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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション 出演者インタビュー トム・クルーズ

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション 出演者インタビュー トム・クルーズ

全米含む世界34か国でNo.1の特大オープニング!シリーズ史上、さらにトム主演映画史上のNo.1の記録を更新、日本でも大ヒット中!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』


<不可能を可能にする男>トム・クルーズが語る最新作の魅力

『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』が日本で8月7日に公開されましたね

トム・クルーズ(以下トム) 本作で『ミッション:インポッシブル』も5作目になるけれど、この作品は本当に楽しいシリーズだよ。

『ミッション:インポッシブル』の魅力とは?

トム これは単なる​アクション映画じゃなくて、いろんな魅力がある作品なんだよ。
スパイ映画というジャンルもテーマ曲もとてもいいんだ。
そして、1作目は僕が初めて製作を担当した映画なんだ。
『ミッション:インポッシブル』シリーズ作品の製作は素晴らしいチャレンジだよ。
僕は映画が好きだから製作を始めたかったというこよもあるし、同時に映画作りについても学びたかったから、この作品に関われてうれしい。

映画を製作する上での、こだわりは?

トム 有能なスタッフやアーティストを招き、本物のスタントにもこだわってアクションを撮っている。僕は観客が喜ぶ姿を見るのがとても好きなんだ。
どんな作品でもそれを目標にしている。観客が喜べば僕自身もハッピーなんだ。
作った僕と同じくらいお客さんには楽しんで欲しいね。

映画製作で大切なことは何ですか?

トム 映画で一番大事なのは物語さ。すべてのショットは物語のためにある。
僕は いい物語を見せてくれる映画が好きだ。とにかく それに尽きるよ。
観客を物語の世界の中へ引き込みたいと思ってるんだ。
椅子から身を乗り出すような驚きの展開をスクリーンの前の観客に届けたいね。

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監督のクリストファー・マッカリーについて教えてください

トム 監督と僕は感性が似てると思う。好きな映画のタイプも同じだった。
彼は『ワルキューレ』の脚本を書き製作を担当したんだ。
その前の『ユージュアル・サスペクツ』も 素晴らしい。
独特な表現方法を持っている人物だ。本作でも僕らは互いにいいプレッシャーを与え合えた。僕自身はそういうのは大歓迎さ。
監督も同じように考えてくれていて“君の考えは?”と僕に意見を求めてくれるんだ。

本作の悪役について教えてください。

トム 今回はレーンという強大な悪役が登場する。
 今 イーサンにはいいチームがいて全員で力を合わせ敵に立ち向かっていくんだ。
レーンにはイーサンたちと互角の力があるんだけど、感情と知性の両面で挑んでくるんだ。 
とてもパワフルな敵だよ。頭脳明晰(めいせき)で逃げ足も速く人に恐怖感を与えるキャラクターだ。
レーンはイーサンの追跡を巧みにかわして、なかなか簡単には捕まらないそれどころかレーンはイーサンのことを思い通りに動かして振り回し続ける。
いつもイーサンたちの一歩先を行くんだ。

イルザ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソンはどんな役者だと思いましたか?

トム レベッカ・ファーガソンはパワフルな女優だ。そして、強いカリスマ性がある。
 気品と知性を感じさせるし身体能力も高いが本人は気付いてない。
 だから僕は彼女にいつも言っていたんだ、「君はすごく才能がある!」とね。
 彼女の動きはパワフルかつエレガントだ。 
クリスと僕は この幸運に感謝しているよ、彼女が出演してくれて本当によかったそして、彼女が演じた役はミステリアスでパワフルだ。僕自身 彼女を見ていてそう思うし試写でも観客が彼女に魅了されていたよ。

次にベンジー・ダン役のサイモン・ペッグについて教えてください

トム サイモンとは毎日 笑っていたよ。だが仕事には集中しハードにこなした。
サイモンと僕の相性は最高だと思う。お互いのキャラクターを引き立てあってる。
 車の場面では僕が運転し彼が助手席だが、サイモンは僕のことを完全に信頼してくれた。
だから、本当は危険な撮影だったが黙っていることにしたよ。
 ドリフトで通路を走り抜けるシーンで、壁をこすりながら進み周りはカメラだらけだ。
 階段を下りていくのも合成ではなく実写さ。
 正直、何度かかなり危険な瞬間があったが、サイモンの演技にはいつも笑わされたよ。
会うたびに笑っていたね。

ソロモン・レーン役のショーン・ハリスは?

トム 彼は、本当に素晴らしい俳優だ。撮影中は悪役になりきっていたけれど本当はすごくいい人なんだ。人に対してとても優しいし腰が低い。話す声も穏やかだがレーンを演じ始めるとまるで人が変わる。その演技にはワクワクさせられたキャラクターになりきった彼を見るのは楽しかったな。ショーンは本当に頭がいいんだ。
今回は計算ずくで人を動かす悪人を演じる。その時の彼の姿は悪役として魅力的だし恐ろしい迫力がある。

CIA長官役を演じたアレック・ボールドウィンはどうですか?

トム アレック・ボールドウィンは出演作に感銘を受けてたし、今回の共演もうれしかった。
 監督は最初からアレックを想定しセリフを書いていて僕も彼と一緒に何度も読み返していたんだ。どんな演技を見せてくれるか楽しみだったし、彼は見事に期待に応えてくれた。アレックは魅力的な悪役を演じていたよ。まさに、IMFやイーサンたちの好敵手だ。

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本シリーズの見どころの一つとしてロケ地があげられると思いますが

トム 『ミッション:インポッシブル』は、美しいロケ地の風景も見所のひとつさ。
  すべて その場に行って実際に撮影し、美しい街や建物の中で演技することが大事だね。
僕は世界各地を飛び回って撮影するのが好きなんだ。様々な文化を持つ人々と協力しあって映画を作りたいと思っている。
1作目をプラハで撮った理由は、いろんな国のスタッフや俳優と仕事ができるからだった。あれは貴重な体験だったよ。

ウィーンでの撮影について教えてもらえますか

トム ウィーンでの撮影は最高だった。
ウィーンには何度も訪れているが 美しい街なんだ。この作品にはロマンスの要素も含まれているし、同時にスケールの大きな冒険の物語でもある
特に、オペラハウスのシーンは本作の中でも象徴的だ。

劇中での潜水シーンも見どころのひとつですね

トム 息を止めての潜水シーンは初めての挑戦だった。肉体的には本作で一番ハードな撮影だったね。最高で6分半息を止める練習をしたんだけれど、これは かなり高度な訓練だった。 
実際の撮影で息を止めているカットは最長で3分くらいだと思うけれど、カメラが回る前から息を止める必要があるし、アクションが激しいので消費する酸素の量も多い。
かなりハードなシーンだよ。
撮影前にはスタッフとじっくり話し合い安全に撮影できることを証明する必要があったんだ。
 だから、訓練を受けているから僕は落ち着いて演技ができるし、スタッフもパニックを起こさない。 
しかし、潜水シーンの撮影は体力をすごく消耗する。実際に挑戦して驚いたよ。
 肉体的な負担が大きくかなりの挑戦になった。

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(モロッコでの)カーチェイスシーンについて教えてください

トム モロッコではずっと車の撮影が続いたんだけど、周りがベテランぞろいで助かったよ。
 ドライバーもスタント担当もみんな慣れていた。
 今回の撮影の間には新しい技術をたくさん学んだよ。
 僕はレースカーの経験もあるし危険な運転も慣れてる。だけど、今回は入念な準備のもと車やバイクをセットしさらにグレードアップしたスタントにしたんだ。
かなり危険なシーンでもそれなりに安全は確保できる。常に猛スピードで飛ばしながらのアクションなんだ。ものすごく楽しかった。

話題の飛行機のスタントについても教えていただけますか

トム あのアクションを撮った朝はまずウォーミングアップで身体を慣らしてから演技の準備をしたよ。
そして いよいよ撮影が始まって、飛行機が滑走路を走り出し僕は必死に捕まっていた。
スロットが全開になった瞬間こう思ったよ「本気でヤバいぞ”」。
ものすごい風との戦いだ。恐ろしいほどの力に対抗して必死に足をふんばったよ。
飛行機の胴体にしがみついて耐えるんだ。あの日は凍えるほど寒かった。
飛行機が上昇すると気温はさらに下がるしね。
離陸した瞬間のことは忘れられないね、足が完全に機体から離れ浮いてしまったが自分の体が飛行機の胴体に張り付くように感じた。結局、レンズを換えながら8回も撮影したよ。
“もうやめろ”と言われたがいいものを撮りたかったんだ。
楽しい撮影だったな。

最後にキャラクターの成長と物語の進化について。

トム イーサンは成長しているよ。彼は正しいと思う道を直感で進むタイプだ。
  だが その基準はどんどん変化している。
第1作目ではイーサンは、フェルプスとIMFを信じ切っていたんだ。
しかし 彼らに裏切られ反逆者扱いされる。
毎回 いろんな意味で成長しているから、相手が信用足る人間か見抜く力もつき自分より他人を優先するようにもなった。

彼は超人ではないから恐怖を感じているが、自分の限界を超えチャレンジする。
他人を助けるためならね。
友人を助け世界を救うため全力で立ち向かうんだ。だから、正しいと信じたことのためには上司の命令にも逆らう。目的の達成のためなら時には冷酷にもなる。

イーサンは決して諦めない男さ。

映画 『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』

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監督 クリストファー・マッカリー
出演 トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー、 アレック・ボールドウィン、レベッカ・ファーガソン ほか

オフィシャルサイトhttps://www.facebook.com/missionimpossiblemovie

8月7日(金)全国ロードショー

配給 パラマウント ピクチャーズ ジャパン

タイトルにある“ローグ・ネイション”とは“悪の国家”を意味する。CIA やKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した無国籍スパイ組織“シンジケート”のことで、彼らの暗躍により、イーサン・ハント(トム・クルーズ)が所属するIMF はまたしても解体の危機に陥る。組織という後ろ盾を失いながら、イーサンと彼のチームは、史上最強の敵を潰すことができるのか? 交錯する情報と刻々と迫り来る世界の危機の中で誰が敵で誰が味方か、究極の諜報バトルが繰り広げられていく。