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熱狂の9時間! 小松未可子サプライズ! アーティストから声優まで、ハイパフォーマンス披露のリスアニ!PARK Vol.02レポート

熱狂の9時間!  小松未可子サプライズ! アーティストから声優まで、ハイパフォーマンス披露のリスアニ!PARK Vol.02レポート

アニメ音楽誌「リスアニ!」の主催による、新しいスタイルの複合型音楽イベント“リスアニ!PARK Vol.02”が、6月17日(日)に東京・新木場STUDIO COASTで開催された。
アニメ音楽にまつわるアーティストのライブやDJ/VJによるパフォーマンス、イベントブースなど、複数のステージが同時に展開され、来場者は会場内を思いのままに回遊しながら楽しむことができる、〈自由〉をテーマにしたこのイベント。2017年8月開催された“リスアニ!PARK Vol.01”以来、約10か月ぶりとなる今回も、アニメ音楽尽くしの一日となった。

取材 / 北野 創 撮影 / 山本マオ


リスアニ!ならではの音楽イベントが今年もスタート!

メインとサブの2ステージからなる“CIRCUITエリア”、DJブースを常設した“ナイトエリア”、飲食物やグッズなどが揃った“フードエリア”と“ショップエリア”に加え、初登場となるイベントスペース“GAME STAGE”で構成された今回の会場。12時の開場と同時に、まずは“ナイトエリア”が開放され、DJたちがそれぞれの持ち味を活かしたプレイで会場を盛り上げる。

このエリアで展開された“ナイトSTAGE”には、アニソンに特化したDJ/VJプロダクションのアニラボ.に所属する面々や、D-YAMA、DJ和、jumeauxなど、普段からアニクラ(アニソン系のクラブイベント)シーンで活躍するDJたちが登場。さらにアニメ監督の水島精二や、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記、声優の中村繪里子、特撮好きとして知られるミュージシャンの出口博之など、さまざまな分野の人たちがDJとしてブースに立つのも、「リスアニ!」ならではの試みと言えるだろう。

一方の“GAME STAGE”は、アニメ音楽×ダンスパフォーマンスのパイオニア的存在として支持を得ているRAB(リアルアキバボーイズ)のステージからスタート。TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のEDテーマ「ハレ晴レユカイ」やangela「全力☆Summer!」(TVアニメ『アホガール』OPテーマ)、『てーきゅう』第4期のOPテーマ「ファッとして桃源郷」など、人気の楽曲をブレイクダンス風のアクロバティックな動きも含めたオリジナルの振り付けで披露していく。

オタク風の風貌からは想像もつかないダイナミックなダンスで驚かせつつ、MCではアニメや声優のマニアックな話題で笑いも取れるところがRABの魅力。会場にはステージテントからはみ出るほどのお客さんが集まる盛況ぶりだった。

続いて“GAME STAGE”で展開されたのは、eスポーツ界を応援するために立ち上げられたPRプロジェクト「EQリーグ」による「EQリーグ in リスアニ!PARK Vol.02 エキシビジョンマッチ」。普段は芸能事務所所属の女性タレントたちが各チームに分かれてゲームクイーンの座を競い合ってるが、この日はeスポーツの楽しさをよりたくさんの人に知ってもらうべく、タレントたちが来場者との対戦を行うことに。「スーパーボンバーマン R」や「太鼓の達人」といったゲームでガチンコバトルを繰り広げ、その魅力をお客さんたちに伝えた。

さらにスマホアプリ「レイヤードストーリーズ ゼロ」のスペシャルトークステージでは、同作アニメ版の主題歌「throw together」を歌う海弓シュリや、バンダイナムコスタジオ所属の北谷光浩ら音楽制作チームが登壇。椎名 豪が手がけた「throw together」や、声優の高野麻里佳が歌うアニメ版の劇中曲「君と夜のアンチノミー」などの制作ピーソードが披露され、お客さんは普段聞くことのできない裏話に興味深く耳を傾けていた。

トップバッターの岸田教団&THE明星ロケッツから観客は大熱狂!

メインフロアとなる“CIRCUITエリア”は15時半にオープン。このエリアでは、ライブが行われるメインステージ“CIRCUIT STAGE 1”と、その横に設置されたサブステージ“CIRCUIT STAGE 2”が交互に展開され、各アーティストやDJによるパフォーマンスをインターバルなしで楽しめる仕組みだ。

1,000人を超えるであろう人々が押し寄せて熱気が高まるなか、“CIRCUIT STAGE”の一番手として登場したのは、紅一点のichigoがボーカルを務める4人組バンドの岸田教団&THE明星ロケッツ。初っ端から「GATE~それは暁のように~」「ストライク・ザ・ブラッド」「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」などの熱量高めなアニメタイアップ曲をたたみかけ、ワイルド極まりない演奏でフロアのボルテージを一気に引き上げる。

さすが10年以上ものバンド活動歴を誇るだけあって、お客さんの心に火をつけるのはお手のもの。途中のMCで、7月放送スタートの新アニメ『天狼 Sirius the Jaeger』でOPテーマ「シリウス」を担当することを告知して、この先の活動への期待も抱かせつつ、最後は「こうしてみんなに出会えたことの感謝と、これからのよろしくを込めて」(ichigo)とバンドの生き様を示すハードなロックチューン「LIVE MY LIFE」を歌い、最初から最後までアグレッシブに駆け抜けていった。

速水 奏「Hotel Moonside」や大槻 唯「Radio Happy」、我那覇 響「Pon De Beach」といった「アイドルマスター」関連の自作曲を中心にしたTaku InoueのDJプレイを経て、“STAGE 1”に姿を現したのは声優の石原夏織。まずは今年3月にリリースされたばかりのソロデビューシングルより「Blooming Flower」を披露し、煌びやかかつ凛とした歌声と、客席に笑顔を向けたり手を振ったりするキュートな振る舞いでお客さんをトリコにする。

さらに7月11日リリースのニューシングル「Ray Rule」より、カップリング曲「半透明の世界で」をライブ初披露。夏を舞台にした詞世界と疾走感のあるギターサウンドで、会場に爽やかな空気をもたらす。MCや最後の「Untitled Puzzle」に至るまで、終始にこやかな表情で楽しそうにお客さんとのライブを通じた触れ合いを楽しんでいるのが印象的だった。

続いては、2017年にデビューしたばかりのアニソンシンガー、YURiKAの出番。TVアニメ『宝石の国』のOPテーマとして話題となった「鏡面の波」で神秘的なステージを繰り広げると、そこから一転、7月スタートのTVアニメ『はねバド!』のOPテーマとなる新曲「ふたりの羽根」ではラケットでバドミントンのシャトルを客席に打ち込むなど、歌のみならず細かな仕掛けでもお客さんを楽しませる。そこからTVアニメ『リトルウィッチアカデミア』のOPテーマ「Shiny Ray」と「MIND CONDUCTOR」をメドレー形式で届け、最後は同アニメのゲーム作品関連曲となる熱血ソング「魔導戦士グランシャリオン」で締め括り。様々なタイプの歌を自在に歌いこなす力量には目を見張るものがあった。

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