Interview

「これがパーリー感か!」声優・畠中 祐、想像力から生み出したセクシーさと新境地。2ndシングル「真夏BEAT」インタビュー

「これがパーリー感か!」声優・畠中 祐、想像力から生み出したセクシーさと新境地。2ndシングル「真夏BEAT」インタビュー

ラップにも挑戦した「Summer Breeze」は子供のころの夏の想い出をテーマに

そしてカップリング「Summer Breeze」ですが、こちらの曲はいかがでしたか?

畠中 この楽曲は、1日の終わり、夏の終わりをテーマにしているんですけど、夏って寂しさが伴うんですよ。夏休みが始まったときにも、終わりが見えちゃう。だから夏のことを思い出すと、どうしても「終わり」の寂しさも一緒にセットになっているんですね。それもあって「Summer Breeze」は共感する部分がすごく多くて。キーワードとしても自分の夏の思い出を挙げていたんです。

夏の体験で真っ先に思い浮かんだのが、毎年夏休みにおばあちゃんの家に預けられていたんですけど、その別れ際の寂しさで。ずっと改札口に立って手を振ってくれているおばあちゃんやおじいちゃんの姿が浮かぶんです。あの瞬間の寂しさって、ほかにはないなって気持ちだったので、そのときの想いを歌いたいなって。

新しい自分、という意味では「真夏BEAT」なんですけど、従来の自分の夏の想い出はこの「Summer Breeze」で表現できたなと思います。メロディや歌詞からも夏の寂しさが感じられるし、これまでとは違った歌い方で、この切なさを歌声にちりばめることができるかな、というのがこの曲に臨むときのテーマでしたね。

レコーディングではその想いは乗せられましたか?

畠中 乗せられたと思いますね。思いっきり感情を乗せてというよりも、通り過ぎて気づく寂しさみたいな感覚で歌いました。気持ちは伴いながらも、気持ち良く歌う。風に乗っているように歌わせてもらいました。あとはラップが個人的に恥ずかしかったです。ラップをしている自分が想像できなかったので。レゲエっぽい、オーセンティックな雰囲気に「初めて感」が出てしまうように思ってしまって。でも何度か挑戦をさせてもらって、自分的にもすごくいいテイクが録れたなと思っているので、聴いてもらっての反応も楽しみです。でもラップは聴けば聴くほど、やればやるほど、奥が深そうです。

真剣に向き合って、僕の中に新しい世界を拓いてくれた3曲です

そしてもう一曲は「CRUSING」です。

畠中 これは英語詞です。この曲が自分の中ではいちばんハードルが高かったです。「真夏BEAT」が描いている夏の光景や、自分の夏の経験から作り上げた「Summer Breeze」はイメージしやすかったんですけど、「CRUSING」は、“都会の夏の夜の遊び”というような曲。

落ち着くのではなく、夜が深まりながらさらに盛り上がっていくような曲なので、自分の中では経験が乏しいし、想像力が追いつかない感じもあって。レコーディングをする前に友だちと一緒に、アイリッシュバーに飲みに行ってみたりしました。ショットとかも挑戦してみたんですけど、すごく楽しかったです。そういった経験をまた、歌声の表現に着地させることができたんじゃないかと個人的には感じています。

そんな“畠中 祐と過ごす夏”という感じの今回のシングル。現在の畠中さんを堪能させてもらえますね。

畠中 実際に僕の中に新しい世界を拓いてくれた3曲です。真剣に考えて、向き合いましたから。ダンスパフォーマンスでも魅せられるアーティストを目指していますし、好きなことを追求させてもらえています。ここからさらに新しい面もプラスしてもらっているので、ちょっとずつ冒険心を広げてもらっているような感覚で、アーティストとして活動していて今、楽しいんです。ここから先、楽曲に出会うたびにそんなあらたな可能性や世界を、僕自身も音楽によって見せてもらえるんじゃないかと思っています。

畠中 祐レーベルサイト

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