Interview

「イラスト・デザインを”仕事”にしたいキミへ」『君の膵臓をたべたい』装丁デザイナー&『青くて痛くて脆い』イラストレーターが語りつくす!monogatary.comが無料イベントを8月21日開催。

「イラスト・デザインを”仕事”にしたいキミへ」『君の膵臓をたべたい』装丁デザイナー&『青くて痛くて脆い』イラストレーターが語りつくす!monogatary.comが無料イベントを8月21日開催。

初のコンテスト「モノコン2018」を実施中の投稿サイト「monogatary.com」が、「イラスト・デザインを”仕事”にしたい」という人向けのイベント「創作最前線 vol.1 〜イラスト/デザイン編〜」を開催!

今回のイベントは、『君の膵臓をたべたい』などの第ベストセラー作品を手がけるブックデザイナー・松昭教氏(bookwall)と『青くて痛くて脆い』のカバーイラストレーター・ふすい氏という業界のトップランナーの二人がゲスト。どうしたらイラストやデザインを仕事にできるのか?ということから、プロフェッショナルに必要なスキル、あの大ベストセラーの創作秘話まで、すべてを語りつくす。この夏、夢をかなえるチャンスを見逃すな!

イベント「創作最前線 vol.1 〜イラスト/デザイン編〜」の詳細はこちらhttps://monogatary.com/news/pickup/45

エンタメステーションでは、イベントの開催に向けて、ブックデザイナー・松氏とイラストレーター・ふすい氏に話を聞いた。

取材・文・撮影 / エンタメステーション編集部

仕事となると、やっぱり時間との勝負というところがあります。

特に若いクリエイターにとってプロの制作過程については興味があるところだと思いますが、イベントではそのようなことも公開していただけるとか……?

 公開しますよ! ふんだんに(笑)。

プロの企業秘密を公開してくださると。

 いや、プロの秘密なんて全然ないんですよ。プロって技術だけじゃない。僕がイラストレーターさんと初めて会うときによく言うのは、何でもいいから質問をくださいと。今回のイベントでは話せないかもしれないけど、価格の話もします。まず、“食っていく”ってことはどういうことなのかという話をする。イラストレーターとして“食っていく”ということは、それをずっと続けていかなきゃいけないってことでもあるんですよね。だから、自分はそれをずっとやりたいのか? ということを問うてもらう機会にもなったらいいなと。

松氏のデザイン作品。左:『君の膵臓をたべたい』(住野よる著・双葉社刊/イラスト:loundraw)/右:『青くて痛くて脆い』(住野よる著・KADOKAWA刊/イラスト:ふすい)

ふすいさんにお聞きしますが、プロとしての商業イラストと趣味のイラストはやはり全く違いますか?

ふすい 全然違うものですね。自分の好きな絵って、いくらでも描けるじゃないですか。しかも時間をかけて描くことができる。でも、仕事となると、クライアントがどういう絵を求めているのか、ターゲット層はどこかということもあるし、やっぱり時間との勝負というところがあります。 相手が求めているものと、自分の表現したいものとをどう摺り合わせるかというところに一番時間を使いますね。

「売れる」ということで言えば、一番のきっかけは分わかりやすいかどうか

松さんは、数々のベストセラーの装丁を手がけていますが、「売れる作品」をどう作っていくかということについては、何が大切だとお考えですか?

 「売れる」ということで言えば、一番のきっかけは分わかりやすいかどうかですね。例えば書店に行ったときに、本の表紙を見て、何を言いたいのか説明しなくても分かる、という状態を作れるというのが、重要だと感じています。

松氏のデザイン作品。左:『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』(織守きょうや著・幻冬舎/イラスト:秋赤音)右:『少女を殺す100の方法』(白石智之著・光文社/イラスト:浅野いにお)

今回のイベントでは、当日の参加者の「モノコン2018」への応募作品について、お二人から直接コメントをしてもらえる企画があるとか?

ふすい せっかく来て下さる方にうまくコメントができるかというのが、心配な部分ではあるんですが。短時間でどれだけ伝えられるかが大事になってくると思うので、そこが当日の勝負になってくると思います!

松さんは、普段からイラストに触れたり、コンテストで評価するようなことも多いかと思いますが、どんな基準で見ているんですか?

 今回のコンテストに関しては、二つあって、お題があるので、そこにどこまで近づけるかというものが一つ。もう一つは、まったく見たことがないもの。見たことがないものっていうのは、世の中に出回っていないけれどもインパクトがあって、見たときに何かわからないけれども衝撃があるもの。この二つの見方があって、それを今回はどう棲み分けて見るかということを考えています。

こういう風に、みんなが見ている前で作品についてコメントしたりされたりということって、ある種、恐ろしい瞬間でもあるかなと思いつつ、クリエイターを目指す人にとってはすごくいい刺激になりそうですね。では、最後にお二人からイベントに参加したいという方にコメントをお願いします。

 お越し下さる方は、まだ就職していないという人が多いと思うんですが、だからこそできるイラストっていうのがあると思うんです。世の中に出ていて見たことがあるものではないもので、自分なりに表現してもらえると、こちらも見がいがあるし、面白いんじゃないかなと思っています。

ふすい 今の時代は、イラストを描く方がたくさんいるので、どう自分の個性を見せるかということが大切になると思っています。今回のコンテストでは、今の自分の個性を最大限生かせるイラストで、みなさんがどのくらい力を発揮してくれるのか、すごく楽しみです。

『月刊monogatary.com』の記念すべき創刊号。デザインは松氏、イラストはふすい氏によるもの。


monogatary.com主催「創作最前線 vol.1 〜イラスト/デザイン編〜」

お題「ある日突然、音符が女の子になった」をテーマにふすい氏がイベント用に描き下ろしたイラスト。

【イベント概要】
日時:2018年8月21日(火)18:30〜
場所:都内某所 ※ご参加確定者のみにメールにてお知らせいたします。
参加費:無料(会場までの交通費はご自身で負担していただきます。)

【参加方法】
下記URLより必要事項を入力の上お申し込み下さい。
「応募内容」の欄で、必ず「(8月21日 創作最前線vol.1)」を選択してください。
応募はこちらhttps://monogatary.com/form
※応募者多数の場合、厳選なる抽選によって当選者を決定させていただきます。当選、落選いずれの場合でも8月14日までに、入力いただいたメールアドレス宛にご連絡させていただきます。

【内容】
(1)プロフェッショナルの軌跡
ゲストお二人のこれまでの道のりを紹介するトークコーナーです。活躍の裏側にはいろんな苦労も??

(2)制作過程大公開!
イラスト・デザインを実際に作る際の過程を、ゲスト両名に紹介していただきます。制作において考えるべきことは何なのか?? 上達のコツが隠れているかも!?

(3)公開アドバイス合戦!
「モノコン2018 表紙部門」への投稿作品へ、ゲストのお二人が直接アドバイス!自分の作品へのアドバイスはもちろん、「人に作品がどうアドバイスされているか」もとても参考になるはず!

※イベント参加希望の皆さまへ
イベント本編にて、monogatary.com主催コンテスト「モノコン2018」表紙部門に応募された作品に、ゲストの二人が直接アドバイスをおこないます。ぜひアドバイスを受けたい、という方は、8月14日までに「モノコン2018 表紙部門」に自身の作品を応募してみてください。
「モノコン2018 表紙部門」の応募方法はこちら
http://monocon2018.com

左:イラストレーター・ふすい氏 右:ブックデザイナー・松氏

松 昭教(ブックデザイナー/株式会社ブックウォール代表取締役)

ブックデザイナー。株式会社ブックウォール代表取締役。京都精華大学ビジュアルコミュニケーション学科卒業。松井桂三主宰のデザイン事務所などを経て、独立。 2009年株式会社ブックウォールを設立。これまでに『君の膵臓をたべたい』(住野よる/双葉社)など、数多くのベストセラー作品の装丁を手掛ける。小説作品だけでなく、ビジネス書、エッセイ、雑誌のアートディレクションなど多方面にわたり活躍。「多くの人々に本を読んでもらえるような、楽しい装丁を手がけていきたいです」

bookwallオフィシャルサイト
http://bookwall.jp/
Twitter@bookwall

ふすい(イラストレーター)

イラストレーター。細部まで描き込まれた背景、光や透明感、空気感等、独特なタッチを特徴としている。人物だけでなく、風景にも表情が伝わるよう心理描写を入れ、叙情的な作風が魅力。これまでに、『青くて痛くて脆い』(住野よる/ KADOKAWA)、『70年分の夏を君に捧ぐ』(櫻井千姫/ スターツ出版)、『京都西陣なごみ植物店』シリーズ(仲町六絵/PHP研究所)、『スイーツレシピで謎解きを』(友井羊/集英社)など、数多くの小説作品の装画、挿絵を担当。また装画のみならず、天月×96猫「打上花火(歌ってみた/cover)」(ドワンゴ)のMVイラスト、三月のパンタシア「風の声を聴きながら」(SONYMUSIC)のCDジャケットなど、音楽関連のイラストも手掛ける。そのほか、児童書、教育事業関連、広告など、ジャンルを問わず、幅広く活動している。

オフィシャルサイト
http://fusuigraphics.tumblr.com/
Twitter@fusui0519

書籍情報 「月刊monogatary.com 2018年7月号(vol.4)」

価格:100円(税抜)
発売日:2018年6月29日より
電子書籍配信ストア
Reader Store、ブックパス (6月29日以降配信開始)
iTunes、eBookJapan、Kindle、BOOK☆WALKER、BookLive、honto、楽天kobo(7月6日以降配信開始)
掲載内容
■monogatary.com月間ランキング
■今月の特集お題『一年中、雨の止まない街』
・総合ランキング
・「やまない雨はない」倖成卓志
・「雨が止む前に、おやすみ」松田はるき
・「この雨、いつか」かきたま
■4コママンガ「ものちゃんでいず」石川チカ
■偏愛ですが、何か?今月の偏愛:「りんこ」
■(新コーナー)ものキャラ図鑑 ヒコ
■今月の1冊:「工事現場のアナグマさん」スリングママ 表紙:氷魚

関連サイト

「モノコン2018」オフィシャルサイト
http://monocon2018.com
monogatary.com
https://monogatary.com
公式Twitter
@monogatary_com
公式Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/monogatarycom