISSIONは最初からDJがいたわけで、そうした壁をぶち破る準備はできていた。

ソウデスネ。

DJ Santa Monica(DJサンタモニカ / DJ)

90年代のオルタナ、ミクスチャー、そしてダンスミュージックが好きな人もハマると思います。Patrick Stumpについては?

アメリカノ楽曲制作ノ主流ハ共作ナノデ。アメリカノスタッフニ共作シタイアーティストノリストヲ提出シタトキ、ダントツ1位ノヒトリガPatrick Stumpサンデシタ。僕ガ知ルカギリ彼ラハ“最後ノスタジアムロックバンド”ト言イマスカ、90年代ノロックガ落チ着イタアト、次ノジェネレーションノスタジアムバンドトイエバ、Fall Out Boyノ名前ガ瞬時ニ挙ガル。世界的影響力ト楽曲のクオリティヲ兼ネ備エタバンドデ、世界中デ音楽ヲ鳴ラス夢ヲ持ッテイルワレワレモ、何カヲ学ビタイト思ッタノガキッカケデシタ。

結果、何を学びましたか。

一番ビックリシタノハ、最初ニ会ッタトキニ「ドンナ音楽ガ好キナノカ?」トイウ話カラ始マルカト思イキヤ、「人生ノ中デ一番感動シタコトハ?」「ドンナトキニ一番ムカツクカ?」「ドンナトキニ興奮スルカ?」トカ、心理カウンセリングガ始マッタコトデスネ。彼ハリリックヲモノスゴク大事ニシテイテ、ワレワレハ狼デスケド、心ノ中ニドンナ人間模様ヲモッテイルカ?トイウコトデ、「自発的ナ言葉ヲ紡ガナケレバ駄目ダ」ト。

深いですね。

君タチノ人トナリヲ……イエ、狼トナリヲ知リタイカラ、ソコカラ始メタイト言イマシタ。スゴク根源的ナ真理ダナト思イマシテ、映画『新宿スワンⅡ』ノ話ヲシタラ、瞬時ニ食イツイテクレマシタ。

それが映画の主題歌「Dead End Tokyo」になった。

「“トーキョー”ハ世界的ナワードデ、パンチ力ガアルカラ、ミンナデストーリーヲ書コウ」トイウコトニナリマシタ。ヒトツヒトツノ単語ガ持ツイメージ力ト打撃力ヲ大事ニスベキダトイウコトヲ、Patrickニ再認識サセラレマシタネ。日本ノバンドガ海外ニ出テイクトキ、歌詞ニ悩ムト思ウンデスガ、イクラ哲学ヲ語ッタトコロデ、“トーキョー”トイウヒト言ニ負ケテシマウ。ワードノ持ツイメージ力ハスゴイト思イマス。ソノマインドデ言葉ヲ選ブコトガ大事ダト思イマシタ。

トーキョー・タナカさんなんて最強じゃないですか。

確実ニ、タランティーノ映画ニ出テキソウナ名前デスネ(笑)。

Tokyo Tanaka(トーキョー・タナカ / vocal)

1曲目「2045」で使われている“シンギュラリティ”というのも、ものすごく力のある、旬なワードですよね。

コノ曲ノメッセージハトテモ普遍的ナ、昔カラ語ラレテイルコトデス。世紀末感、終末観、変ワッテユク時代ノナカデ、ソノ危険ニ警鐘ヲ鳴ラス。ロックバンドノ普遍的ナテーマデスガ、“シンギュラリティ”トイウ旬ノワードヲ使ウコトデ、普遍性ト新シサが共存デキルト思イマス。

しかも、AIが人類の知能を超える日が来たとしても、それを乗り越えて生き抜いてやるぜと歌っている。このポジティブさがMAN WITH A MISSIONらしさとだと思います。

来ルモノハ、来マスカラネ。

タイトルの『Chasing the Horizon』=地平線を追いかける、というイメージはどこから?

今ノ時代ニバンドデロックヲ鳴ラストキニ、ロックソングノ一番ノ魅力ハ、刹那性、衝動性、青春性ダト思ウンデス。「Chasing the Horizon」ハソウイッタメッセージヲ込メタ曲デ、結果的ニソレガ、コノアルバムノ根底ニアル姿勢をスゴク表シテクレテイルト思ウノデ、アルバムタイトルニシマシタ。青春性ヲイメージデキル言葉ダト思イマス。

Kamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ / bass, cho)

アルバムのあとはツアー。そして11月17日にはMAN WITH A MISSION史上最大キャパ、なんと甲子園球場でのワンマンライヴ!

通常ハ東京ドームダト思ウンデスガ、ソコガワレワレラシイカナト(笑)。奇ヲ衒ッタワケデハナク、ソレモパンチ力ヲ重視シタ結果デス。タダ良カッタト思ウノハ、ロックノ魅力ガ青春性ダトスレバ、甲子園ハ日本ノ中デモ特別ナ、青春ノパワースポットデスヨネ。

青春のパワースポット! 間違いないですね。

後付ケデスケド、ソノ場所デアルバムヲ引ッ提ゲテ音ヲ奏デラレルノハ、意義ガアルト思イマス。アトハ阪神ファンニ怒ラレナイヨウニ祈ルバカリデス(笑)。

バンドはこれから、もっと大きく、もっと広く、スケールアップする方向を目指しますか。

貪欲デイルツモリハナインデスガ。ロックノ可能性ヤ、ロックバンドガ昇リ詰メル頂点ノ景色ハ、過去ノ映像ヤ物語デタクサン見テキマシタ。夢物語カモシレマセンガ、ソレヲ見テシマッタ以上、ワレワレモ頂点ヲ目指シタクナリマスネ。自分タチダケデハナク、ロックトイウ音楽ニソレダケ大キナ可能性ヲ感ジテイルノデ、MAN WITH A MISSION=使命ヲ持ッタ男タチトシテ、真ノ意味デロックノ可能性ヲ追及シテ、モット大キナ景色ガ見ラレルノナラ、見ルツモリデイマス。

MAN WITH A MISSION Presents Chasing the Horizon Tour 2018

9月19日(水)福岡・DRUM LOGOS
9月21日(金)愛知・Zepp Nagoya
9月26日(水)山形・酒田MUSIC FACTORY
9月28日(金)栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
10月1日(月)長野・CLUB JUNK BOX
10月3日(水)静岡・LIVE ROXY SHIZUOKA
10月7日(日)三重・Live Music M’AXA
10月9日(火)岐阜・Club-G
10月11日(木)和歌山・SHELTER
10月16日(火)福井・福井県県民ホール
10月18日(木)富山・MAIRO
10月22日(月)奈良・NEVER LAND
10月24日(水)佐賀・GEILS
10月26日(金)岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
10月29日(月)島根・松江 AZTiC canova
10月31日(水)鳥取・米子コンベンションセンター
11月7日(水)高知・X-pt.
11月9日(金)徳島・club GRINDHOUSE
<ツアーファイナル 単独公演>
11月17日(土)兵庫・阪神甲子園球場

MAN WITH A MISSION(マン ウィズ ア ミッション)

Tokyo Tanaka(トーキョー・タナカ / vocal)、Spear Rib(スペア・リブ / drums)、Jean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー / guitar, vocal, raps)、DJ Santa Monica(DJサンタモニカ / DJ)、Kamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ / bass, cho)。2010年に始動、2011年にアルバム『MAN WITH A MISSION』でメジャーデビュー。本作リリース後、8月23日にはスコットランド・グラスゴーでの単独公演も決定している。

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