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『Nintendo Labo ドライブキット』ダンボールマシンで縦横無尽に走る面白さ

『Nintendo Labo ドライブキット』ダンボールマシンで縦横無尽に走る面白さ

ダンボールを組み立てて“Toy-Con(トイコン)”と呼ばれるさまざまな形状のコントローラーを作り、それを使ってゲームを遊んだり、自らプログラムを組んでゲームを作り出したり。自由な発想を見事に形にして世間を驚かせた『Nintendo Labo』に、新作登場です。今回はドライブキットということで、クルマ、センスイカン、ヒコウキという3つのToy-Con を作り、陸・海・空を自由に駆け回るだけでなく、さまざまな遊びも体験できるセットになっています。本稿も以前に書いた『Nintendo Labo バラエティキット』の記事と同じく、家族3人で組み立てからプレイ、さらに発展させた楽しみかたまでを探り、全2回にわたってその内容を紹介します。

文 / 内藤ハサミ


9月14日、発売日!

ピンポーン! 宅配業者が鳴らしたドアチャイムに、「きたきた!」と親子で玄関に駆け寄って受け取った大きいダンボールの箱。そのなかに入っていたのは、待ってました、『Nintendo Labo ドライブキット』! 今回は、クルマ、ヒコウキ、センスイカンの3つを操ることができるキットで、しかも“カギ”を付け替えることでフィールドに合った乗り物へ即座に乗り換え、自由なドライブを楽しむことができるセットなのだとか。どんな地形でもズンズン進んでいける乗り物……。これはロマンがありますね。

▲速攻で開封です。「ずっと待ってたんだよね~!」

前回、キットを組み立てるまえは、「テキトー極まりない性格の私が、これを完成させられるのだろうか」と不安がいっぱいだった筆者でしたが、それは杞憂でした。適切な距離で組み立ての手引きをしてくれて、さらに発展させた遊びにまで導いてくれる、そんな懐の広さを持ったコンテンツがこの『Nintendo Labo』。それを知ってから始める今回は、最初から安心感があります。まあ前回は、ほとんど6歳の娘がキットを完成させたので、筆者はほとんどそれを眺めながら写真を撮っているだけだったのでしたが……。さて、今回の内容物は以下のとおり。 

  • Nintendo Switchソフト『Nintendo Labo Toy-Con 03: Drive Kit』1本
  • ダンボールシート25枚
  • スポンジシート1枚
  • ハトメセット(グレー)2セット
  • ハトメセット(レッド)2セット
  • 輪ゴム(大)1本+予備
  • 輪ゴム(小)8本+予備
  • 再帰性反射材シート1枚
  • ヒモ(ブルー)1本

▲同シリーズのどのキットも同じく、一番上に“はじめかた”と書いてあり、すぐ横にソフトが収まっています。初めにやることが明確なので、多くのパーツが入っているキットをまえにしても迷うことはありません

約45センチ×34センチ×6.5センチのカラフルな箱の中に、これらのセットがうまく収まっています。さらに今回はマイニンテンドーストアで予約購入したので、限定特典の“おかたづけボックス”が付いてきました。Toy-Conのパーツ類は特殊な形をしたものが多く、片づけかたには結構困っていたので、こういうものがあると助かります。

▲おかたづけボックスの組み立ては、イラストでわかりやすく説明してあります。力も必要なく、6歳の娘でもすぐに組み立てることができました

デザインはポップで、いかにもダンボールの箱! という感じではありません。インテリアのなかで主張しすぎることもないので、どこに置いてもさりげなく可愛いです。遊び終わったToy-Con はこれに入れて、子供部屋にしまおうと思います。

さっそく、組み立て開始! 

『Nintendo Labo ドライブキット』のソフトを立ち上げ、“つくる”、“あそぶ”、“わかる”の3つのメニューから“つくる”を選択します。まずはToy-Conを作らないと遊べないので、クルマ、ヒコウキ、センスイカンのすべてに共通して使うことになるアクセルペダルから作っていきます。勝手知ったる娘は、さっそくパリパリとダンボールシートから指定のパーツを剥がし、説明動画を見ながら組み立て始めました。以前発売されたキットでToy-Conをいくつか完成させた経験があるので、迷うことなくどんどん作り進めていきます。間違えたらすぐにやり直せますし、ちょっとくらいダンボールが曲がってしまっても動作に深刻な影響が出ることはほとんどないので、気楽に作ることができます。

▲もちろん、初めて遊ぶ人にも親切なガイドがあるのは、この『Nintendo Labo ドライブキット』だけでなく、どのキットも共通です

▲パーツのカラーリングは、かなり考えて塗り分けてあるのがわかります。差し込む場所がわかりやすい!

キットを組み立てるときに、はさみ、のりなど自分で用意する道具は一切必要なく、部屋が汚れる心配もありません。キットとNintendo Switchさえあればすぐに作ることができるというのは、実にスマートです。

▲ダンボールのふちは、このように細かい波状になっていて、手を切りにくい工夫が施されています。こういう細やかな気遣いが嬉しいですね

▲どんどん組み立てていって、動作確認テストもOK!

▲じゃん! アクセルペダル完成です。Joy-Con(R)を差し込んで使う、3つの乗り物共通のキーも5分ほどで作ることができました

ペダルとキーだけではゲームをプレイすることができないので、ほかの3つのToy-Conも組み立てていきます。まずはクルマのハンドルから。前回、『Nintendo Labo バラエティキット』の組み立てにほとんど参加できなかったお父さんとお母さん、実はガッツリと触ってみたくてたまらなかったんです。今回は全員の力を合わせて組み立てていきましょう。

▲本体の画面をスワイプすることで、別の角度からも見本を見ることができます。戻ったり進んだりも画面タッチやボタンの長押しで簡単にできるので、まどろっこしさゼロです

とにかく明快な説明動画で、組み立てに行き詰まることはほぼありません。ポイントになる部分にズームしたり、折り目をつけるところには白い破線が表示されたりと、ちょっとだけ先回りしてポイントを説明してくれるのが適切で、かゆいところに手が届く感じ。この説明テキストの軽妙な語り口がまたクセになるんですよね……。

▲私もカメラを置いて、組み立てに参加。3人で手分けして組み立てていくと、目安の所要時間よりもだいぶ早く完成しました

▲じゃん! というわけでクルマToy-Con完成

▲実際に使用するとこんな感じ。娘は、熱中のあまり無言に……

今回作るクルマ、センスイカン、ヒコウキのToy-Conは、椅子に座り膝の上に置いて使います。素足だったり、サラサラした素材のボトムスを履いていたりすると多少滑るかもしれません。膝丈よりも長いパンツを着用するのがよさそうですが、バスタオルを膝に敷いてプレイするのもいいかも。

▲ダンボールを型から抜いたり、折ったり組んだりする気持ちよさを存分に堪能しました!

3人でどんどん作業を進め、総製作時間2時間ほどで3つのToy-Conを完成させました。このほかに、クルマなどに自由に色を付けることのできるスプレーToy-Conと、クルマのハンドルに取り付けられる画面スタンドがあるのですが、今回の記事では割愛。さて、作ったToy-Conを使い、内蔵されているゲームを早速遊んでみます。

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