Interview

ジャニーズWEST“かみしげ”(重岡大毅&神山智洋)が魅せる絆! ドラマ『宇宙を駆けるよだか』で「ギャップを楽しんでほしい」

ジャニーズWEST“かみしげ”(重岡大毅&神山智洋)が魅せる絆! ドラマ『宇宙を駆けるよだか』で「ギャップを楽しんでほしい」

ジャニーズWESTの重岡大毅と神山智洋によるW主演ドラマ『宇宙を駆けるよだか』が、Netflixにて8月1日(水)より全世界独占配信される。

川端志季の同名コミックを原作とし、素直でかわいい女子高生・小日向あゆみ(清原果耶)と幼馴染の水本公史郎(神山)との初デートの日。あゆみの体と容姿にコンプレックスを抱えクラスで孤立する・海根然子(富田望生)の体が入れ替わってしまう。「なぜ、あゆみと然子の体が入れ替わってしまったのか?」ふたりが入れ替わったことに気が付いた火賀俊平(重岡)は、あゆみと元に戻れる方法を探し奔走する。

ジャニーズWESTとして抜群のチームワークを見せているふたりが、先日公開された予告編では相反する姿を見せている。仲が良いからこそできた敵対する役や、共演者やスタッフとのチームワークづくり、高校時代の思い出など重岡と神山がざっくばらんに語った。

取材・文 / 平山正子

仲がいいからこそ、遠慮なく芝居ができた。

ダブル主演ですが、お話を聞いたときいかがでしたか?

重岡 最初は驚きました。恋敵役だし変に神ちゃんのことを意識しちゃって。でも、ずっと(グループとして)一緒にやっている神ちゃんだからこそ安心感があり、現場が楽しみでした。

神山 ファンの皆さんの間では「かみしげ」と言っていただけているので“ファンの方が喜んでくれるキャスティング”だと思いました。また、ライバル的な恋敵の立ち位置になるので、普段見れない2人のギャップ感を見てほしいし、喜んでもらえればと思いました。

では、実際に撮影に入って、お互いの印象はどうでしたか?

重岡 しろちゃんと普段の神ちゃんとは、たたずまいとか喋り方とか全然違くて、でも違和感もなかったんです。それは本当にすごいと思いました。

神山 普段から無口なので、あんま発言しないところとか似ていると思います。でも、あんなクールでもないですね(笑)。しげと火賀は、熱くてまっすぐなところやお調子者のところとか、性格がすごく似ているので、“すっ”っと入ってきました。“しげ”なんだけど“しげ”じゃない。ちゃんと、しげがキャラクターとして火賀を取り込んでいたからだと思います。

重岡 方向性は一緒かなって思うけど、火賀みたいに自分を削って、誰かのために頑張れるようなできた人じゃない(笑)。

神山 だから、“しげ”だけど“しげ”じゃない、“火賀”なんです。だから、遠慮もなくなるし芝居がすごいやりやすかった。

誰と入れ替わったとしても分かる、ふたりの絆。

作品的にはちょっと重いイメージですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

重岡 普段は皆さんと“どうやって仲良くなろうかな?”から始まりますが、「ジャニーズWEST」の神ちゃんとの“僕らふたりの空気感”でやらせていただいて明るい現場になりました。

「明るい現場」のエピソードなどはありますか?

重岡 プチコントをぶち込みました(笑)。「2人でやっているんですよ」という雰囲気を出してましたが、実は「みんな見てくれているかな?」とか「喋りかけてくださいね。僕らウェルカムですよ」って気持ちでやっていたんです(笑)。

神山 「これが(現場の雰囲気の)いい入り口になればいいな」って思って、全力でやりました(笑)。「金八先生」のものまねとか、しげに「ものまねを指導する」という振りから、“みんなを巻き込んでいけたら”という感じでしたが、ハードルが高かったみたいです(苦笑)。キャストは女の子だし、スタッフの方も女性が多かったので…。俺としげのふたりだけの間で終わりました。でも笑ってはくれていましたよ(笑)。

ドラマのように、もしも入れ替わってしまったら、自分だと気づいてもらえると思いますか?

重岡 俺は誰と入れ替わってもわかってもらえる気がします。自分では分からないんですが、わりと独特なタイプだと人に言われるんです。

神山 (うなづきながら)非常に独特です。基本的に、ぶわーっと喋って、ばーっとふざけて、急に“すっ”っと静かになる。

重岡 (大笑い)そうやね。

神山 人のことをいじっている姿とか、ひとりでふざけて、ひとりでオチをつけて、ひとりで笑いを生み出している姿を見れば、わかると思います。「あれ? なんかしげっぽい」って。わかりやすいです。俺は、どうやろう…? わかってもらえへんと思う。

重岡 俺は気づくと思いますね。

神山 (ちょっと嬉しそうな表情のあと)意図的に入れ替わったのでなければ、気づいてもらおうと何かすると思いますよね(笑)。

おふたりの絆を感じますね。

神山 僕は絆を感じていますよ。しげが入ってから12年くらい? ずっと一緒で、ここまで長く付き合っていると…。お話できるエピソードはそんなにないんですが…(笑)。

重岡 芝居と関係ないけど…。最近は減ってきたと思っているんですが、自分、ダンスの位置や振りの覚えが遅いところがあるんです(笑)。それで、みんなと踊っている時に「あれ?」ってなると、ダンスとか位置覚えがピカイチな神ちゃんが、真っ先に目線で「あっち」とか「こういう振り」とか教えてくれます。ありがとうございます。

神山 (笑いながら)自分の立ち位置を覚えるので必死なところはありますが、全員の位置関係は覚えるようにしているんです。でも、しげの立ち位置は覚えようとしている自分もいます。

重岡 (小声)すごいなぁ。

神山 基本的に「1曲やろうか」ってなったときに、しげがオドオドすることが多いんです。「しげあっち」って(笑)。

重岡 ね!「あれ? 俺どこやったっけ」って(大笑)。

嫉妬心は歳を重ねたことで尊敬の気持ちへ。“羨ましいと思われるような人間”でいたい。

本作は“嫉妬”から巻き起こる事件が描かれていますが、その気持ち理解できましたか?

神山 嫉妬しても行動には移さないよね。

重岡 移さないね。みじめになると思う。男の人はみんなそんな感じだと思います。悔しい気持ちはいっぱいあるけれど、嫉妬ではないですね。

神山 妬んだりもしないです。例えばしげに嫉妬してもしげのことを悪く言ったりしない。

重岡 でも、機嫌は悪くなるかもしれない(笑)。悔しいから口数が減ったり、顔に出る。その場の空気を読むのが嫌になるようなね。昔は結構嫉妬することもありましたが、25、6歳になって、少なくなってきました。「いいなぁ。俺、度胸ないからできへんな」って思う時もたまにありますが「自分もそうなれるように頑張ろう。自分を信じよう」って感じで嫉妬というより尊敬の気持ちになります。

神山 僕も、同じです。嫉妬というよりも「こいつすごいな。羨ましいな」っていう感じですね。「羨ましい」=「凄いな」と。自分自身もそういう「羨ましいと思われるような人間でいたい」という気持ちがあるので「自分自身をもっとよくする」そっちにベクトルが向きます。「人よりは自分を変えよう」っていう感じですね。

重岡 あと「ここだけはお前に負けへん!」というところを知っているからかもしれませんね。

では、作品に絡めてもう一つ伺います。おふたりには、昔を思い出すアイテムはありますか?

重岡 (少し考えた後)ある! 昔、松竹座がホームで、その楽屋口の角の立ち食いラーメン! あの匂いがたまらないんですよね。劇場終わりにその匂いを嗅いで「チッ」って言いながら帰る。その感じ、言われて思い出しました! いつか食べに行きたい!

神山 わかる! あそこは絶対に通るからね。俺はオムライスかな。あそこのオムライス。帰り道が一緒だったのでよく行きましたね。あとイタリアンのお店も。

重岡 あった。あった(大笑)。

神山 しげと一緒だと、仕事終わりの帰り道に食べた思い出かな。

重岡 通学路とかもね。

高校時代の思い出とかあります?

重岡 俺何してたっけ?

神山 グループ組んで、松竹座やって大阪城でライブ…

重岡 そん時、一番必死だったから、覚えてないかもしれない。なんか辛かった。裸一貫でステージに出る感じで…。でも楽しかったな。

神山 その頃、ユニットも組ませてもらっていましたし、出来ることは全力でやっていたと思います。

重岡 高校生っていいですよね。まぁ、僕はヘンに格好つけすぎて寒かったので、モテなかった。

神山 制服なかったので、羨ましかったです。いまでこそ、制服を着たらコスプレになりますけど、街中で制服着てデートしている子を見ると、俺らはできひんかったことやから「いいなぁ」って思っちゃいます。

重岡 今なら、部活やりたい。野球かサッカー。ボクシングがあればボクシングをやりたいです。

では、最後にドラマを観た感想をお願いします。

神山 率直に面白かったです。演じていた本人ですが、どんどん物語に入ってしまいました。

重岡 台本を読んだ時の「キラキラ」感が作品として見れたのがうれしかったです。それと、観ていると現場のいろいろなことを思い出すんです。でも、そういうのを忘れて自分で自分のシーンに“グッ”ときて、そのことに「やったー!」と思いました。

『宇宙を駆けるよだか』(全6話)

8月1日(水)全世界配信

【STORY】
火賀俊平、水本公史郎、小日向あゆみの3人は仲の良い幼馴染。
大好きな公史郎から告白され、つき合うことになったあゆみは、初デートの日、醜い容姿のクラスメイト・然子と体が入れ替わってしまう。入れ替わったことを誰にも信じてもらえず絶望するあゆみだが、あゆみに想いを寄せる火賀が、いち早く2人の入れ替わりに気付く。火賀に支えられ、あゆみは元に戻る方法を探るが…。

出演:重岡大毅、神山智洋(W主演)、清原果耶、富田望生
原作:川端志季「宇宙を駆けるよだか」(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:岡田道尚 音楽:Ken Arai
主題歌:「アカツキ」(ジャニーズWEST)
プロデュース:西坂瑞城 飯島章夫(Que)
演出:松山博昭 
©川端志季/集英社 ©「宇宙を駆けるよだか」製作委員会

オフィシャルサイト
http://www.yodaka-switched.com

原作本

宇宙を駆けるよだか

川端志季
別冊マーガレット

かわいくて素直な性格のあゆみは大好きな人と恋人同士になったばかり。だが、初デートに向かう途中で同じクラスの然子の自殺を目撃し、意識を失ってしまう。目が覚めると、あゆみは醜い容姿の然子と身体が入れ替わっていて・・・。 容姿も性格もまったく違うふたりの運命が、奇妙にねじれながら交錯していく――。