Interview

“リア充とオタクの恋”をコミカルに演じた中条あやみ&佐野勇斗、仲良しインタビューで発見した“オタク”な一面

“リア充とオタクの恋”をコミカルに演じた中条あやみ&佐野勇斗、仲良しインタビューで発見した“オタク”な一面

完璧なルックスを持つ美少女と2次元を愛するオタク男子の純愛を描いた人気コミック『3D彼女』が実写映画化された。

主演は「ミスセブンティーン」出身のモデルで映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』『覆面系ノイズ』で女優としても頭角を現している中条あやみと映画『ミックス。』『ちはやふる‐結び‐』の佐野勇斗。

リア充の超絶美少女・五十嵐色葉を偶然助けたことから彼女に猛烈アプローチされ、新手のいじめ!? と戸惑いながらも次第に心を開いて変わってゆく“つっつん”こと、筒井 光。ありえない二人の恋と切ない運命と強い絆をコミカルにいきいきと演じた二人に作品への思いや撮影のエピソードについて、わきあいあいと語ってもらった。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 増永彩子


ディカプリオの相手役になった気分を妄想(中条)
女の子と話すとき、わざと距離を置いちゃう(佐野)

今回、初共演ということで、まずお互い出会う前に抱いていたイメージと実際に共演した感想を教えていただけますか?

中条 始めてお会いしたのは本読みの時で。どんな人かな…と思ってたんですけど、会うなりいきなり英語で大声で話しかけられて(笑)。私が、人見知りだからみんなとすぐに打ち解けられるかわからないって監督に話したのを勇斗くんに言ったみたいで。彼なりに距離を縮めようとがんばって言ってくれたらしいんですけど、正直驚きました(笑)。でも驚きつつも、あ、この人合うわ!って(笑)。

佐野 ホントかよ~(笑)。

中条 うん。なんか自分と似てるなって思って、これならうまくやっていける!って安心しました。

佐野 僕も正直、中条さんと共演させていただけると聞いたときは、仲良くなれないかもって思ってたんです。人見知りだと聞いてたし、ぱっと見も綺麗なモデルさんだから近寄りがたいイメージがあって。でも、もう嫌われてもいいからぶっ込んでみようと思って。そこでフッと思い浮かんだのが「英語で一言話しかける」だったんです(笑)。

中条 部屋に入ってきて一言めがソレだったんですよ! びっくりしました(笑)。

佐野 冷静に考えたらヤバいよね。笑ってくれるかめっちゃ嫌われるか、どっちに転ぶかは賭けだったんですが、中条さんの反応を見て、あれ、イメージとは全然違うなって。仲良くなれそうだなと思ったし、実際にお芝居を重ねていく中でもどんどん彼女のいいところが見えてきたので、すごくやりやすかったですね。

中条 今回はお互い、役がもともとの性格に似てたみたいで、演じるというよりは、普段の自分の延長で作品を作っていったような感覚が強かったんです。

佐野 この役のここがわからないとか、ムリに考えたり作ったりすることもあまりなかったので、すごく自然に役の二人としていられました。

お二人ともかなり素のご自身に近い役だったんですね。とはいえ、今回は「超絶美少女とオタク男子」という極端な設定で、コミック原作ということもあり、かなりデフォルメされたお芝居も必要だったかと思います。特に佐野さんのコミュ障演技には爆笑させられたのですが、工夫した部分はありますか?

佐野 僕は以前から山田孝之さんと中谷美紀さんの『電車男』という映画が大好きで。自信がないからボソボソ喋ったり、かと思えば自分の好きなことはすごく大きな声でうわーってまくしたてるように喋ったりする緩急とか、急に挙動不審になったり、変な動きをしたりっていう“つっつん”のオタクっぽさは『電車男』から学びました。挙動不審さが「気持ち悪い」ではなく「おもしろい」方向に振り切れるように、思い切ってやろうと。

なるほど。ちなみにご自身の中にオタク的な要素はあります?

佐野 僕の場合は人と話すのが好きなのでコミュ障というのではないですけど、女の子と話すときはちょっと自意識過剰になって、わざと距離を置いちゃったりするところはあります。

中条 え~!?

佐野 いや、こう見えてシャイなんで。始めからこんなにぶっ込んだのは異例です(笑)。

中条さんの方はいかがですか? ミステリアスな超絶美少女というのは中条さんの見た目通りですが、だからこその難しさもあったかと…。

中条 私はこれまで演技をしていて、カメラ映りとかあんまり意識したことがなくて。むしろグチャグチャになってるぐらいがリアルでいいかなと思ってたんですけど、今回は完璧でスタイルも超いい美少女という役だったので、顔をあんまり崩さないように意識しながら、でも役柄的に怒ったり笑ったり、“つっつん”に対していろんな感情をさらけ出さないといけなかったので、そこがすごく難しかったですね。自分がふだん話をしながらどういう顔をしてるとかわからないので、鏡を見ながら今どういう顔してるかなって確認しながら喋ったりしました。

現実の女の子にうまく向き合えず、バーチャルの世界に逃避する“つっつん”のような人は、程度の違いこそあれ、最近は決して少なくないと聞きます。お二人自身はこういう感覚は理解できます?

中条 私は『華麗なるギャッツビー』でバズ・ラーマンを演じたレオナルド・ディカプリオがかっこよすぎて、ずっとディカプリオさんの相手役になった気持ちになって妄想したりしてました。レオ様はヤバイですね(笑)。

佐野 そうなんだ~! 僕はその面に関してはあんまりわかんないですね。小学校のときに好きな芸能人は? とか聞かれても、あんまりなかったし。実際に会った人を好きになるタイプだったので、会ったことがない人に恋する気持ちがわからない。

中条 え、『ワンピース』のキャラクターとか好きじゃなかった?

佐野 好きだけど、恋するとかはないかな(笑)。

女性的なセンスがある人はいいなって思う(中条)
自分にないものを持ってる人って魅力的(佐野)

そこは役とは違ったと(笑)。本作は笑えるシーンあり、切ないシーンあり、緩急に富んだ作品ですが特に印象に残っているシーンはありますか?

中条 笑えるシーンというわけではないんですけど、勇斗くんの顔がけっこうすごくて(笑)。鼻の穴をふくらませて必死な顔で話しかけてきたり、あとオタクっぽい動きとか、みんなでモニタを見て笑ってました(笑)。

佐野 そんなこと言ってたのかよ! でも基本的にずっと現場で笑ってたよね。僕がいちばん憶えているのはキャンプ先でミツヤ(清水尋也)の○○が○○になっちゃうシーン。ただでさえあんなヒドイ状態なのにセリフも全部アドリブで入れてきて、あれは笑いすぎてヤバかった。あと、みんなでキャンプに行ったとき、色葉がプールでオタクの後輩女子の綾戸さん(上白石萌歌)に焼きもちをやくシーンも、めっちゃ可愛いなって。本当に“つっつん“のことを好きになっていってるんだなって伝わってくる。

中条 そうそう、“つっつん”以外の仲間との友情シーンも大好きですね。学校の中庭でみんなでダベったり、キャンプに行ったり。

リア充とオタクの男女がごちゃまぜでキャラもバラバラなのに妙にバランスがとれてて微笑ましい。歪なんだけど青春って感じでキュンキュンします。この5人は撮影中、すごく仲良くなられたそうですが、実はこの人はこうみたいな秘密の一面があれば教えていただけますか?

 

佐野 えーっと、とりあえずあやみちゃんはドSですね。人見知りと見せかけて、けっこうぶっ込んでくる(笑)。

中条 いや、なんか恥ずかしくて、ドSでごまかしちゃうんです(笑)。勇斗は意外に太っ腹なんですよ。先日、Japan Expo2018でパリに行った時、私はずっとお仕事だったのですが、そんな私のために置物のお土産を買ってきてくれたんです。お母さんにもバッグを買ってあげてて、家族思いだなって思いました。

色葉とつっつんのようにタイプがまったく違う人と恋に落ちることはありそう?

佐野 あるんじゃないですかねえ。自分にないものを持ってる人って魅力的だし、真逆のタイプの人に惹かれることはじゅうぶんにあると思います。

中条 私も不器用でけっこう男っぽいので、手先が器用だったり、女性的なセンスがある人はいいなって思います。

佐野 確かに、僕も基本的にはあんまり物事を深く考えないタイプなんですけど、食べ物とか洋服とかのレベルでは、どっちがいいかな?って迷いがちだったりするので、こっちの方がいいんじゃない?って即答してくれるようなサバサバした人はいいかも。

お二人は俳優以外にモデルや音楽もされていますが、俳優の仕事のここが魅力だなという部分とは?

中条 私はすごく年の離れた姉がいて、ほとんどひとりっこみたいに育ったので、他の人を知らないというか、わりと自分中心に生きてきたので、自分以外の人生を生きるのがすごく楽しい。いろんな人と触れ合って、いろんな経験ができると、あ、こういう感情ってあるんだって、役を通して今まで感じたことがない感情に触れたときにすごく感動しますね。

佐野 僕も似てますね。人生ってやっぱり一個しかないからおもしろいと思うんですけど、俳優はいくつもの人生を擬似体験できる。特に映画とかドラマって、その人物がすごく変化したり成長した時期を切り取ったものなので、すごくいろんなことを真剣に考えるし、毎回難しいなーって思うんですけど、だからこそ撮り終えたときは佐野勇斗自身もなにかしら成長できてるんじゃないかと。

なるほど。ところで、お二人ともまだ二十代になられて間もないわけですが、今後俳優として、ひとりの男性女性として、こうなって行きたいという目標はあります?

佐野 僕の目標は色気を出す!

中条 えー!(笑)。

佐野 いや真剣に。最近ことごとく色気がないって言われて、自分でもそれは自覚はしてるので、二十代は公私共にいろんな経験を積んで、なんとか色気を出したいですね。

中条 私は俳優としての目標はちゃんと役の人生を生きれる人になりたい。女性としてはうちの母親のようなパワーのある強い女性になりたいです。

佐野 俳優の仕事はまだ始めてそんなに長くもないので、今はいただいた役を全力でやるのが第一かなと思うんですけど、いつかやってみたいのはちょっとヤンチャな役。意外とないので(笑)。

中条 私はアクションをやってみたいかな。実はけっこう鈍臭いんですけど、がんばってチャレンジしてみたいです。

佐野 いいねー。オレもアクションは好きだからやりたいな。

じゃあ次回はアクションでの共演に期待しています! 今日はどうもありがとうございました!

エンタメステーション オフィシャルInstagramでは、Instagram限定公開の撮り下ろし写真を掲載しています! そちらも是非チェックしてみてください!

フォトギャラリー

中条あやみ

1997年、大阪府生まれ。2011年に「Seventeen」の専属モデルとしてデビュー。現在は「CanCam」で専属モデルを務める。連続ドラマ『黒の女教師』(12)で女優デビューを果たして以降、映画・ドラマ・CMなど幅広く活躍中。映画『セトウツミ』(16)『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)『覆面系ノイズ』(17)などの話題作に続けて出演。今後も主演作『ニセコイ』(12月21日公開)『雪の華』(2019年2月公開予定)の公開が控えている。

オフィシャルサイト
http://www.tencarat.co.jp/nakajoayami/

オフィシャルInstagram
@nakajo_ayami

佐野勇斗

1998年、愛知県生まれ。2015年に映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー後、TVドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(16/TBS)『トドメの接吻』(18/NTV)、映画『ミックス。』(17)など話題作に出演。2018年はすでに出演作『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』のほか初の主演作『青夏 きみに恋した30日』が公開され、今後も本作のほかに『走れ!T校バスケット部』(11月3日公開)『凜』(2018年度公開予定)の公開が控えている。

M!LK オフィシャルサイト
http://sd-milk.com

佐野勇斗 オフィシャルInstagram
@sanohayato_milk


【募集終了】抽選で1名様に中条あやみさん&佐野勇斗さんの直筆サイン入り映画『3D彼女 リアルガール』プレスシートをプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月13日(木)~9月20日(木)23:59

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映画『3D彼女 リアルガール』

9月14日(金)全国ロードショー

【STORY】
書店で万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉を助けたのは、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光。リア充の色葉から突然の告白を受けたつっつんは新手のイジメだと疑いながらも、正反対のふたりの交際がスタートして……!? 那波マオ原作の同名コミックを、映画『ヒロイン失格』チームが、中条あやみ主演、佐野勇斗共演で映画化。『美女と野獣』ならぬ“美女とオタク“のありえない純愛の行方を描く、笑って泣いて爽やかな気持ちになれるマジカルなラブコメディ!

主演:中条あやみ 佐野勇斗
清水尋也 恒松祐里 上白石萌歌 ゆうたろう
三浦貴大 / 神田沙也加(声の出演)
濱田マリ 竹内 力
原作:那波マオ 『3D彼女 リアルガール』(講談社「KC デザート」刊)
監督:英勉
配給:ワーナー・ブラザース映画

オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/3Dkanojo/

©2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ©那波マオ/講談社

原作コミック

『3D彼女 リアルガール』新装版

那波マオ
デザート

つっつんこと、筒井 光はアニメやゲームのバーチャルな女の子で満足している高校生。ある日、プール掃除を一緒にやるハメになった、派手でツンツンしてて男グセの悪い完全リア女・色葉がナゾの急接近!「あたしと付き合って」って…いやいやいや…あんたとオレ、接点なさすぎですからっ!! 大人気!少女漫画界最弱男子とリア充女子のありえない純愛、新装版でスタート!