Interview

加藤和樹&鎌苅健太&河合龍之介。それぞれが歩んできた道の先=今を示すproject K『僕らの未来』。3人の出会いとなった「テニミュ」も振り返る

加藤和樹&鎌苅健太&河合龍之介。それぞれが歩んできた道の先=今を示すproject K『僕らの未来』。3人の出会いとなった「テニミュ」も振り返る

皆さんにもらった経験。その感謝を返したい

「テニミュ」のお話が出たのでぜひお伺いしたいと思うのですが、今のご年齢になったからこそ「テニミュ」に対して思うところなどはありますか?

加藤 僕の場合は、“テニミュ俳優”と言われ続けることに関して、もちろんあまりいい気はしてなかったですけど、それが自分の歩んできた道だから、決してなくなることはないし、それを背負っていかなきゃいけないという部分は感じていました。やっていた当時には気づかなかったことですし、これだけ大きくなった作品だからこそ思うようにもなり、でもそれに対して“だからなんだ”と思っていた時期もあります。ひと括りにされがちですけど、やっぱり個々の役者なので……と言いつつも、もっと自分が頑張らなくてはと思ったりして。正直、自分たちのあとにこれだけ「テニミュ」が続いていくとは想像していなかったんです。でもどんどん後輩たちが出てくるので、中途半端なものを残せない、その後に続いていけるような先輩でなくては、という覚悟みたいなものはどこかで持つようになりました。ありがたいことに卒業してからも、この間のドリライ(※ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサート Dream Live 2018にゲスト出演)のように呼んでいただく機会もあるので、改めてすごく深く思いますね。

河合 初めて「テニミュ」の舞台に立ってから10年以上経ちますからね。みんな山あり谷ありだったと思うし、いろんな感情があったと思います。でも、こうやって今も一緒に役者をできていることってすごく奇跡だなと思っていて。僕としてはここへきて2周目に入った感じがあるんですよ。1周目はどういう道かもわからずに、みんなガムシャラにやっていた気がする。それからいろいろ知ったうえでまたここに帰ってきた。だから感謝の気持ちや貢献をしたい、という思いが強いですね。

鎌苅 この歳になったから、ここまで素直に「ありがとう」と思えるのかもなあ。

河合 本当にそうだよね。タイミングはたぶん、それぞれだと思うけど。

鎌苅 俺みたいなタイプは、本当に調子に乗っている時期があって。自分に力がないだけなのに「あ、テニミュか」と言われて、なんとか違うところにいかなきゃと悔しい気持ちでもがいていたこともありました。でもいつ頃からだろう……ここ何年かは、もう本当に感謝の気持ちです。だからこそ今回の作品で、今まで見てくださった方、見守ってくださっていた方々に「僕らはまだやっています」と伝えられたらと。皆さんにもらった経験で、階段のこの段までは登れるようになりました、みたいなところを見せられたらいいなと思っているんです。お客様が「まだその段なのか?」と思うのか「結構登れるようになったな!」と思うのかは、僕らの頑張り次第ですけど。今回の作品に携わるスタッフさんたちも、当時の僕たちを支えてくださっていた方ばかりなんですよ。僕らが一番やんちゃな頃を知っているので、もう、本当にここまでしてくださってありがとうの気持ちでいっぱいです。その感謝を返せたら……と言ったら「お客様に返してください」とキッパリ言われたので、おっしゃるとおりだなと思っています(笑)。

加藤 それしかできないからね、僕らは。お客様にも、関わってくれているスタッフさんにも、いい芝居をすることでお返しする。

河合 そうだね。受け取っていただけるものをつくっていきたいです。

この関係性の中でしか描けない、できない芝居というのがきっとある

ぜひ広く多くの方々にproject K『僕らの未来』を観ていただきたいと思うのですが、皆様にはあえてピンポイントに絞った方々に向けてメッセージをいただきたいです。お願いできますでしょうか?

加藤 いろんな方に観てもらいたいし、僕らを初めから知って応援してくれている人たちに観に来ていただきたいのですけど、今の僕らを応援してくださっている方々の中で「テニミュ」を通ってこなかった方にもぜひ観ていただきたいなと思います。この関係性の中でしか描けない、できない芝居というのがきっとあるので。僕はいつも、カンパニーの熱や関係性は絶対お芝居に影響してくると思っている人間なんです。彼らとは共に歩んできた道のりから出る雰囲気やお芝居が必ずあると思うので、そこをぜひ感じていただければなと思います。

河合 じゃあ僕は、「テニミュ」の後輩たちに。逆の立場、まだ若い頃にこのお芝居を観ても実感することはできないと思うんです。彼らはこれから歩む道だから。でもこの先々で同じ立場になったときに「あのとき、先輩たちがああいう瞬間の芝居をしていたな」みたいなものがあったら、少し背中を押してあげられるかなと。もうやめようかなとか、この仕事向いていないのではないかなとか、一回どん底じゃないけど、そういう瞬間はくると思うので。そのくぐり抜けた先のひとつの希望として、こういうものがあるということだけでも提示できたら嬉しいなと思います。

鎌苅 ふたりがお客様と後輩たちに良いことを言ってくれたので、僕は10年後の“僕ら”宛に「また10年後に『僕らの未来』ってDVDを一緒に観ましょうよ」とメッセージを残しておきます。3人で酒を飲みながら観るときに「置きにいっていたな」と言われないようにしたいですね。どの作品も基本攻めたいと思っているけど、この作品に関しても保守的にならずに向かっていって、10年後に観ても「お、攻めているな!」と言えるぐらいのことをしたいなと思います。僕らにとっても、この作品はとても大事なものになると思うので!


【募集終了】抽選で2名様に加藤和樹さん&鎌苅健太さん&河合龍之介さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月6日(木)~9月13日(木)23:59

・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

※個人情報の取扱いについて
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


project K『僕らの未来』

東京公演:2018年12月6日(木)~12月16日(日)品川プリンスホテル クラブeX
大阪公演:2018年12月20日(木)~12月23日(日・祝)大阪ビジネスパーク円形ホール

<チケット一般発売>2018年9月8日(土)AM10:00

STORY
高校卒業後、都会で期待と不安を感じ社会と戦ってきた3人も、15年経ち30代半ばになろうとしていた。
夢を描いていたあの頃、現実を知った日々、道半ばの彼らがたくさんの人々に出会いながら歩んできた“僕らの未来”とは?
「生きる年数は決めることはできないが生き方だけは決められるだろう」
こんな時代だからこそ、自分の意志や力でしっかり生きるという考え方を問う。

原案:加藤和樹「僕らの未来~3月4日~」
脚本・演出:ほさかよう

出演:
加藤和樹 鎌苅健太 河合龍之介 なだぎ武 吉高志音(50音順)

オフィシャルサイト
Twitter(@ project_K2018)

加藤和樹(かとう・かずき)

1984年10月7日生まれ。2005年にミュージカル『テニスの王子様』(跡部景吾 役)出演後、数多くの映像、舞台等に出演。最近はアニメ『イケメン戦国◆時をかけるが恋ははじまらない』、謎解きアニメ『カイトアンサ』等で声優としても活躍。また、2006年4月にCDデビューも果たし、積極的に音楽活動も行っている。最新アルバムは『Ultra Worker』。近年の主な出演作品には【舞台】ミュージカル『マタ・ハリ』『ハムレット』『フランケンシュタイン』『1789~バスティーユの恋人たち~』【映画】『真田十勇士』などがあるほか、10月1日〜上演ミュージカル『タイタニック』への出演を控えている。

オフィシャルサイト
Twitter(@kazuki_kato1007)
Blog

鎌苅健太(かまかり・けんた)

1984年2月17日生まれ。2005年にミュージカル『テニスの王子様』(宍戸 亮 役)出演後、Live Musical『SHOW BY ROCK!!』(シュウ☆ゾー 役)、舞台『若様組まいる』(玉井和馬 役)をはじめ、舞台を中心に数多くの作品に出演。近年の主な出演作品には【舞台】『トランジット・コメディアンズのコント集~2018・夏~』、『「龍よ、狼と踊れ~Dragon,Dance with Wolves~」~草莽の死士~』【テレビドラマ】『ワカコ酒』シリーズなどがあるほか、2019年1月12日〜上演舞台『Like A room[002]』への出演を控えている。

Twitter(@kenta_kamakari)
Blog

河合龍之介(かわい・りゅうのすけ)

1983年5月23日生まれ。2005年にミュージカル『テニスの王子様』(日吉 若 役)出演後、映像、舞台など数多くの作品に出演。近年の主な出演作品には【舞台】舞台『黒子のバスケ』シリーズ、ミュージカル『「黒執事」-Tango on the Campania-』、舞台『北斗の拳-世紀末ザコ伝説-』、『真夏のカーニバル』【映画】『モルエラニの霧の中』、『Sea Opening/シー・オープニング』、『D坂の殺人事件』【Music Video】小野賢章「FIVE STAR」などがある。

Twitter(@ryunosuke_kawai)
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関連音楽:加藤和樹「僕らの未来~3月4日~」
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