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【8/26“アニサマ”全曲レポ】大トリはJAM Project! ポプテピピック、ミルキィホームズの感動コラボも実現…アニメ愛に満ちた祝祭、今年も完全燃焼!

【8/26“アニサマ”全曲レポ】大トリはJAM Project! ポプテピピック、ミルキィホームズの感動コラボも実現…アニメ愛に満ちた祝祭、今年も完全燃焼!

2018年8月26日(日)、さいたまスーパーアリーナにて世界最大級のアニソンライブイベント「Animelo Summer Live 2018 “OK!”」の3日目が開催。総勢22組のアーティストが出演し、コラボなども交えながらさまざまな角度から魅力満載のステージングを展開。約2万7,000人ものアニソンファンを、心の底から楽しませてくれた。

取材・文 / 塚越淳一


3日目は賑やかなスペシャルコラボで華々しくスタート

ミルキィホームズ×i☆Ris×上坂すみれ×東山奈央

アニサマ3日目のオープニングは、ミルキィホームズ×i☆Ris×上坂すみれ×東山奈央による「ANISAM A GO GO」(原曲「ミルキィ A GO GO」)から幕が上がる。全員がミルキィのコスチュームを着ているという一体感とスペシャル感。気心も知れているメンバーだけあって和気あいあいとした雰囲気だったが、コール&レスポンスをしながら、トップバッターとしてしっかりと会場を温めていく。

妹S

テンションは“OK!”の中、『干物妹!うまるちゃん』から妹Sの4人が登場。会場を巻き込んで「うまるん体操」を楽しむと、「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」ではトロッコに乗って会場を移動しながら歌う。やはりアニメの最初のOPテーマというのは、その作品を強烈に印象づけるもので、会場では大きな「う・ま・る!」コールが起こっていた。

ORESAMA

続いて登場はアニソンの次代を担うアーティストORESAMA。彼らの最新曲である「ホトハシル」でその高い音楽性を見せつけると、『魔法陣グルグル』第2クールのOPテーマ「流星ダンスフロア」では、会場をダンスフロアにして体中で音楽を楽しんでいた。ORESAMAにとって初のアニサマになったが、これからもっともっと会場を踊らせるアーティストになるはずだ。

THE MONSTERS

サプライズで登場したのはTHE MONSTERS。JAM Projectのメンバーによく似た5人組が、バンドサウンドでやたらと熱く『ラブライブ!』の人気曲「Snow halation」をカヴァー。さすがの貫禄で会場を盛り上げた。

ヘルシェイク矢野

そして昨日に引き続き、アニサマと『ポプテピピック』とのコラボが実現! 出番になると、ステージ上でスケッチブックを使った高速紙芝居が始まる。電車が止まってバンドメンバーが来れなくなったため、ヘルシェイク矢野が超絶ギターで場をつなぐ、といった内容だったが、この「Hell Yeah!!」な展開に、会場から大きな「ヘルシェイク」コールが巻き起こること自体がカオスだ。そんな中、ステージに現れたのは上坂すみれ。愛すべきクソアニメ『ポプテピピック』のOPテーマ「POP TEAM EPIC」をカオティックに歌い上げる。途中、映像で蒼井翔太が映り謎のコラボをしていたり、スタンド席からポプ子とピピ美がステージをじっと見つめていたり、どこまでもシュールな『ポプテピピック』ワールドに会場も笑いに包まれていた。

上坂すみれ

『リトルウィッチアカデミア』『カードキャプターさくら』…さまざまなアニメ映像が歌をアシスト

YURiKA

そんな濃い展開のあと、また違うベクトルで色濃い世界を見せてくれたのがYURiKAだ。まずは『宝石の国』OPテーマ「鏡面の波」で不思議な世界に迷い込ませると、今度はTVアニメ『リトルウィッチアカデミア』の主人公アッコ(CV.潘 めぐみ)の声が響き渡り、アニサマのステージに立つという夢がかなうというYURiKAを応援してあげて、というメッセージが贈られる。さらに作品を象徴する名フレーズ「信じる心があなたの魔法!」というアッコの力強い言葉に背中を押されたYURiKAが、アニメの映像に合わせて「Shiny Ray」「MIND CONDUCTOR」を歌う姿は、シャイニィシャリオに憧れて夢を追いかけ、夢をかなえるアッコのようだった。

オーイシマサヨシ

続くオーイシマサヨシは、ポップチューン「オトモダチフィルム」をMVでも共演した女の子とダンスしながら披露。今回はおしゃべり控えめだったが、あっという間に、アニソンファンから愛される存在になったのだなと感じさせてくれる温かいステージだった。

早見沙織

これまでもアニサマのステージで、素晴らしい歌声を響かせてきた早見沙織。今回は『カードキャプターさくら クリアカード編』から、ポップナンバー「Jewelry」でライブをスタートさせる。歌も抜群だが、MCをしても絶対に外さないのが彼女のすごさ。会場とコール&レスポンスを楽しみながら、ちゃっかり自分のソロ活動の宣伝も織り交ぜる。そして、まだ生で歌ったことがないという新曲「新しい朝」(『劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』主題歌)をフルサイズで披露。やはり今年もその歌声に会場がうっとりとする。昨年に引き続き、2万7,000人が息を呑む瞬間を見た気がした。

東山奈央

その雰囲気をガラッと明るく変えたのは東山奈央だ。疾走感あふれるデビュー曲「True Destiny」を歌い会場を沸かせると、『かくりよの宿飯』の映像とともに和ロック「灯火のまにまに」を披露。赤い灯火に包まれながら真っ直ぐな歌声を響かせると、会場も大きな声を上げ、彼女のステージを盛り上げていた。

鈴木みのり

飛び切りの笑顔でセンターステージに登場したのはネギを持った鈴木みのり。彼女のソロとしての初タイアップ曲『ラーメン大好き小泉さん』のOPテーマ「FEELING AROUND」を笑顔いっぱいで歌う。間奏ではネギをバトン代わりにくるくる回したり、ネギでエアギターをしたり、初出場だとは思えないほど堂々とした全力全開のステージ。次にダンスをレクチャーしてから『カードキャプターさくら クリアカード編』の「リワインド」を笑顔で歌い切ると、早見沙織を呼び込んで『カードキャプターさくら』シリーズの名曲「Catch You Catch Me」を一緒にカヴァーする。アニソンを代表する名曲だが、その曲の魅力を2人の力で余すことなく表現していたのが素晴らしかった。

鈴木このみ

そしてメインスクリーンを青空にした鈴木このみが歌ったのは「アルカテイル」。あいさつ代わりにその力強い歌声を響かせると、彼女が声優としても出演したTVアニメ『LOST SONG』のOPテーマ「歌えばそこに君がいるから」を披露。アニメのシーンも映し出され、シリアスな物語がフラッシュバックしてくる。歌の力を感じさせてくれる力強いパフォーマンスをしたあと、彼女がアニサマ前半の最後の曲として持ってきたのが「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」だ。ステージに炎が立ち上がる中、溜まったフラストレーションのすべてをぶつけるようなパンチのある歌声で、会場のテンションをぶち上げると、最後はジャンプして締めくくった。

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