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えらべ、未来。5年目を迎えた東日本大震災をみんなで考える『第3回 3.11映画祭』開催

えらべ、未来。5年目を迎えた東日本大震災をみんなで考える『第3回 3.11映画祭』開催

2016年3月11日、東日本大震災から5年の節目を迎えます。

3月11日〜14日の4日間、『第3回 3.11映画祭』がメイン会場(アーツ千代田 3331)と全国の各サテライト会場において開催されます。
5年の時が過ぎ、震災の記憶が風化することへの危惧の声があがるなか、本映画祭は「作品が映し出すあの日からの現実や投げかける問いを共有し、それをきっかけにして、いつもは真剣に話しにくい世界のことや社会のことを家族・友人・大切な人と話す時間をつくる」ことをコンセプトに行われます。

初日となる3月11日には、第28回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された、深田晃司監督の「さようなら」が上映され、脚本家の平田オリザさんと深田晃司監督のトークイベントが行われます。同日には第64回ベルリン国際映画祭においてジェネレーション部門スペシャルメンションを受賞した杉田真一監督による「人の望みの喜びよ」が上映されます。この他、会期中には写真家・宮澤正明さんが初監督を務め、2015年マドリード国際映画祭で外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞などを受賞、いくつもの国際映画祭に正式招待されているドキュメンタリー映画「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」や「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」で知られる鎌仲ひとみ監督の最新作「小さき声のカノンー選択する人々」など、ドキュメンタリー、劇映画ともに見応えのある作品が上映されます。

 

「さようなら」監督:深田晃司/2015年/112分  公式サイトはこちら東京会場(アーツ千代田 3331)11日(金)17:00〜上映 東京国際映画祭での深田晃司監督インタビュー記事はこちら

「さようなら」監督:深田晃司/2015年/112分  オフィシャルサイト
東京会場(アーツ千代田 3331)11日(金)17:00〜上映

サテライト会場は約30ヶ所へと拡大し、「LIVE! LOVE! SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版」(監督:井上剛)や「LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火」(監督:柿本ケンサク)といった作品の上映会やトークイベントが全国各地で行われます。また今年は、TSUTAYAやゲオなど日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合の加盟店舗において、3.11映画祭のコンセプトに沿ってセレクトされた映画作品が紹介されます。

同祭を主催する「わわプロジェクト」は、東日本大震災、福島第一原発事故の発生を受け、2011年4月に発足したソーシャルクリエイティブ・プラットフォーム。2012年、2013年と「東日本大震災復興支援 つくることが生きること」展を開催。2014年からは、復興に取り組む人々の姿や、原発事故に翻弄される人々の日常に追った作品など、ドキュメンタリー監督、商業監督の隔て無く、さまざまな視点から捉えた東日本大震災に関連した映画を集めた映画祭『3.11映画祭』を開催しています。

もちろん3月11日だけ震災のことを考えればいいわけではありませんが、まずは映画を通じて、復興のこと、防災のこと、そして自分たちで選択できる未来のことを考え、語り合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

文 / チバヒデトシ

『第3回 3.11映画祭』

会場:アーツ千代田 3331(メイン会場)ほか全国のサテライト会場
会期:2016年3月11日(金)〜14(月)(サテライト会場の会期は要確認)
チケット(メイン会場):トークなし1000円、トークあり1500円
イベント:1500円 ※サテライト会場については、公式サイトを参照ください。
公式サイト:http://311movie.wawa.or.jp

[東京会場]
主催:わわプロジェクト(事務局:一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN)
共催:日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合
協賛:中外製薬株式会社
助成:芸術文化振興基金
後援:復興庁、千代田区、千代田区観光協会
協力:アーツ千代田 3331、株式会社キネマ旬報社、アカリトライブ実行委員会、大地を守る会/100 万人のキャンドルナイト、アーバンキャンプトーキョー実行委員会、認定NPO 法人環境エネルギー政策研究所、てつがくカフェ@せんだいxとうきょう、NPO法人 グリーンズ、ストリートメディア株式会社、イオンエンターテイメント株式会社