2018年夏アニメ主題歌特集  vol. 13

Interview

アニメ『ゆらぎ荘の幽奈さん』ポップ&キュート&和テイストなOPテーマ! 恋愛系の歌は「推しのトレカを譜面台に置いて歌う時も…」春奈るなインタビュー

アニメ『ゆらぎ荘の幽奈さん』ポップ&キュート&和テイストなOPテーマ! 恋愛系の歌は「推しのトレカを譜面台に置いて歌う時も…」春奈るなインタビュー

春奈るなのニュー・シングル「桃色タイフーン」は、TVアニメ『ゆらぎ荘の幽奈さん』のOPテーマに起用。ポップかつキュートという“らしさ”を持ちながら、作品に寄り添ったどこか和のテイストの香るナンバーだ。今回は表題曲についてはもちろん、カップリング曲も含めた意外な共通項や、昨年TVアニメでの主演経験を経て得たものなど、幅広い話題についてざっくばらんに語ってもらった。

取材・文 / 須永兼次


ライブで盛り上がりそうな表題曲の、ポイントはメロラップ

まずは、「桃色タイフーン」がOPテーマに起用されている『ゆらぎ荘の幽奈さん』自体への印象からお教えいただけますか?

春奈るな 私、元々週刊少年ジャンプは学生時代に買っていたので、その掲載作品に携われることはすごくうれしいですね。そのなかでも『幽奈さん』っていうのはかわいい以外の女の子の魅力もたくさん詰まった作品で、そういうジャンプのなかのかわいらしい作品に携われるっていうのは自分的にはうれしかったですし、ここまでハーレム系の作品の主題歌は初めてなので、新しさもあるように思いますね。

ジャンプって、1冊の中に数作品ああいうテイストの作品が。

春奈 ありますよね。私が読んでたときは、『いちご100%』とか『To LOVEる』がその枠だったんですけど。女の子の魅力が本当に詰まってると思うので、いろんな人に観てほしいですね。男性から見てもすごくキュンキュンすると思うんですけど、女の子から見ても本当に「かわいいな」って思う子たちばかりで……「推し、選べるかな?」って思ってるんですけど(笑)。

今のところ、気になってるのは?

春奈 今は、(雨野)狭霧ちゃんですね。やっぱああいうツンデレ系は好きなんですけど……でも、放送中に変わりそうな感じもしますね。

絵だけで描ききれないところが、映像と声で補完されていくと。

春奈 そうなんですよね……男の子のキャラは最近やっと絞れるようになったんですけど、女の子は完全にDDで……もう、罪な子たちがいっぱいいますから(笑)。

では、「桃色タイフーン」自体の印象はいかがでしたか?

春奈 ポップだけどサウンドに和っぽいところがあるので、すごく『幽奈さん』にピッタリの曲だな、って思いました。それにライブでも盛り上がりそうな気がすごくしていて、きっと来てくれる方にも楽しんでもらえる曲になるんじゃないかな、と思っています。あと、作曲してくださった藤井万利子さんは自分のライブでもよくギターを弾いてくださっている方なんですけど、ライブではいつも「いつかるなちゃんの曲を書きたい」って言ってくれてたんです。その方の曲をやっと歌えるのもうれしいですね。

そのなかで、特に今回ポイントになっているのはどんなところなのでしょう?

春奈 そうですね……今回は、Bメロに入っているメロラップだと思います。これは初めての挑戦だったんですけど、やっぱりものすごく難しかったんですよ!最初はセリフを普通の歌のメロディと同じようにとらえてしまって、ムリヤリ高い音で声を出そうとしちゃったりもしたんです。なのでそこは1回リセットして、ちゃんとセリフとして曲に乗せられるように……っていうのを、考えながらレコーディングしていきました。

声優経験も生かしたセリフ部分で、“好き”を込めた相手とは?

そのメロラップがサビに向けて、よりセリフっぽくなっていって。

春奈 そうなんですよ。歌からセリフみたいになっていくところのバランスの取り方が、“徐々に”っていうのだとさらに難しいんですよね。

そこには、昨年TVアニメ『URAHARA』で須藤りと役を演じられた際の経験は生きましたか?

春奈 それは、すごく生きました!歌ではない声でのお仕事を通じて、すごく想像力が育まれた気がしていて。おかげで自信もすごくもらいましたし、文字から得た情報をよりはっきりとにイメージできるようになったなっていう感じが、やっぱりしましたね。

その他大サビ前には、「やっぱり、君が、好きだぁー!!」と叫んでる部分もありますね。

春奈 そうですね。そこはもう、完全にセリフなんですけど、その部分はライブでは会場ごとに変えようかな?って思ってるんですよ。たとえば大阪でライブやるときは「大阪が、好きだぁー!!」みたいな感じで。

しかも、コールを掛け合う曲が表題に来ること自体も珍しいですし。

春奈 たしかに。アルバムにはコールを入れられるような曲もあったんですけど、表題ではちょっと新しいかもしれないですね。

ちなみに、その「好きだぁー!!」のセリフには好きっていう気持ちを思い切り込められたと思うんですけど、そのとき想定されていた対象みたいなものはありましたか?

春奈 そうですね、これは完全に自分の推しをイメージしまして……(笑)。私『イナズマイレブン』がすごく好きなんですけど、アフロディ(亜風炉照美)っていう子がすごく好きで。その子を想像しながら、絶叫しました(笑)。一時期恋愛系の歌をうたうときに、推しのトレカを譜面台に置いて歌ってる時期もあって。

やっぱり対象が見えると、気持ちが乗りやすい?

春奈 乗りやすいですね。それぐらいしか、自分の中に引き出しがないので(笑)。「どうすれば、キュンとした歌を歌えるかな?」と思ったとき、やっぱりリアルな感情を乗せるのがいちばんだなと考えて、やってみてるんですよ。

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