2018年夏アニメ主題歌特集  vol. 10

Interview

アニメ『ISLAND』謎めく夏の恋模様を歌う。“乙女ゲーム”で恋心を勉強!? JK卒業後初シングル「Eternal Star」亜咲花インタビュー

アニメ『ISLAND』謎めく夏の恋模様を歌う。“乙女ゲーム”で恋心を勉強!? JK卒業後初シングル「Eternal Star」亜咲花インタビュー

感情のコントロールに苦労するほど感動的な歌

カップリング曲の「Marine SNOW」はバラードですが、亜咲花さんには珍しい印象があります。

亜咲花 そうなんです。私自身にとって、初めての壮大なバラードです。自分の楽曲の顔としてあらたな一面を見せることができるなと思って、すごくうれしかったです。スローテンポな曲はこれまでもありましたが、涙を誘うようなバラードは初めてでした。ライブでもずっとアップテンポだったので、“THE・聴かせる曲”というものはなかったので、ずっと歌いたかったんです。

レコーディングはいかがでしたか?

亜咲花 サビで感情を爆発させる曲がすごく好きで、自分の中でイメージをすごく膨らませていたのですが、レコーディングはちょっと苦戦してしまって。いつもは自分のイメージ通り歌えるのですが、「Marine SNOW」は難しかったです。声と感情がついていかなくて、違うところで沈んだり浮かんだりしてしまいました。この曲はあまり激しく始まらず、曲が進むにつれて、ずっと右肩上がりになっていきますので、歌っているときは感情を抑えるのが最初は大変でした。ガーッと行きたいところも、「ここは最後まで取っておかねば」と思って、ちょっと抑える感じでレコーディングしました。

そうなったのは壮大なバラードを歌えるという亜咲花さんの気持ちが先走っていたから?

亜咲花 そういう気持ちもあったと思います。それに、今までの楽曲はサビ前にちょっと抑えることが多かったので、ずっと右肩上がりなのは珍しいんです。こういうタイプの曲も素敵だなと改めて思いました。歌では「何度でも 生きる意味を」からブーストがかかっています。ここは意外に重いんですよね。「命や愛がなくても僕は生きていくよ」みたいな感じなんです。目の前に絶望があっても、目を背けるのではなくて、きちんと向き合いながら対処法を見つけていく。そんな風にどんどん明るくなっていくんです。サビが盛り上がるにつれて、主人公も明るい気持ちになって、絶望や嫌なことと向き合って解決策をみんなで見つけていくという、すごく壮大なストーリーになっています。最後のサビで思いと決意を出していきました。

歌い終えての感想は改めていかがでしたか?

亜咲花 自分の楽曲の中でもストーリー性としては一番重い内容なのかなと思っています。これも大人に向けての良い機会かなと思っています(笑)。18年間生きてきて、自分が思う命と愛のかたちはあるのですが、これが10年後になったらまた変わると思うんですよ。「Marine SNOW」では今自分が思い描くものを伝えていますが、これから10年の間にいろいろな経験をすることで、今考えている命や愛に対しての考えは変わるでしょうし、歌い方も変わっていくと思うんです。この曲も長年ずっと歌い続けることで、どんどんパワーアップして説得力のある歌になるんじゃないかなと思っています。

フェスは夢の舞台であり、創作の刺激を受ける場所

本作でシングルが5枚。この秋でデビューから2周年を迎えますが、そろそろアルバムを出したいという考えはありますか?

亜咲花 その話題、ファンの皆さんからもよく言われるんです(笑)。ファンの皆さんが思っているということは、やっぱり本人もすごく思っています。もし出せるとすれば、どういうコンセプトにするのかは、自分の中でもう描いているんですよ。

どんなコンセプトなのでしょうか?

亜咲花 20歳で「twenty」、もしくは19歳のうちに「L.T~Last Teen~」という題目で出したいんです。本当に全然決まってないのですが、個人的には10代最後の集大成として出せれば良いなぁって。あとはジャズ系の曲が今までなかったので、ジャズ系の曲も歌いたいです。ジャズの中にアニソンの要素を入れたら面白いんじゃないかと思っていて。10代が思い描くジャズを演って、「10代の自分はこんなことをやりたかったんだよ」ということを、思い出のアルバムとして曲に残したいと思っています。ジャス系の曲を歌いたいなって思ったのは、今年の1月に「リスアニ! LIVE 2018」を観させていただいて、そこに出演されていた早見沙織さんのパフォーマンスがきっかけなんです。

フェスは他のアーティストから刺激をもらえるのがいいですよね。

亜咲花 はい。それに、知らない曲を知ることができるところ。私もこれまでいろいろなフェスを見てきましたが、お目当ての方以外のパフォーマンスに触れてきました。そのおかげで「アニソンってこんなに奥が深いんだ」と自分でも気付けたし、どんどん好きになったんです。そしてアニソンから入ってアニメを見るという、逆輸入な感じでオタク化していきました。だからフェスというものへの思い入れはすごく強いんです。作品を背負って歌うのではなくて、自分のことを知らない人にも「亜咲花ってこんなにすごいんだ」と思ってもらえるようなパフォーマンスにしたいと思っています。

フェスと言えば、今年は「Animelo Summer Live 2018 “OK!”」(以下、アニサマ)へ出演されます。昨年は場外のけやきひろばステージに出演され、1年後の今年は本公演への出演です。

亜咲花 いやー、もう涙涙です。出場のお知らせとテーマソング歌唱への参加・MV出演まで一気に教えていただいて、腰を抜かしてしまったんです(笑)。それぐらい体も脳もビックリでした。涙は出るわ汗は出るわ、あんなに体と脳が追いつかない経験は初めてでした。私自身、アニソン好きになったきっかけがアニサマで、アニサマがなかったら今の自分はないんじゃないかと言えるほどのステージなので、特別な思いがあります。当日は、ちゃんと理性を保って歌うことが目標です(笑)あとは“亜咲花”のことをたくさんの人に知ってもらえるように。自分もアニサマという大舞台を楽しんで歌いたいです!

ライブ情報

「亜咲花 19th Birthday LIVE ~Make It Happen LTB~」

10月19日(金)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
時間:開場 18:00/開演 19:00
チケット(別途ドリンク代):グッズ付チケット ¥6,000(税込)/通常チケット ¥4,500(税込)

TVアニメ『ISLAND(アイランド)』

TOKYO MX:毎週日曜22時00分~
サンテレビ:毎週日曜23時30分~
BSフジ: 毎週火曜24時00分~
AT-X:毎週月曜23時30分〜
リピート放送 毎週水曜15時30分〜、毎週土曜 7時30分〜、毎週日曜27時00分〜

【STAFF】
原作:フロントウイング
原案:ごぉ
キャラクター原案:空中幼彩(フロントウイング)
監督:川口敬一郎
シリーズ構成:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:川村幸祐
音楽:立山秋航
音楽制作:MAGES.
アニメーション制作:feel.

【CAST】
御原凛音:田村ゆかり
枢都夏蓮:阿澄佳奈
伽藍堂紗羅:山村 響
三千界切那:鈴木達央
反取芽衣:中島 唯
鳩間杏:高柳知葉
砂田笑里:田中貴子

オープニングテーマ:田村ゆかり「永遠のひとつ」
エンディングテーマ:亜咲花「Eternal Star」

亜咲花オフィシャルサイト
TVアニメ『ISLAND(アイランド)』オフィシャルサイト

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