Interview

谷口賢志&多和田秀弥&荒木宏文が開幕直前の稽古場で自信をのぞかせる舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」

谷口賢志&多和田秀弥&荒木宏文が開幕直前の稽古場で自信をのぞかせる舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」

誰が観ても面白い“多ジャンル”の作品になっている

“黒の時代”といえば、谷口賢志さん演じる織田作之助、多和田秀弥さん演じる太宰 治、荒木宏文さん演じる坂口安吾という立場の違う3人がバーに集まり、静かに会話を交わすシーンが印象的です。この特別な3人の関係性を出すために意識していることなどはありますか?

谷口 自然と稽古中に生まれていました、勝手に。

多和田荒木 (頷く)。

谷口 役的にも密に話し合う仲でもなくて、なんとなく集まって、なんとなく帰っていくような……“仲良しこよし”ではないんですよね。初共演で、年齢もキャリアもバラバラのキャストでやることで、それがイイ感じになっているのではないかなと思っています。舞台上で信用できるようになってきたから、普段も普通に話せている気がします。「いつも仲良く話しているから舞台上でも頑張ろうぜ!」というものとは逆で。安吾と太宰として信用できるようになってきたら、宏文と秀弥とも仲良くなっていった……って感じのほうが近い。飲みに行ってビールで演劇つくっているみたいな感じはゼロです!

多和田 おふたりは年齢もキャリアもめちゃくちゃ先輩なので、最初は「浮かないようにしなくては!」と思っていました。太宰は“黒の時代”当時18歳なので青くていいんですけど、ただの青年ではないですし。荒木さんとは共演したことがありましたけど、谷口さんとはお話したこともなくて本当に初対面で。それこそ「めちゃくちゃお酒好きだよ」と人から聞いていたので、「どうしよう、僕あんまりお酒飲めない……」って悩んでいたんですけど。

谷口荒木 (笑)。

多和田 初めて3人でシーンをやったときに「あれ? もう居心地良い」という感覚が自分の中ではありました。普段から「賢志さん、賢志さん」って近づいていかなくても、織田作に甘える太宰の関係性も、安吾とのボケツッコミみたいな掛け合いも舞台上ではすでに生まれています。今までは舞台外で話し合ってつくっていくことが多かったので、こういう感じは初めてでした。

荒木 僕も特に意識することはなかったです。この作品自体が大人の雰囲気で、自分らしくいることで成立するような作品だったんですよね。それぞれ意志があって、お互いにそのことを理解できる大人たちが、あの空間に存在している。特にバーの場面はそれが強いですし、表面的な何かをつくるのではなく「奥のほうで繋がっているんだよ」ということを提示するためには、まず芝居で相手にちゃんと伝えることができないといけないだろうと思っていて。初共演だったら普段からたくさん交流を持ったり、食事などにも一緒に行って仲良くなるのが必要なのかもしれないけど、僕自身そういうのができない人なので……(苦笑)。そのストレスを感じない空間だったので、すごく救われています。

谷口 (笑)。セリフでありますけど、3人の関係って「他愛もない会話が途切れたことがなかった」という、ちょっとした時間を共有できる仲間だったんですよね。「ご飯行こうよ!」みたいな社交的なものではなくて、構えや準備を全部省いた状態で一緒にいられる関係は憧れだなと思います。すごくカッコいい。

多和田 ひとつのお店に行けばいるって、よほどお互いを理解し合っていないとムリだなと思いますし、そこまで芯の深いところで繋がっていられる友情関係は「こんなのあんのかい!」と驚いてしまうくらい、いいなと思います。

荒木 全体の芝居をする中で見つけたのですが、バーの場面は織田作がくつろげる空間にしたいなと思いますね。織田作にも、谷口さん的にも。張り詰めていたり、アクションもセリフもいっぱいあるので、リラックスできるシーンにできたら理想だなと。そうできたら、より意味を持つシーンになるのかなと思っています。

最後に見どころを教えてください。

荒木 2.5次元らしく、異能力バトルをショー的に見せる華やかなシーンもあると同時に、会話劇としても成立している作品だと思います。この3人が余計なことを言わずに一緒にいられている、深い部分での繋がりを描いている“黒の時代”だからこその、言葉の先にある感情を探りたくなるセリフがつねに存在しているんです。自分の趣味嗜好に合っている部分と、新しい発見の両方を見ることができる濃密な作品で、誰が観ても面白い“多ジャンル”の作品になっていると芝居をしていて僕は感じています。ですので、見どころはどこにでも散りばめられています。

多和田 原作があるものはたくさんの方が関わってつくられていて、舞台「文豪ストレイドッグス」もファンも、スタッフも、いろんな方が大事にしているもの。こうしてやらせていただけるということは本当に幸せなことだと強く思います。前回に引き続き出演しますが、「こんなに変わるんだ!」とビックリするくらい稽古場の雰囲気も違っているので、“黒の時代”らしい大人で上品な、質の高い空気感が漂う舞台になると思います。舞台シリーズの第1弾と第2弾で、これだけ舞台の空気感にギャップがあるものが観られるのもなかなかないと思うので、前回ご覧になった方にもさらに「文豪ストレイドッグス」の魅力が伝わるのではないかなと。初演で“文ステ”ならではの新しい角度を出せるんだとわかったので、今回も良い意味で、お客様や創り手の方々をビックリさせたいです。3人の関係性、特に前半のシーンをじっくり観れば観るほど、最後にすごく心にくると思いますし、より作品を楽しめると思います!

谷口 ほとんどふたりが言ってくれました(笑)。「文豪ストレイドッグス」のアニメも観て小説も読んで、人気の理由がわかるなと思います。ただ文豪の名前を使ったバトルモノでは収まらない、とても深いところを突いている文学であると僕は思います。御笠ノ忠次さんも素晴らしい本を書いてくださっていて、中屋敷さんも稽古場で頭を掻きむしりながら涙を流しながら、面白いアイデアをどんどん出してくれています。こんなに平均年齢の高い2.5次元があるのかというくらいですが(笑)、僕たちがキャスティングされた理由は、おこがましい言い方ですが「若い子たちができないことをやって欲しい」というオファーだと思っています。それも良い意味のケンカの売られ方をしたと捉えていますので……汗だくの、40歳を観に来てください。

多和田荒木 (爆笑)。

谷口 貴重だよ、必死な40歳!(笑)……という冗談はさておき、本当に良いキャストが揃ったなと思っています。僕が言うのもあれですけど、みんなバッチリ合っていてステキです。2.5次元だからどうとか、もはやそういうのはないと思うんですよ、今の時代。そのひとつの文化になっている中で勝ちたいですし、お客様をビックリさせたい。原作を知っている方にもそのシーンが演劇になったときの衝撃を与えたいし、その自信があります。間違いなく客席でみんな泣くと思うし、震えると思いますし、原作を知らない方は絶対に続きを観たくなると思うので……とにかく、とにかく観てください!!


【募集終了】抽選で2名様に谷口賢志さん&多和田秀弥さん&荒木宏文さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月21日(金)~9月30日(日)23:59

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・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
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舞台『文豪ストレイドッグス 黒の時代』

東京公演:2018年9月22日(土)~10月8日(月・祝)サンシャイン劇場
大阪公演:2018年10月13日(土)・10月14日(日)森ノ宮ピロティホール
ライブビューイング:10月14日(日)17時開演公演

STORY
常人ならざる「異能」の力を持ちヨコハマの裏社会に巣食う悪虐の徒「ポートマフィア」の最年少幹部・太宰治、下級構成員・織田作之助、秘密情報員・坂口安吾。階級を重んじる組織にありながら立場を越えて交わる3人は、仄暗いバーのカウンターに肩を並べ今夜もグラスを傾けていた。あの日、ひとりが消息を絶つまでは……。
男は何を求めてマフィアとなり、何を失い訣別したのか?
胸襟を開かぬ彼らに代わり一葉の写真が物語る。黒の時代、闇の中に光る“何か”を。
これは、まだ太宰治が「武装探偵社」に入社する前の話である――。

原作:テレビアニメ『文豪ストレイドッグス』
演出:中屋敷法仁
作:御笠ノ忠次
協力:朝霧カフカ・春河35

出演:
織田作之助 役:谷口賢志
太宰 治 役:多和田秀弥
坂口安吾 役:荒木宏文
ジイド 役:林野健志
森 鴎外 役:窪寺 昭
エリス 役:大渕野々花
広津柳浪 役:加藤ひろたか
種田山頭火 役:熊野利哉
江戸川乱歩 役:長江崚行 ほか

オフィシャルサイト
公式Twitter(@bungo_stage/)

©舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」製作委員会

谷口賢志(たにぐち・まさし)

1977年11月5日生まれ、東京都出身。1999年EX『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(ゴーブルー / 巽流水 役)で俳優デビュー。以降、俳優、モデルとして活動。最近の出演作として、映画・Amazonプライムビデオ『仮面ライダーアマゾンズ』(アマゾンアルファ / 鷹山仁 役)、映画『どうしても触れたくない』(外川陽介 役)、舞台『ジョーカー・ゲーム』シリーズ(結城中佐 役)、『真・三國無双』シリーズ(曹操 役)やヨウジヤマモトGround Y / s‘yte の広告モデルなどがある。

オフィシャルサイト
Twitter(@tgms_twinews)
Blog

多和田秀弥(たわだ・ひでや)

1993年11月5日生まれ、大阪府出身。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(手塚国光 役)をはじめ、数多くの舞台に出演。2015年スーパー戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でスターニンジャーを演じ、2017年には映画『ひだまりが聴こえる』にて主演を務める。近年の主な出演作品には、舞台『野球』、少年社中『MAPS』、『GEM CLUB II』、ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』などがあるほか、ラジオ関西『植田圭輔・多和田秀弥のカミテかシモテか』(毎週土曜日22:00〜OA)でレギュラーも務め、11月2日には初のスタイルブック『sincere blue』の出版を控えている。

オフィシャルサイト
Twitter(@hideyatawada)
Instagram

荒木宏文(あらき・ひろふみ)

1983年6月14日生まれ、兵庫県出身。ミュージカル『テニスの王子様』(乾 貞治 役)、ミュージカル『黒執事』(劉 役)、舞台『私のホストちゃん』(時桜 役)、舞台『もののふ』シリーズ(土方歳三 役)、歌劇『明治東亰恋伽』(森鴎外 役)をはじめ、数多くの舞台、映像作品に出演。近年の主な出演作品には【映画】『闇金ドッグス5』【舞台】『ジョン万次郎』、舞台『御茶ノ水ロック』、『ACCA13区監察課』、ミュージカル『刀剣乱舞』などがあるほか、11月24日〜上演ミュージカル『刀剣乱舞』〜真剣乱舞祭2018〜への出演を控えている。

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関連書籍:コミック『文豪ストレイドッグス』

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