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新“3部作”が描く最重要テーマが明らかに!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』ついに公開

新“3部作”が描く最重要テーマが明らかに!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』ついに公開

2015年夏に公開され、全世界で大ヒットを記録した超大作の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』がついに本日7月13日(金)から公開されている。

本作は1993年に公開された伝説的な映画『ジュラシック・パーク』の“その後”を描く新シリーズの2作目で、遺伝子操作によって現代に甦った恐竜たちの活躍、そして暴走に巻き込まれた人間たちのドラマが壮大なスケールで展開していく。本シリーズが誕生する前も恐竜が登場するアドベンチャー映画は数多く存在したが、『ジュラシック・パーク』は当時の最先端CG技術とアニマトロニクス(機械制御されたロボット)を駆使した恐竜描写が圧倒的で、観客に”カメラの前に本当に恐竜がいる”と思わせることに成功。今まで図鑑やイラストや骨格標本でしか見たことがなかった恐竜が生きて動いている様子は幅広い層を驚かせ、その後に公開されたシリーズ作品も人気を博している。

最新作はハラハラドキドキが倍増! 自然の脅威が迫る極限状態の島“炎の王国”

前作『ジュラシック・ワールド』は、『ジュラシック・パーク』の22年後が舞台だった。遺伝子操作によって現代に恐竜を甦らせたテーマパーク”ジュラシック・ワールド”は連日、人々が押し寄せる大人気スポットで、園内で働く調教師のオーウェン(クリス・プラット)はヴェロキラプトルの”ブルー”を手なずけ、友情を築くようになっていた。しかし、新たに生み出された新種の恐竜が暴走してパーク内は大パニックに。最終的に施設は崩壊し、恐竜たちだけがその場に残された。

新作は、前作から3年後が舞台。荒廃したパークの跡地には無数の恐竜たちが暮らしているが、火山活動が活発になり、恐竜たちの生命が脅かされる。かつてパークの運営責任者で現在は恐竜保護グループで活動しているクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と、恐竜たちを監視し、交流を深めてきた経験のあるオーウェンは、島の恐竜たちの保護を依頼され、再び島へと乗り込むことに。島が噴煙と流れ出る溶岩に包まれて”炎の王国”と化していくなか、ふたりは何とか恐竜たちを輸送船に乗り込ませ、脱出を試みる。その中にはかつてオーウェンが友情を築いた”ブルー”の姿もあったが、そもそも、この“恐竜保護計画”には“ブルー”のDNAを利用して、恐ろしい“新種”を作り出す陰謀が隠されていた。

前作はシリーズの元祖『ジュラシック・パーク』と似た設定(恐竜が現代に蘇ったテーマパークが舞台で、恐竜が暴走しトラブルが発生する)から始まり、そこに新たなテーマ”人間と恐竜の交流”が加わった。しかし、『…炎の王国』は最新鋭のテーマパークを舞台にした前作から一転、自然の脅威が迫る極限状態の中で物語が進行する。噴火が激しさを増していく島から、檻も安全装置もない状態で自由に動き回る多種多様な恐竜たちを脱出させるミッションを描く前半はハラハラドキドキ感で観客を魅了し、人間と恐竜の関係に迫る後半は、これまでのシリーズでは描かれることがなかったスリリングなストーリー展開に圧倒されるはずだ。

新作でわかった! 新たな”3部作”が描く最重要テーマとは?

本作は、新たな3部作の”中編”で、前作『ジュラシック・ワールド』の物語を引き継ぎ、ここで描かれたドラマの謎や最終的な結末は、2021年公開予定の最終作で明らかになるが、前作ではハッキリと打ち出されていなかった3部作の最重要テーマが、本作では前面に押し出されている。

本シリーズのすべての脚本を手がけ、第1作目と完結編の監督を務めるコリン・トレボロウは”恐竜にはそれぞれキャラクターがあり、ちゃんと意思を持っている”ことを重視しており、『…炎の王国』では前作以上に現代に甦らされてしまった恐竜たちの戸惑いや哀しみ、怒りが描かれる。一方の人間は、自分たちの勝手で甦らせた恐竜をパークで見世物にし、恐竜を使ってさらに悪いビジネスを始めようとしている。

人間が現代に恐竜を甦らせてしまった結果、私たちの世界は、地球という星は一体、どうなってしまうのだろうか? 太古の世界で暮らすために進化してきた恐竜は、現代の地球に無理矢理に送り込まれて何を感じ、どう生きるのか? これまでの「ジュラシック…」シリーズの主役はあくまでも”人間”で、恐竜は主人公たちに迫り来る危険や脅威だった。しかし、本作でついにシリーズの主役は”人間と恐竜”になり、そのドラマは、これまでのアドベンチャー映画が踏み込んでいなかった未知の領域に突入する。

シリーズ最多種の恐竜たちが暴れまわる壮大なアドベンチャー、恐竜の凶暴さがむき出しになるサスペンス展開、火山のふもとで描かれる大脱出劇、そしてシリーズが新たな段階に突入する深いドラマ……前作以上の興奮と、やがて来る完結編につながるエピソードがギッシリつまった『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、シリーズのファンならずとも絶対に見逃せない1作になっている!

なお、シリーズ未見の人は、本日金曜ロードショーで放送される前作『ジュラシック・ワールド』をチェックしておけば、ストーリーは完全に理解できる。また、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を観ておくと、さらに深く映画が楽しめる……かもしれない。

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

7月13日(金)全国超拡大ロードショー

【STORY】
ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では<火山の大噴火>の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた――。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意、島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける!

製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ
キャラクター原案:マイケル・クライトン
脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
監督:J・A・バヨナ
キャスト:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル、テッド・レヴィン、ジャスティス・スミス、ジェラルディン・チャップリン、ダニエラ・ピネダ、トビー・ジョーンズ、レイフ・スポール、ジェフ・ゴールドブラム

オフィシャルサイト
http://www.jurassicworld.jp/

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