Interview

廣瀬友祐&三浦涼介が原作に真摯に向き合う。浪漫活劇『るろうに剣心』で見せる“役者”の覚悟とは?

廣瀬友祐&三浦涼介が原作に真摯に向き合う。浪漫活劇『るろうに剣心』で見せる“役者”の覚悟とは?

自分の声と向き合うことの大切さ

“歌う”ことで心がけていることはありますか。

三浦 『1789』までは深く考えたことがなかったのですが、稽古のときに歌い方、声の出し方を指導していただいて、そんなに頑張らなくても声が出るという、意外なフィーリングに気づきました。もちろん、ただ歌うだけでは歌の本質は見えません。表情や仕草、気持ちを心がけるだけではなくて、言われたこともどれだけ再現できるかを考える必要もあります。ただ、その日の感情に流されて終わるのではなく、つねにきちんと歌うための準備を心がけておく。「いつもと同じことをやっていれば、声が出ない日はないはずだよ」とお言葉をいただいたので、声帯と会話をして「今日の君はどんな感じだい?」ということを自ら問いながら歌っています。

廣瀬 ミュージカルに関しては、歌だけに、芝居だけにと、どちらかにならないように考えています。「音楽がかかりました、はい、歌います」ということだけは避けたいので。もちろん、気持ちは大切にしていますが、自分の歌を録音して聴くと、歌ったときの感情とは裏腹に、聴こえてくる音が違って、「こうやって歌っていたはずなのに、その感情はこの歌では客席に伝わらない」というジレンマを発見することもあるので、自分の感情と出したい声、そして、もともと音楽に組み込まれているパワーの融合点を見つけることを心がけています。かしこまりすぎてもダメで、それらを意識して歌うことが勝負だと思っていますが、ミュージカルは何回こなしても緊張しますね。

三浦 緊張するの? 『1789』のときに舞台袖ですれ違ったら、笑顔で言葉をかけあったりしてたよね? なるほど、緊張していたのか……。

“ギャップ萌え”の仲良し2人組

(笑)お互いの印象はいかがですか。

廣瀬 三浦涼介という人間は、共演させてもらう前から映像やほかの舞台で知っていて、例えばインタビューの紙面や写真から、お客様の立場として見てもパワーを感じていました。ちゃんとした自分がある人だと思います。それが魅力ですね。それから、いっぱい苦しんでる。

三浦 フフフ(笑)。生きづらそうにしているな、と。

廣瀬 いや、苦労しているからこそ魅力的だと思うんです。いろいろ抱えて背負っていたり、傷つくことがあると知って、ますます共感できるようになりましたし。表現に対しては、ビジュアルとは想像もつかないぐらいパワフルで、そのギャップも魅力です。

三浦 “ギャップ萌え”だね。“廣瀬友祐”も魅力的です。そんなに言葉数が多い人ではないし、「何を考えているかわからない」とこちらを身構えさせて、実はしょうもないことを考えている(笑)。静かな佇まいで、ボソっという言葉がツボにハマります。『1789』はハードな舞台だったので、カーテンコールのときは毎回放心状態になるのですが、後ろから声をかけてボソっと笑わせてくれて、とても癒され、カーテンコールも頑張ろうと思いましたね。

廣瀬 いやいや、毎回笑わせて大丈夫かなって心の中でせめぎ合っているよ(笑)。

三浦 毎日心待ちにしていたから! そういうところがあるので、“ギャプ萌え”の仲良し2人組です。

(笑)。おふたりにとって役者とは。

三浦 “今日にでも辞められること”。お客様に劇場に足を運んでもらって、多くの人に観てもらいたい。舞台に立っていないと、僕の役者としての意義はなくなってしまうので、「今日にでも明日にでも辞められるんだ。俺の代わりはいくらでもいる」というくらいの覚悟で板の上に立っています。

廣瀬 役者は、ただの職業のひとつにすぎないかもしれません。廣瀬友祐は「何者なの?」と聞かれて、どれだけのことを答えられるのか。僕のアイデンティティを説明するのが難しいからこそ、ほかのお仕事と同じで、例えば“料理のない器”のように思っています。それぞれに答えを持っているのが役者だと思いますが、役者という何もない器に、どれだけ僕らの魂をいっぱいにして、お客様にお届けできるかが勝負だと思います。

役者ひとりでは何もできない。支えられて板の上に立っている

それでは、最後に意気込みをお願いいたします。

三浦 とても個性豊かな役者たちと小池修一郎先生のもと、ステージに立てることは光栄ですし、観に来てくださった方には、最高のエンターテインメントだと感じてもらえるはずです。チラシのビジュアルだけで濃すぎます(笑)。後悔はさせません、絶対にすごいものになりますよ。

廣瀬 素晴らしいキャスト・スタッフの中で、演じさせてもらえる喜びを噛み締めています。役者ひとりでは何もできないんです。お客様を含め、周りを支えてもらって輝かせていただける存在です。もちろん、自ら戦う必要もありますが、最終的にはたくさんの方に支えられて板の上に立っている仕事なので、今作もそんなステージになると思います。命をかけて本番に向かうので、それを楽しみにしていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場にお越しください。


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※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

7月27日(金)~8月5日(日)23:59

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・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

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浪漫活劇『るろうに剣心』

2018年10月11日(木)~11月7日(水)新橋演舞場
2018年11月5日(木)~11月24日(土)大阪松竹座
<チケット一般発売日>2018年7月28日(土)AM10:00〜

STORY
舞台の中心となるのは、明治11年の東京、薫風の章。血に染まった剣を封印し、逆刃刀を手に流浪人となった男・緋村剣心と「人を活かす剣」を信じるまっすぐな瞳の少女・神谷薫が出会う。人を守りたかった少年が、なぜ人斬り抜刀斎という修羅となったのか。その男がなぜ、不殺の流浪人となったのか。大切な人たちと出会いながらも、罪の答えを探す剣心の苦しみは続く……。幕末の動乱を生き抜いた者たちの、新たな戦いが始まる。

原作:和月伸宏『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』(集英社ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
音楽監督:太田 健(宝塚歌劇団)

出演:
緋村剣心 役:早霧せいな
神谷 薫 役:上白石萌歌
斎藤 一 役:廣瀬友祐
四乃森蒼紫 役:三浦涼介
武田観柳 役:上山竜治
相楽左之助 役:植原卓也
高荷 恵 役:愛原実花
剣心の影 役:松岡広大
加納惣三郎 役:松岡 充

オフィシャルサイト
公式Twitter(@ruroken_stage)

廣瀬友祐(ひろせ・ゆうすけ)

1985年10月14日生まれ、東京都出身。俳優、歌手。主な出演作に【舞台】『グレート・ギャツビー』、『パジャマゲーム』、『ロミオ&ジュリエット』、『エリザベート』、『1789─バスティーユの恋人たち─』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』【映画】『タクミくんシリーズ4 Pure~ピュア~』、『行け!男子高校演劇部』、『幕末奇譚 SHINSEN5 ~剣豪降臨~』【テレビ】土曜ワイド劇場『棘の街』などがある。【CD】「夜明けのカリヨン」「煌-FAN-」「PRESENT FOR YOU」をリリースしている。

オフィシャルサイト
公式Twitter(@hirose_yuusuke)

廣瀬友祐関連曲

三浦涼介(みうら・りょうすけ)

1987年2月16日生まれ、東京都出身。2002年、映画『おぎゃあ。』で俳優デビュー。2012年7月、シングル「夏だよHONEY!!」で歌手デビュー。主な出演作品に【舞台】『わたしを離さないで』、『ショーシャンクの空に』、『グランギニョル』、『1789─バスティーユの恋人たち─』【映画】『BECK』、『るろうに剣心 京都大火編』、『星くず兄弟の新たな伝説』【テレビ】『ごくせん』、『人形佐七捕物帳』、『おみやさんスペシャル2』などがある。【CD】『COLOR』をリリースしている。

公式ブログ
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三浦涼介関連曲
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関連書籍:和月伸宏『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』
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