Interview

【スペシャル対談】「もっと俺に構えや!」「無視しているわけじゃないんだよ?」声優・岡本信彦と梶 裕貴が劇場版『僕のヒーローアカデミア』の魅力を語る!

【スペシャル対談】「もっと俺に構えや!」「無視しているわけじゃないんだよ?」声優・岡本信彦と梶 裕貴が劇場版『僕のヒーローアカデミア』の魅力を語る!

この8月3日(金)に封切られる劇場映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』。現在第3期が好評放送中のテレビアニメ『僕のヒーローアカデミア(通称、ヒロアカ)』初となる劇場版だ。完全オリジナル脚本で、若かりし頃のオールマイトの活躍が観られるなど、ファンの期待が高まりまくっている本作。その見どころを、本作の人気キャラクター、爆豪勝己と轟 焦凍を演じる二人の人気声優、岡本信彦と梶 裕貴に訊いた。

取材・文 / 山下達也(ジアスワークス)
撮影 / 松浦文生


ヒロアカ劇場版は「空白の夏」を描くオリジナル作品!

まずは、ヒロアカ初の劇場映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』がどういったお話なのかを教えてください。

岡本信彦(以下、岡本) 時系列的には、テレビシリーズ第2期と第3期の間、「空白の夏」のお話です。大筋としてはいつも通り「ヒーロー」の物語なんですが、個人的には、デクとオールマイトの熱さがほとばしる「パンチングアニメ」だと思っています。

梶 裕貴(以下、梶) なにそれ(笑)。

岡本 いや、言った自分でもよくわかんないんだけど(笑)、ハッピーエンドに向かっていくところも含めて、“ザ・少年マンガ”っていう感じかな?

 一応フォローをしておくと……物語自体は映画オリジナルなのですが、原作の堀越耕平先生が「原作・総監修・キャラクター原案」という形でしっかり関わってくださっているので、原作マンガのファンの皆様にもしっかり楽しんでいただけるつくりになっています。劇場版オリジナルの新キャラクターが2人登場するものの、オールマイトの若かりし頃(ヤングエイジ)が描かれるなど、これまでのキャラクターたちにもしっかりスポットが当たりますのでご安心を。笑いあり、涙あり、ヒロアカらしい熱いドラマの詰まった作品に仕上がっています。

わりやすい解説、ありがとうございます(笑)。ちなみに、今回の舞台は雄英高校ではないんだそうですね。

 はい。≪I・アイランド≫という人工島が舞台となります。そこを訪れたデクたちがハプニングに巻き込まれて……というストーリーです。

映画の見どころについて教えてください。「パンチングアニメ」ということは、つまりアクションがすごいのでしょうか?

岡本 ……やっぱり「パンチングアニメ」のことは忘れてください(笑)。もちろん、アクションもすごいんですけど、見どころは、その中で、それぞれのキャラクターが“共闘”していくところだと思います。誰と誰が……というのは映画を観てのお楽しみなのですが、安定の組みあわせから、意外な組みあわせまで、ヒロアカファンならきっとよろこんでいただけるはずです。

 劇場版ならではの、ここでしか観られない戦いが描かれています。爆豪と轟は共闘するのか。するとしたら、いつものように爆豪が突っかかって、轟がスカすみたいな感じになるのか(笑)、それとも力を合わせて戦うのか。ぜひ、ご自身の目で確かめてほしいですね。

ヒロアカならではの空気感が漂うアフレコ現場の話題も!

今回、大スクリーンに向けて、爆豪君と轟君を演じてみていかがでしたか? 監督からは劇場ならではの演技を求められたりしましたか?

 長崎監督や三間音響監督からは、劇場だからと演技を変えるような演出はありませんでした。いつも通りに演じています。

では、二人の関係性も変わらずという感じなんですね。

岡本 かっちゃん(爆豪)は、いつもスカされてしまうことに対して、けっこうフラストレーションたまっています。「もっと俺に構えや!」って思っているはず(笑)。

 轟は無視しているわけじゃないんだよ? 「なんて答えたら……?」くらいの気持ちなだけで。

普段のお二人の関係性もそんな感じなんですか?

 (クールに)そうですね。

岡本 えええええっ!?(笑) いや、実際の梶君は轟とは真逆の性格だと思いますよ。むしろ、全部に反応してくれる。ちょっと甘くはいった消え入りそうなボケにも突っ込んでくれますし。

 でも、ヒロアカの収録中は轟のテンションでいるようにしているので、どこか口数は減っているような気がします。役作りというか……自然とそうなってしまうんです。普段の自分とはだいぶ違うことをしているので。

岡本 うーん、そう言われると僕も、この現場ではけっこう緊張しているかも。ヒロアカの現場にはそういう空気感があるんです。キャラクターとしっかり向き合わないと演じきれない。特に僕はかっちゃんと違ってあまり怒らないタイプなので、意図的に自分の中に爆発させる燃料みたいなものを作っていかないといけないんです。

では、ヒロアカの現場は常にけっこうピリピリしている感じなんですね。

岡本 本番に入るとピリッとします。ただ、休憩時間は和気あいあいとしていますし、みんな、仲良くやっています。

現場のムードメーカーというとどなたでしょうか?

 飯田を演じる石川界人君と、上鳴を演じる畠中 祐君……かな?

岡本 界人君は現場をまとめ上げてくれています。そして、祐君はだいぶイジられているイメージがある。役とリンクしているようなところがあります。上鳴君はアホですから(笑)。

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