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唐橋 充&藤原祐規主演、おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重が開幕! アイドルも登場し、ますますカオスな展開に!?

唐橋 充&藤原祐規主演、おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重が開幕! アイドルも登場し、ますますカオスな展開に!?

しりあがり寿原作の大人気コミック「真夜中の弥次さん喜多さん」「弥次喜多 in DEEP」(※以下、『弥次喜多』)を原作とし、歌・ダンスを取り入れたエンターテイメントステージ、おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重が、6月21日に東京ドームシティ シアターGロッソで開幕した。
薄っぺらな江戸の町から、“リヤル”を求めてお伊勢参りの旅に出た弥次郎兵衛と喜多八の珍道中を描いたシリーズ第3弾。その初日公演を前にゲネプロが行われ、フォトセッションには出演者11名+日替わりゲストの納谷健が登壇。公演に向けての意気込みを語った。

取材・文 / 近藤明子 撮影 / 友澤綾乃

『真夜中の弥次さん喜多さん』の“カオス”を表現できたら

田代哲哉
おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』3作目の今回も、添乗員役の僕の前説から、ふたりのお伊勢さんを目指す旅が始まります。今までよりも一層「何がリヤルか分からないカオスな世界観」に身を任せて楽しんでいただければと思います。

湯澤幸一郎
このお芝居の持つメッセージを歌と芝居でしっかりお客様に伝えていけたらなと思っております。

納谷 健
日替わりゲストの納谷 健です。稽古に一度参加させていただき、そして今日来てとってもアウェーな空間だなと感じています(笑)。今日のゲネプロと22日の2公演、トータル3回チャンスをいただいたので、しっかり皆さんを楽しませられるように頑張りたいと思います。

松本寛也
万ジョン次郎役の松本寛也です。体も心もケガをしないように、頑張っていきたいと思います!

岩 義人
僕が演じる柴田というキャラは舞台オリジナルです。何かひとつこの作品に新しい風を吹かせられるように、そしてお客様にスッゴイものを持って帰ってもらえるように頑張りたいと思います。

コロ
キャスト一同、どこかでお客様を全力で突き放しにいく時間があると思いますが、信じてついて来ていただければ皆様楽しい世界が観られると思います。

大海将一郎
アイドルグループ“ふらわーあれんじめんと”の編笠百合緒 役、大海将一郎です。僕は今回この作品に初めて関わらせていただきますが、僕自身想像を裏切られ、予想を裏切られました。観に来た方がビックリする展開で、楽しんでいただけるような作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観ていただけたらと思っています。

深澤大河
“ふらわーあれんじめんと”菊咲一華 役、深澤大河です。この作品に初参戦させていただきますが、演じていても本当にすごい世界観だなと思わされました。そのすごい世界を皆様にお届けできたらなと思っております。一人でも多くの方に楽しんでいただいて、終わった後に「大切な人とまた観に行きたいな」とか思ってもらえたらうれしいです。本番も頑張りますので、ぜひよろしくお願い致します。

芹沢尚哉
“ふらわーあれんじめんと”良怪成敦史 役の芹沢尚哉です。舞台を観に来てくださったお客様が、僕らのシーンで「あれ、アイドルのライブに来ているのかな?」という錯覚が起きるくらいの空間を創っていけるように頑張りたいと思っております。おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」という歴史ある作品に携わる責任をしっかりと持って、最後まで頑張ります。

佐藤祐吾
“ふらわーあれんじめんと”梅鉢双 役の佐藤祐吾です。僕自身、『弥次喜多』初参戦でオリジナルキャラクターを演じることに不安があったのですが、前作の『双(ふたつ)』に出演していた石田隼くんから「何か不安だったらフッキー(藤原)さんに聞けば大丈夫だよ」と言われたので、それを信じて稽古をやってきました。24日の千秋楽まで全力で駆け抜けていきたいと思います!

藤原祐規
『真夜中の弥次さん喜多さん』の原作をひとことで言いあらわすと“カオス”なんですけど、“カオス”って一括りにするには勿体ないぐらいいろいろな感情を僕自身が感じられたので、それを舞台で表現できたら素敵かなと思っています。ご観劇いただく皆さんが違う感想を持って帰っていただけるような舞台になっていますので、僕らは全力でその“カオス”を表現していきたいと思います。千秋楽まで頑張ります。よろしくお願いします。

唐橋 充
本当に凄い舞台に仕上がりました。え~、体力面をいろいろ考慮しまして、今作が最後の完結編という事で……(一同爆笑)。これだけ大きな小屋(=劇場)なのでね。どれだけ後ろの客席にこの凄さを伝えられるかを一番に考えて、最後まで頑張ります! 私はちょうど17年くらい前に大学を卒業して「何をしたらいいんだろう?」と路頭に迷っていた時に、とってもいい演劇を観て「梅雨が明けたら演劇を始めよう」と思ったんです。そうしたら17年後にしりあがり寿先生の原作、そして演出の川尻恵太さんという、私が今一番お仕事をしたいと思っていた方々と、そしてこの舞台を用意してくださった制作会社とお会いできて、色々な方にこの素晴らしい作品を観ていただいて、何かの指針になればいいなとおこがましくも思っております。ぜひ劇場でご覧になっていただけたらと思います。

観た人それぞれ心にひっかかる「何か」がある

フォトセッションの後に行われたゲネプロでは、開始早々喜多さんの心臓が止まる(でも動ける!!)というトンデモ展開で、一気に観客を“弥次喜多ワールド”へと引きずり込む。

お伊勢さんに向かう道すがら、今回も様々な“事件”に巻き込まれる弥次さん&喜多さん。

その旅の道程を、映像や客席をも巻き込んだ演出で表現していくのだが、ほぼステージ上に出っぱなしの唐橋 充&藤原祐規の運動量と熱量は、おそらくシリーズ最高なのでは?

冒頭の「弥次喜多メタル」の激しいヘッドバンギングや、セットの大階段を使った演出は、とにかくハード!

そして、おん・すてーじ『弥次喜多』には欠かせない万ジョン次郎役の松本寛也は、キレキレの動きと鬼気迫る表情で観客の不安をあおり、添乗員役の田代哲哉も様々な役を演じながら場面転換時に素早く小道具を撤収するなど大活躍!

一方、今回初参加のメンバーは一癖も二癖もある濃いキャラクター揃いで、原作には登場しないオリジナルキャラクターも見事に“弥次喜多”の世界へと融合させていた。

パンチの効いたビジュアルながら圧巻の歌声で場の空気を支配した湯澤幸一郎、スタイリッシュかつクールに客席通路を駆け抜けるシバタ役の岩 義人、バンドのボーカルほか数役を演じるコロの変身ぶり、そしてアイドルグループ“ふらわーあれんじめんと”の佐藤祐吾・芹沢尚哉・深澤大河・大海将一郎のキュートでキラキラしたステージに、新たなおん・すてーじ『弥次喜多』の可能性を観た気がしたのだった。

また、「とってもアウェーな空間(笑)」とコメントしていた日替わりゲストの納谷だが、シュールな笑いで爪痕を残し、22日の本番に向けて期待が高まった!

ストーリーは相も変わらず奇妙奇天烈だが、その中には観た人それぞれ心にひっかかる「何か」があるはず。

混沌に巻き込まれるのをとことん楽しみ、社会の常識や制約から解放されて心が揺さぶられる不安と快感を味わいに、ぜひ劇場にGO!

おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重は、シアターGロッソにて6月24日(日)まで上演。

当日券は毎公演発売予定。(※開演1時間前の時点でお並びのお客様が予定枚数を上回った場合は抽選)

また、本作の【本編DVD】と【メイキングDVD】が2018年12月26日に発売されることが決定! 内容など詳細は公式サイトをチェックだ。

おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重

2018年6月21日(木)~24日(日)東京ドームシティ シアターGロッソ
原作:しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」マガジンハウス刊行 /「弥次喜多 inDEEP」エンターブレイン刊行
脚本・演出:川尻恵太

出演
弥次郎兵衛 役:唐橋 充
喜多八 役:藤原祐規

佐藤祐吾
芹沢尚哉
深澤大河
大海将一郎
岩 義人
田代哲哉
コロ
松本寛也
湯澤幸一郎

日替わりゲスト(出演日順):松村龍之介(6月21日19時)、納谷 健(6月22日14時/19時)、廣野凌大(6月23日13時/18時)伊崎龍次郎(6月24日12時30分)、阿澄佳奈(6月24日16時30分)

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©しりあがり寿/2018おんすて弥次喜多

コミック『弥次喜多 in deep』