IDOL ~Blossoms 2016 spring~  vol. 5

Interview

アイドル大好き芸人座談会

アイドル大好き芸人座談会
左から、飛永 翼(ラバーガール) / クロちゃん(安田大サーカス) / スベリー・マーキュリー(こんにちは計画)

“現場”に足繁く通うガチのアイドル好きお笑い芸人3人が、それぞれの注目アイドルやライヴの楽しみ方を語る! 現場以外では初顔合わせ、“推し”もそれぞれ違う3人だが、オタ的なアイドル愛はやはり共通のものだった。そんな3人の尽きないアイドルトークをどうぞ!

撮影 / 荻原大志 文 / 諏訪圭伊子


男性にも女性にも愛されるグループじゃないと応援できない環境でして(笑)

みなさんは、お互いに面識がありますか?

スベリー ちゃんとお話しするのは、今回が初めてですね。

飛永 現場(ライヴ会場)ではよくお見かけしたりしますけど。

クロちゃん 飛永さんは奥さんと一緒に来てて、仲が良くてうらやましいんですよ。理想だなって思います。

ライヴはいつも奥さんと?

飛永 基本そうです。だから、男性にも女性にも愛されるグループじゃないと応援できない環境でして(笑)、今はアップアップガールズ(仮)とかlyrical schoolとかアイドルネッサンスに行ってます。あまり女性っぽいグループだと、「なんでそこ行こうと思ってるの?」ってつっこまれちゃうんですよ。

スベリー それは例えばどのへんですか?

飛永 1回あったのがpredia。たまたまひとりで見た時に「なんてカッコいいんだ」って思ったから、フェスで「predia見ようよ」って誘ったんだけど、「なんで?」って反対されまして。

クロちゃん 確かに、prediaは大人っぽいからな~。

飛永 でも結局友達も一緒に見ることになって、そしたら「なるほど、歌とか上手なんだね」ってセクシーさ以外の魅力に気付いてくれて、そこからprediaは解禁になりました(笑)。

年間100本以上ライヴを見に行ってるんです。KSDDって呼ばれてるけど、自分ではありだと

スベリー 僕はコンビ名が「こんにちは計画」っていうんですけど、英語にすると「ハロー!プロジェクト」なんですね。だから勝手にハロプロを背負って活動してるつもりで。

飛永 そうなんだ。完全にQueenを背負ってると思ってた。

スベリー 右肩がハロー、左肩がQueenです(笑)。だから現場はハロプロが多いんですが、今はNegiccoとかリリスク(lyrical school)とかも行きますし、最近だと校庭カメラガールツヴァイとかStereo Tokyoとか、次世代のところまで幅広く行ってます。

クロちゃん 僕は年間100本以上ライヴを見に行ってるんですよ。固定じゃなくていろんなところに行ってるから、KSDD、「クソ誰でも大好き」って呼ばれてるんですけど、それは自分ではありだと思ってます。ていうか、昔みたいにガチガチに1個のアイドルだけっていうのは減りましたよね。今はこんだけアイドルがいるんだから、広く見ていたほうがいいんじゃないかって人が増えたと思います。

本当にいろんなアイドルがいますが、それぞれ好きになる傾向というのは?

スベリー 僕は上昇志向がある子が好きですね。今のままでいいやみたいな空気が流れちゃうと、輝きが減っちゃう気がするんですよ。あとは、挫折だったり苦労だったりという物語性があると感情移入しやすくて、Negiccoや℃-uteがそうですね。上昇志向だとアプガ(アップアップガールズ(仮))とか、ハロプロ新ユニットのこぶし(ファクトリー)やつばき(ファクトリー)とか。ライバル関係で切磋琢磨してるのを見ると、どっちも応援したくなります。

飛永 僕は環境優先というか、ライヴの居心地の良さが大事。音源とかDVDで見てるのはいいけど、ライヴに行くと激しくて自分の居場所がない現場があったりするので、行きやすいところを選んで行ってます。そういう意味では、リリスクは曲がヒップホップで、見てるお客さんもそんなにジャンプもモッシュダイブもせずに音楽を楽しんでる空気感があるので、居心地が良かったりしますね。アプガもハロプロの流れを汲んでるので、規律正しい雰囲気があって。あとアイドルネッサンスは昔の曲をカバーしてるので、5歳年上の奥さんがライヴ後に曲解説をしてくれたりして、そういうのも楽しかったりします。

クロちゃん 僕は成長過程が見たいので、その子がどんなふうにしてひとりのアイドルになっていくのかを見守りたいなと思いますね。だからつたない子が好きだし、新しい物好きだったりします。もちろん好きな子はずっと続けて応援してるから、年々推しが増えて困っちゃうんですよ。

だからライヴを年間100本も(笑)。ライヴの楽しみ方というのも、それぞれ自分のスタイルがあるんですか? 

クロちゃん 僕はメモリストなので、常にメモを取ってます。セトリとか衣装替えの内容とか、こういう表情がかわいかったとか書いて、家に帰って読んで笑ったりしてますね。アイドルのやったことを忘れたくないんですよ。良かったなと思っても、違う衝撃が来た時にそっちのことしか覚えてなくて、前の細かい面白かったことを忘れちゃうから、なんてもったいないんだろうって思って書き始めたんです。

vol.4
vol.5
vol.6