Interview

【インタビュー】声優・石原夏織、ユニット活動の可愛らしさから一変!? 大人なカッコ良さと本格ダンスで魅せるニューシングル「Ray Rule」

【インタビュー】声優・石原夏織、ユニット活動の可愛らしさから一変!? 大人なカッコ良さと本格ダンスで魅せるニューシングル「Ray Rule」

2018年3月に1stシングル「Blooming Flower」で待望のソロデビューを果たした声優の石原夏織が、早くも次の作品となるニューシングル「Ray Rule」を7月11日にリリースした。今年でステージデビューから10周年を迎え、8月には25歳になる彼女。これまでのユニット活動では可愛らしいタイプの楽曲を歌うことが多かったが、今回のシングルでは〈カッコいい曲〉をテーマに、大人になったいまの彼女だからこそ歌える楽曲にチャレンジ。凛とした歌声、クールでリズミカルな歌い口、MVでのダンサーを従えた本格的なダンスパフォーマンスなど、自身のやりたいことを追求した一枚になっている。アーティストとしてまた一歩成長した彼女に話を聞いた。

取材・文 / 北野 創


無意識に踊ってしまいそうな曲で、初めて聴かせてもらったときから「もう一回聴きたい!」って

今年3月に「Blooming Flower」でソロデビューされましたが、反響はいかがでしたか?

石原夏織 たくさんの方に聴いてもらうことができてうれしかったですし、リリースイベントのお渡し会で久しぶりにファンの皆さんの声を直接聞くことができたんですよ。「Blooming Flower」の歌詞は3月という季節柄、これから新生活を送る人の背中を押すような内容だったんですけど、お渡し会で就活中や新社会人になったタイミングの方から「この曲を聴いて励みにしてます」という言葉をたくさんいただいて、自分の想像以上にみんなの力になれてたことにすごく感動して……皆さんの想いがものすごく伝わってきて、私のほうが泣きそうなぐらいでした(笑)。

ファンの方も石原さんの活動を心待ちにしてたでしょうからね。その前作「Blooming Flower」は華やかなポップチューンでしたが、今回のシングルの表題曲「Ray Rule」はダンス要素を強めた攻めの一曲になってます。

石原 私はこういうダンサブルな曲が好きで、踊れそうな曲を聴いたら、振りがついてなくても身体が勝手に動いちゃうんです。今回は「カッコいい曲」をテーマにコンペで曲を決めさせていただいたんですけど、「Ray Rule」もまさに無意識に踊ってしまいそうな曲で、コンペで初めて聴かせてもらったときから「もう一回聴きたい!」と思ったんですよ。サビも少し珍しい感じで、自分にこういう曲がくるとは思ってなかったから、なんか笑ってしまうぐらいビックリしてしまって(笑)。次の曲を聴いても耳に入ってこないぐらい印象に残ったので、きっといろんな人が聴いてもそう思うんじゃないかということで選ばせていただきました。

歌詞には、自分を信じて新しい世界に進む決意が描かれていて、石原さん自身の心境が表現されてるようにも思います。

石原 そうですね。自分らしさを貫く強い意志を歌った曲になるので。でも、この曲は強いだけではなくて、本当の自分はまだ弱いけど、これから強く突き進もうという気持ちを奮い立たせるような歌詞になってるので、いろんな人に共感してもらえると思うんです。私のデビューもそうですけど、例えば私と同世代の人たちはいま、就職をして、仕事にも慣れてきて、いろんなビジョンが見えてくる頃だと思うんですよ。そのなかで「これからどう進むのか?」という勇気を与えられる曲になったと思います。

MVの振り付けはいままででいちばん難しかったけどやってみたら意外とできて。「まだまだ上をめざせるな」って思いました(笑)

レコーディングはいかがでしたか?

石原 いままで歌ったことのないタイプの難しい曲だったので、家ですごく練習したんですけど、サビの“二度と離さないこの手を 握り返してくれたら”のリズムの取り方がすごく難しくて、何度歌ってもうまくハマらなかったんです。それで悩んだ挙げ句、ディレクターさんとトークバック越しで一緒に歌ったりしたんですよ。しかも何回も同じところのリズムを歌い続けてたら、頭が崩壊してきて、だんだん可笑しくなっちゃって(笑)。そんなことは初めての経験だったし、苦労はしましたけど、すごく楽しいレコーディングでした。

MVでは本格的なダンスに挑戦されてますね。

石原 今回は初めてダンサーの方々と一緒に踊って、いままで私が踊ったなかでいちばん難しい振りになりました。ポージングがキレイにできてないと上手に見えない振りなんですけど、いままでそういうダンスをやったことがなかったんですよ。だから「ついに来た!」と思ってすごく練習したんですけど、肩甲骨の辺りが筋肉痛になりましたし、腱鞘炎になるかと思いました(笑)。

相当ハードだったんですね。

石原 ダンスの先生からお手本を見せてもらったときは「私に踊れるのかしら?」って不安になったぐらいで。でも、やってみたら意外とできたので、「まだまだ上をめざせるな」と思いました(笑)。ところどころに特徴のある振りを入れていただいたので、簡単なところであればみんなもマネできると思うんですよね。ただ、特徴のあるところがいっぱいありすぎて、いまはどこを推していこうか悩んでるところです(笑)。

1 2 >