Interview

待望の続編!『銀魂2』公開記念・小栗 旬&菅田将暉&橋本環奈の(約)10000字爆笑座談会!

待望の続編!『銀魂2』公開記念・小栗 旬&菅田将暉&橋本環奈の(約)10000字爆笑座談会!

まさかの(!?)大ヒットから1年、あの素敵なヤツらがパワーアップしてスクリーンに帰ってきた!

2017年、実写日本映画で興行収入1位に輝いた『銀魂』の続編が、ついに完成。題して、『銀魂2 掟は破るためにこそある』が、いよいよ8月17日(金)から全国公開される。原作でも人気の高い「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」をミックスさせるという福田雄一監督ならではのチャレンジに、前作よりもさらに豪華さを増したキャスト陣が全力で笑いと感動に落とし込むという、意欲作となっている。

前回は柳楽優弥&三浦春馬のインタビューをお届けしたが、今回はついに前作から続投する万事屋の三人衆・銀時&新八&神楽を演じた小栗 旬・菅田将暉・橋本環奈の約10000字におよぶ爆笑座談会を余すことなくお届けする!

取材・文 / 平田真人 撮影 / 内田大介


「笑ってはいけない」を地で行くような、福田組=『銀魂』の現場。

取材までに試写が間に合わないということで、台本をお借りしまして…読みながら何度も吹き出してしまいました。

菅田 僕も現場に入っていた時、明日のセリフを今一度覚えようと読み返すことがあったんですけど、そのまま次のシーンを読んでいくと止まらなくなって、結果的に1人で笑っているみたいなことが何度もありました(笑)。

小栗 あと、台本読みをしていて、「このセリフ、覚える必要があるのかな?」と思うような言葉も多々あったよね(笑)。

橋本 ありましたね~!(笑)

小栗 必死こいて覚える意味はあるのか、自問自答するっていう。まぁ、覚えるんだけど(笑)。

菅田 「吐いたーーーー!」とかね(笑)。

神楽ちゃんのセリフですね。橋本さんは、『銀魂』で“コメディエンヌ開眼”なんて言われましたが…。

橋本 そうですね、今作でも吐いてますけど、もはや吐くことも普通になっちゃっていて(笑)。ただ、しゃくれたのは…今回が初めてでした(笑)。

菅田 完全にオモシロ要員だもんね。

橋本 何か、すっかりそんなふうになっちゃってますよね(笑)。

小栗 オモシロ要員(笑)。

菅田 飛び道具だもん。

橋本 確かに! でも、白塗りしたキャバクラのシーンは心配だったんですよ。一回、白塗りした自分を鏡で見てみて、「あ、面白いな」とは思ったんですけど、結局〝出オチ〟になっちゃうんじゃないかなって。

菅田 ほら! もう、ひと笑いじゃ満足しない人になっちゃってる(笑)。

橋本 いや、もう〝出オチ〟になるのだけが心配だったんですけど、そのシーンの終わりごろになって、小栗さんと菅田さんが「面白い!」と言ってくださったので、「あ、これは大丈夫だ」って安心したんです。

菅田 みんな、カンカン(=橋本)の写真撮ってたよね。

橋本 三浦(春馬)さんから、「その(白塗りした)顔のファンです」って言われて、ツーショットを撮りました。三浦さん、ずーっと笑ってくださってました(笑)

小栗 じゃ、春ちゃん(=三浦)に神楽のTシャツあげた方がいいんじゃない?

橋本 そうします!

続編は総じて難しいと言われますが、前作と比べて難しかったことや、福田監督から新たに求められたことは何かありますか?

菅田 アレかなぁ、「手が震える」っていうお芝居…。

橋本 (爆笑・思い出したのか、菅田が言い終わる前に笑い出す)

菅田 (笑)。手が震えるっていうのが、できなくて。

小栗 苦戦してたよね(笑)。

菅田 めちゃくちゃ難しかったんですよ。例のごとく、福田監督からその場で「手、震わせてみて」って言われたんですけど。

小栗 監督が目の前で、こうやって(と、手を震わせる仕草をする)。で、菅田もやってみるんだけど、「あれ、ちょっと何か…いい感じっすね!」とか言って(笑)。結果、マッサージチェアーみたいになって。

菅田 あれは難しかったです。

小栗 僕は何かな…。あ! 「パッ、ウィ~ン」っていう間で「しゃくれてくれ」って監督から言われたヤツ。「パッ、ウィ~ン」っていう〝間〟で抜群にうまくいった瞬間があったんだけど、横の菅田が笑ったって言って、NGになった(笑)。

橋本 あれ、超うまかったですよねぇ。

菅田 いや、あれは無理です。たぶん、役者にしかわからない時間なんですけど、小栗さんの中で流れている「パッ、ウィ~ン」と、僕の中で流れている「パッ、ウィ~ン」とが完全に同じタイミングだったんです(笑)。しかも、それがお互いにわかったから…笑いがこらえられなくて。それでも、今回はそうそう吹かなくなったんですけどねぇ…。

小栗 俺もあの時、本当に「あっ、抜群」と思って。「パッ、ウィ~ン」(で、しゃくれた顔をする)って(笑)。

菅田 あれは先輩のお芝居を邪魔したなって、反省しましたね。

小栗 あそこね、本編で使われてるかな? 

菅田 一応、もう1回撮ったんですけどね、どうだろう。

小栗 でも、あれほど抜群な「パッ、ウィ~ン」はなかったなぁ。

橋本 あれはめちゃくちゃすごかったですよね。

菅田 ていうか、本当に「パッ」って言いますかね、普通(笑)。

橋本 確かに(笑)。

小栗 あと一番難しかったことが床屋かな。自分の中でも意外とツボっちゃって、結果、笑いを耐えなきゃいけない時間になっちゃって、床屋で将軍(=徳川茂茂/勝地 涼)を必死に引っ張っているシーンがあるんですけど、そこの後半3分の2以降はずっと笑ってましたから(笑)。

菅田 小栗さんズルいんですよ、(顔を後ろ向きにする素振りをしながら)こうやってるから、顔はそこまで見えないし。福田組の暗黙の了解で、「笑いそうになったら後ろを向け」っていうのがあるんですけど、プルプルしながら笑いを堪えているのが見えながら、僕は「ファ~~~~ッ!? 銀さ~~ん! 目が、目が縦にぃ~~!」なんて言ってて(笑)。

小栗橋本 (笑)。

菅田 (笑)。あれは大変でしたねぇ…(しみじみ)。

小栗 だから、キャバクラと床屋のシーンは、本当に「笑ってはいけない」ということに耐えるのが一番難しかったですね。

橋本 だいたい耐えられないんですよ、面白すぎて(笑)。私は、万事屋の客間に銀ちゃんたちと3人で座っていて、柳楽優弥さん扮するトッシーが訪ねてきたところで、完全にアドリブみたいな感じになっていたところですね。

菅田 今回のトッシーは、いちいちヒドかったね(笑)。

橋本 私たちに笑って欲しくて、最終的には自分で「ヘヘッ」って笑うんですよ、柳楽さん。

小栗 そう! あの人ズルいんだよ。柳楽さんは、自分がすごく面白いことを言った後、みんなのリアクションが薄いと、本役の土方の時でも「ヘッヘッヘッ~」って笑いを入れてくるんだよね(笑)。

菅田橋本 そうそう(笑)。

小栗 トッシーを演じている時と変わらないじゃないかって。

菅田 しかも、別に僕たちも面白くないから笑ってないわけじゃなくて、あくまで役だから笑ってないわけで(笑)。

橋本 お芝居中だから耐えてるだけなのに(笑)。

小栗 「参ったなあ、土方こんなことになっちゃって」なんて思ってるのに、(トッシーの口調を真似て)「何とかかんとか! ヒッヒッヒ~」って(笑)。あれはズルいよなぁ!

菅田 あれはダメですね。ただ僕らを笑わせにきてるだけだから。お芝居だってこと忘れてますもん(笑)。

小栗 なのに柳楽さん、トッシーの時だけ何でもオッケーみたいな感じでやってきて(笑)。

つまり、リアル「笑っちゃいけない」な現場だったと(笑)。

小栗 特に『銀魂』の現場は、そう簡単なことでは笑わない精神のタフさというものを持っている役者さんじゃないと大変だと思います。やっぱり、なかなか難しいです…、何をするかわからない(佐藤)二朗さんもいらっしゃるし。

橋本 あぁ、そうですよね。

菅田 人が笑うまでやり続けますからね。

小栗 二朗さんとのシーンでは、段取りとかもないんですよ。「(福田監督も)こんな感じで、二朗さんよろしく」みたいな。でも、さすがに話している途中に踊りだしたりするとは思わないじゃないですか(笑)?

菅田 「テッテッテレッテ~♪」なんて歌いながら(笑)。

小栗 あんなんされたら、「これは笑わないとおかしいぜ?」っていう状況になるんですよ。

菅田 その辺、長澤(まさみ)さんとかスゴいですよね。長澤さんは、二朗さんが何しても笑わないんですよ。

橋本 確かに! まさみさんスゴかった。

菅田 でしょ? たぶん本編では使われてないんですけど、「ヨーイ、スタート」で二朗さんがボケて、自分の目の前にあるグラスじゃなくて長澤さんのグラスを飲もうとするっていうアドリブをやったんですけど、全っ然…冷た~くしてて。「長澤さんプロだな」って思いましたね。

橋本 笑わない感じがまた、めっちゃ面白いんですよね。

菅田 その様子を見て笑いそうになったもん(笑)。

橋本 スン、としてるっていう(笑)。

菅田 全然ウケてないんだっていう。

小栗 なんで二朗さんのことをこんなに無視できるんだっていうね(笑)。

菅田 あれはスゴかったですよねぇ。

万事屋3人のシーンは増えたものの、ストーリーの本筋からは外れている!?

今作では、さらに豪華なキャスト陣が参戦していますが、それぞれ気になったキャラを挙げるとすると?

菅田 どのキャラクターも、きっと原作が大好きな方々も舌を巻くレベルのクオリティーだと思いますけどね。

橋本 沢山いるんですが、私は将軍(=徳川茂茂)かな?

菅田 (くのいち・猿飛あやめ役の)夏菜さんもスゴかった。

小栗 すげぇイイ声出してたよね、腹の底から。

菅田 「こんなに面白い人だったんだ!?」って思いました。

橋本 夏菜さん(猿飛あやめ)の一声目、迫力がすごかったですよね。

小栗橋本 (夏菜の口調を真似ながら)「興奮するじゃないのぉ~~!」って。

菅田 声量ハンパなかったよね。

橋本 あれはすごかったです、本当に。

菅田 きっと…この座組に後から参加するのって、ちょっと大変じゃないですか。

小栗 超キツイと思う。しかもオモシロ担当だから。

菅田 そう。だから、なおさら夏菜さんの第一声は感動したんですよ。カッコよかったよね?

橋本 カッコよかったです! 「スゴッ!」と思いましたもん。

小栗 フロア中に声が轟いていたからね。

菅田 そう、轟いてた。

キャストが解禁される前、ネット上でも盛り上がっていて。伊東鴨太郎の三浦春馬さんと川上万斉の窪田正孝さんは、予想がついていたみたいですけど。

小栗 だってアレ(ヒントになるビジュアル)、ほぼほぼわかるよね(笑)。

橋本 わかりますよね(笑)。

小栗 窪田くんなんて、あの横顔ですぐピンとくるでしょ。春馬も、よく見れば春馬だもん。

そのおふたりと絡んだ際のエピソードはありますか?

菅田 僕はおふたりとほとんど会ってないんですよ。

橋本 同じシーンが少なくて。

小栗 僕も窪田くんとは結構一緒のシーンが多いんですけど、春馬くんとは現場で全然会ってないんですよね。

菅田 数シーンだけ一緒でした。

小栗 結果…よくよく考えると、今回は僕たち3人、全然本筋の話に参加してないんですよ(笑)。

菅田 万事屋ね~、今回賑やかし担当です。周りでワイワイやってるっていう(笑)。でも、一瞬、春馬くんとお会いした時に、覇気みたいなものは感じました。きっと『銀魂2』における〝真面目ブロック〟のようなパートを担当してるところがあるので。(近藤勲役の中村)勘九郎さんとかも。

小栗 そう、だから勘九郎さんと柳楽と春馬の3人のシーンは、自分らは見ることができていないんですけど、すごくいいシーンになったと聞いていて。本当にみんなの頑張りによって、僕らがウハウハできたら一番いいのかなって(笑)。

菅田 そうそう、勘九郎さんが涙ながらにいろいろと語る芝居が、すごい迫力で。「うわぁ、かっこいいなぁ…」って思いました。

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