Interview

音楽×ダンス×ゾンビ!? 丘山晴己&高野 洸が舞台「八王子ゾンビーズ」の魅力を語る

音楽×ダンス×ゾンビ!? 丘山晴己&高野 洸が舞台「八王子ゾンビーズ」の魅力を語る

音楽×ダンス×ゾンビをテーマにした完全オリジナル舞台「八王子ゾンビーズ」が、8月5日(日)より東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演される。人気放送作家の鈴木おさむが脚本・演出を担当、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)の初主演舞台となる。
ゾンビたちを演じるのは、歌・ダンス・芝居力を兼ね備える若手俳優陣。そんな8人の“ゾンビーズ”の中から、ブロードウェイにて活躍し、ミュージカル『刀剣乱舞』など2.5次元ミュージカルでも注目を集める丘山晴己と、Dream5での活動後も様々な舞台に出演してきた高野 洸のふたりに、絶賛稽古中である「八王子ゾンビーズ」の魅力を語ってもらった。

取材・文 / 片桐ユウ 撮影 / 関信行


エンターテインメント性の高いステージになる予感

今作はオリジナル作品。まだいろいろと未知数なのですが、ストーリーは「ダンサーになる夢が破れ、八王子の山奥のお寺に辿り着いたタカシ(山下健二郎)が陽気でイケメンなゾンビたちと出会い、成仏のためにダンスを教えることになる……」とのことです。おふたりはゾンビ役でご登場ですよね?

高野 洸 はい。僕は人の家に侵入して金品を盗んでいた泥棒だった男です。

丘山晴己 キャラクター的には?

高野 ルパンっぽい感じです! 飛んだり跳ねたり、動ける男。

丘山 すごくカッコいいんですよ。洸くんはいつもカッコいい!

高野 いえいえ(照)。もっといろいろできるようになっていかなきゃと思って、努力中です。

丘山 カワいい~!(笑)

高野 (笑)。

丘山 11歳も年下なんですよね、彼。

丘山晴己

では高野さんをお稽古場でもイジったり、可愛がったり?

丘山 そりゃあ……もう。

高野 なんですか、今の間?(笑)

丘山 (笑)。でも彼のほうがしっかりしているから、年上みたいな感じです。

高野 いやいや! 晴己さんはいつもこうやってなごませてくれる存在なんです。

丘山 なごませることしかできませんので……。

高野 そんなことないです! お稽古場でもいつも笑わせてもらっていて。お芝居中も晴己さんが面白くて、つい素で笑ってしまいそうになります。アドリブのところも毎回変えていらっしゃるし。

丘山 今はまだ探り探りの段階だから、毎回違うことをやってみようかなって。今、稽古のたびに違うキャラクターで攻めているんです。どれをおさむさんが気に入って、自分のベースにしていこうかなと思っているところです。

高野 洸

丘山さんのゾンビは、設定としてはどのような役なのでしょう?

丘山 僕は“快斗”という名前で、藤田 玲くんが演じる“琉斗”と兄弟になります。どちらかというと知性で戦うタイプ。天才肌っぽいものを意識していますね。知的すぎる人ってどこか変人だと思うので(笑)、ちょっと「この子、なんなんだろう!?」って思われるキャラクターになりそうかな。(高野に)キレイに言ったらそうだよね?

高野 そうですね(笑)。

丘山 おさむさんは、役者自身の色を役に入れるのが好きな方なのではないかなと思うので、自分の要素を大げさに入れてみたり、わりと自由にやりたい放題やっています(笑)。どれだけやっても怒られないんですよ!

高野 笑ってくれますもんね。

丘山 うん。だから今回は自分で壁を作ってはいけないんだなと感じてる。リミットをどれだけはずしていけるかが勝負というか。本当にエンターテインメント性の強い演出家さんだなと思います。

高野 そのぶん、注意されたときはしっかり受け止めようって気持ちが引き締まりますね。すべてにおいて面白いものを求めているんだなと感じています。

おふたりはお稽古に合流して間もないと思いますが、本日の稽古ではどのようなことをされましたか?

丘山 それが、不思議なんですよ。

高野 そうですね。僕たち途中からの参加だったんですけど、稽古初日からもう通しだったそうなんです。なので、今日も通し稽古でした。

えっ! この段階で最初から最後まで?

丘山高野 はい。

丘山 初めての経験でしたね。合流した日に5分で立ち位置を教えてもらって、通し稽古スタート!

高野 全体的に物語の流れを見たいということなのか、僕らのことを通して見てみたいということなのか……理由はハッキリ言われたわけではないのですが、おさむさんのスタイルなのかなと思います。

丘山 稽古開始から1週間くらいですけど、もう10回以上通していますね。

序盤から通しをするスタイルの稽古は、実際いかがですか?

丘山 新鮮です。でも、おさむさんは役者のやりたいことを存分にやらせてくれるので、すごく楽しいです!

高野 そうですね、いろいろ挑戦させてもらえます。

丘山 思いっきりトライしていくと「いいね」って言ってもらえて、そこをもっと膨らませていただける感じで進んでいます。

ダンスの振付などは、通しと同時進行ですか?

高野 はい。ダンスの振付はほぼ終わっています。あとは殺陣が入るので、その稽古がこれからになります。

丘山 そう、ゾンビたちは武器を持って戦うんですよ! 洸くんは何の武器を持っているんだっけ?

高野 僕はスパナ。

丘山 そうだ! めっちゃキレイに振っていた(笑)。

高野 (笑)。結構ゴツい武器なので、重たそうに見えるように気をつけて振り回しています。

丘山 僕の武器はね、ゴミ箱の蓋なんだよね……。

高野 (爆笑)。

丘山 攻撃ができない! 防御力100だけど、攻め力はゼロ(笑)。

(笑)。個性がより引き立ちそうなゾンビーズですね。

丘山 そうですね。でもチーム感もすごくあります。僕たち8人のゾンビは“8人”って塊な感じなんですよ。セリフも誰かが長台詞を言うわけではなくて、8人が横並びになってボンボンボンボン掛け合って言っていくような感じがあって……これ、どう表現したらいいんだろう? ひとりずつセリフを発していく、木琴みたいな感じ? 僕としては、その合間をどうやって埋めていくかということを改めて勉強しています。あそこ、結構悩まない?

高野 わかります、難しいです! あと、“ゾンビ感”をどこまで出そうかってところもまだ探り中なので……でも、お客様の想像を超える舞台になることは間違いないと思います!

ゾンビがダンスというと、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を思い浮かべてしまうのですが、場所がお寺ですもんね?

丘山 そうそう(笑)。僕も最初はそれを思い浮かべていたんですけど、みなさんがイメージされているよりお芝居がメインになってくると思いますよ。

高野 僕ら、踊りがヘタという設定ですし。

丘山 でも違うところに見せ場があります! 洸くんのは……まだ秘密のシーンですけど。

高野 楽しみにしていただきたいです! 晴己さんのシーンも絶対に楽しいと思います。

丘山 あのシーンね(笑)。エチュード的なものを求められている場面だと思うから、毎公演違ったものになるんじゃないかな。それと楽しみにしているのが、お客様との掛け合いシーン。新しい参加型舞台ですよ。すごくエンターテインメント性の高いステージになる予感がしています。

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