Interview

水谷果穂 2ndシングルは、より等身大な自分が出せたという作品。MVではダンスにも挑戦。明るく爽やかな応援ソングについて訊く。

水谷果穂 2ndシングルは、より等身大な自分が出せたという作品。MVではダンスにも挑戦。明るく爽やかな応援ソングについて訊く。

映画『honey』やドラマ「ブラックペアン」、ニュース番組「Going! Sports&News」のお天気キャスターなど、幅広いフィールドで活躍する水谷果穂が、デビューシングル「青い涙」から実に1年ぶりとなる2ndシングル「君のステージへ」をリリースする。
新曲はアニメ「若おかみは小学生!」の主題歌として現在オンエア中の明るく爽やかな応援ソングで、ダンスにも初挑戦したMVには“うたのおにいさん”こと横山だいすけと学生時代の“リアル”な友達2人も出演。歌声に、映像に、水谷の等身大の笑顔が溢れた楽曲となっている。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 石ヶ森三英

『若おかみは小学生!』の主人公の若葉の爽やかな感じがイメージできて、ぴったりだなって思ったのが最初の印象でした

歌手デビューから約1年が経ちました。どんな日々でした?

去年の7月12日に歌手デビューしてから、8月11日のワンマンライブまで、それまでになかったような新しいことをいろいろと経験して。その期間がとても濃かったので、去年のことなのに、もっとすごい昔に感じますね。ワンマンライブ以降は、歌からちょっと離れて、お芝居の活動が多かったんですけど、その期間もあっという間に感じました

女優と歌手、2つの道を歩いていく覚悟を語ってました。

そうですね。この1年、実は新しい曲をレコーディングしてみたりとか、ライブで歌ってきた曲を練習し直したり、表に出てない活動はずっと継続してやっていたんですよ。なので、歌から離れた感じはしてなかったんですけど、表に立っての活動は久しぶりになるので、また一からの緊張感があります

新曲のお話をする前に、この1年の活動を振り返ってもらいたいなと思います。ちなみに、初ワンマンのタイトルが「水谷果穂ワンマンライブ~Let’s Get Going~」だったんですよね。その半年後に「Going! Sports&News」お天気キャスターに就任したので、「Going」を「Get」した!と驚きました。

あははははは。ほんだ!?確かに<Going>で繋がってますね。でも、全然気づいてなかった(笑)

ちょっと1週間のリズムができた感じがありますね。

お天気キャスターの仕事を始めてどんな心境ですか?

今までのお仕事では基本的に日替わりで全然違うスケジュールだったんですよね。でも、毎週、生放送のレギュラーがあるということで、ちょっと1週間のリズムができた感じがありますね。自分でも楽しみながらできてるなって思います

3月31日にはヒロインの親友役で出演した映画『honey』が公開されました。

もともと少女マンガ原作での青春映画には憧れがあったんですよ。でも、実際に自分が出てみると、その映画特有のお芝居や雰囲気があるんだなって思って。自分を客観的にみるようになったというか。次、もうちょっとこうしたいなっていう思いが結構、芽生えました

どんな雰囲気だったんですか? 初出演映画『先輩と彼女』とは違った?

そうですね。『先輩と彼女』も少女マンガ原作だけど、人間ぽいというか。どろっとした感情とか、リアルなものが多かったんですけど、『honey』がもっと、それぞれのキャラクターが強くて。そういうところを楽しんでもらうところもあったので、今までやっていたお芝居とはまたちょっと違う感覚でやってもいいのかなって思いました。例えば、ここで髪を触るとか、ここで止まるとか、細かい決まりごとが多かったんですね。原作ファンのためにできるだけ漫画に忠実にしたいって言う部分もあったし、見せ方、見え方も大事なんだなって思いましたね

『先輩と彼女』や『honey』では同級生より少し大人びた、頼れる友達という役柄でしたね。ご自身は友達の中だとどんなポジションですか?

一番なんの役割もない人だと思います(笑)。仕切りもしないし、率先して動けないし、盛り上げるわけでもないし。特に何かしてあげてるわけではない、一番楽なところにいるなって思ってます

(笑)そして、春ドラマ「ブラックペアン」に看護師役で出演されました。人気ドラマとなりましたが、現場はいかがでした?

やっぱり、周りの皆さんはお芝居もすごいですし、それぞれが、この作品をいいものにしようっていう気持があって。だからこそ、自分の意見や提案も持たれていたんですね。その姿を間近で見れて、最初は緊張してたんですけど、だんだん、自分もそこに混じっていけるようになったかな。せっかく出演させていただいているんだから、ちょっとでもいいものを返せるようにって思いながらやっていました

ニュース番組、映画、ドラマに加えて、ラジオのパーソナリティーやナレーション、写真集など、どんどん活躍の幅が広がっている印象ですが、音楽活動はご自身の中でどんな位置になってますか?

うーん……自分で作ってるわけではないけど、どうしても自分自身が必要になるなと思ってて。役柄がない分、自分のその時の状態とか感情とか出やすいのが歌だと思うんですね。だから、難しいなと思うことも多いんですけど、その分、やりがいも大きいというか、楽しいなって思うようになりましたね

自分自身をさらけ出す度合いが高くなることに抵抗ないですか?

抵抗がなくはないんですけど、それができるようになることでお芝居の幅も広がると思うと、それもいいなって思ったりします

一歩一歩頑張ろうって思える歌詞だなって思います

新曲「君のステージへ」はより等身大に近づいたイメージでした。アニメ「若おかみは小学生!」の主題歌となっていますが、最初に受け取った時はどう感じました?

『若おかみは小学生!』は小学生の時に図書室にあって、人気作品だったんですよ。だから、もともと知っていた本がアニメになって、自分の歌を使ってもらえるっていうのは素直に嬉しかったです。曲は『若おかみは小学生!』の主人公のおっこちゃんの若葉のような爽やかな感じがイメージできて、ぴったりだなって思ったのが最初の印象でした

歌詞はどう捉えました?

すごくまっすぐだけど、そのまま噛みしめると、本当に一歩一歩頑張って行こうって思えるような歌詞だったなって感じて。自分もこの曲を聴くと、1回、リセットできるような感覚があって。例えば、ちょっとうまくいかないなって思ってたりとか、大丈夫かなって不安になってたりする時に聴くと、くよくよ悩んでいても仕方ない、一歩一歩頑張ろうって思える歌詞だなって思います

たくさんの泣いた記憶を思い出したりとかしましたね

特に好きなフレーズはどこかありますか?

1番のAメロは自分の記憶とリンクするところもあって、気持ちが入りやすいというか、馴染みやすい歌詞です

<探し続けていた 一粒の夢を/落とさないように ココロに隠して>と歌ってます。

叶えたいという思いが強ければ強いほど、それを守っちゃったりするなと思って、私は結構、泣きやすいので、たくさんの泣いた記憶を思い出したりとかしましたね

果穂さんにとっての夢というと? 女優になるっていう夢は叶ってますよね。

うーん……まだ叶ってるものはないなって思ってます。このお仕事で、私は自分が想像してないところにどんどん行きたいって思っていて。どんどん想像してないところに行きたいから、期待はしてるけど、具体的な夢は描いてないというか。全部、どこかに行くための1つのステップで、1つ1つ突破していくようなイメージなんですね。一番最初は、事務所に所属できるだけで幸せだったし、その次はこのお仕事を学生じゃなくなっても続けられるっていうだけですごいことだなって思えた。その時その時で自分の気持ちの大きさは違うんですけど、それがどんどん大きくなっていくといいなって思ってます

仕事を始めた時に想像してた未来像は?

すごく漠然としてましたね。テレビで見てる女優さんみたいに、いっぱいテレビに出て活躍したいっていう感じでしたね。静岡から上京するときも、とにかく早く行きたい、早くお仕事がしたいっていう感じだったので、あんまり考えずに出てきましたね

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