Report

入江甚儀&和合真一ら若様が、恋に、謎解きに、大奮闘! 舞台『若様組まいる~若様とロマン~』上演中

入江甚儀&和合真一ら若様が、恋に、謎解きに、大奮闘! 舞台『若様組まいる~若様とロマン~』上演中

畠中恵が手がける人気小説シリーズ『若様組』を原作とした舞台化の第3弾、『若様組まいる~若様とロマン~』が、10月6日(土)より、東京・三越劇場にて上演中だ。
旧旗本出身の子息で警察官の長瀬健吾、西洋菓子職人の皆川真次郎、勝気なお嬢様・小泉沙羅を中心に、明治時代の若者たちの姿を生き生きと描いた当シリーズは、2016年に第1弾が上演され、今作の第3弾でファイナルを迎える。
そのゲネプロと囲み会見が行われ、役者たちの熱い想いを垣間見ることができた。

取材・文・撮影 / 近藤明子

古き良き明治時代をたっぷりと堪能して楽しんでいただけたら

ゲネプロ前に囲み会見が行われ、主演の入江甚儀、共演の宮﨑香蓮、原嶋元久、宇野結也、井澤巧麻、伊崎龍次郎、安川純平、森田桐矢、岡田達也が登壇。最終章を迎える本シリーズへの想いなどを語った。

まず最初に、主役の長瀬健吾 役・入江甚儀が「“若様組”シリーズ第3弾、今回でラストとなります。約2年間演じるなかで、途中でキャストが変わるなどしましたが、みんなで全力でやってきた結果、こうしてラストまで演じることができて本当に嬉しく思います。今作は戦争が起きる前の明治時代の平和な時を描いています。お客様には時代の空気を堪能して興味を持っていただけるように、僕らも稽古で培ってきたものを全力で出して、この物語を千秋楽までしっかり演じきりたいと思います!」と挨拶。

長瀬の幼馴染みで彼が恋心を寄せる小泉沙羅 役の宮﨑香蓮も「同じシリーズの同じ役を3回も演じさせてもらうことはなかなかないと思いますし、素敵な挑戦をさせてもらっているなと日々感じています。前回を超えなければというプレッシャーはありますが、最後まで一生懸命に明治という時代を生き抜きたいと思います」と笑顔でコメント。

沙羅の父親・小泉琢磨 役の岡田達也は、演劇集団キャラメルボックスに所属し多くの舞台で活躍するベテラン。「舞台経験の少ない若手の出演者に向け何かアドバイスをしたのか?」という問いに、「皆さん今回が3作目で僕は初参加なので、稽古場の隅で若い人たちが頑張っている姿を楽しく見させていただきながらこの作品の世界観を読み取ろうとしていました。アドバイスなんて、そんなおこがましいことはしていないですよ(苦笑)」と謙遜するも、主演の入江から「今回、岡田さんが殺陣を付けてくださったシーンもあるんです」とエピソードが語られ、娘役の宮﨑から満面の笑顔を向けられると思わず照れ笑い。

また、今回の公演に合わせて日本橋三越本店7階「はじまりのカフェ」では、作品にちなんだコラボスイーツを提供中。西洋菓子職人・皆川真次郎 役の原嶋元久からの「実際に食べさせていただきましたが、とても美味しいです! レモネードのクエン酸は疲れにも効くし風邪をひきやすい季節にビタミンを摂取していただいて……。ワッフルもモチモチでめちゃめちゃ食べやすいです。セットで食べたら最高ですね!」という食レポ&PRコメントに、共演者から「完璧!」の声が上がった。

続いて「稽古場での面白いエピソードや印象的な出来事は?」との質問に「牧 忠行 役の和合真一さんはプライベートも牧そのままなのが印象的でした(笑)」と答える井澤巧麻原嶋からは「(安川)純平がしゃべると、とにかく笑いが起きていました」という意味深な発言が……。

「なんか日によって純平の芝居のムラがすごくて……」という入江からの公開ダメ出しに、当の安川は「そんなこと、今この場で言うことじゃないよ! それがハプニングだよ!」と大慌て。
「はい、今ハプニングが起きましたね(ニヤリ)」と、いたずらっ子のような表情を見せる入江と、安川をはじめとするキャスト陣の笑顔を見て、カンパニーを包む暖かな雰囲気と確かな信頼感が感じられたのだった。

最後に、各キャストからひと言ずつ意気込みが語られた。

長瀬健吾 役:入江甚儀 6人の若様たちそれぞれの恋愛模様を見て「似たような恋愛をしてきたな」とか「この人の気持ちわかる」といった楽しみ方もできると思います。そして古き良き明治時代をたっぷりと堪能して楽しんでいただけたら何よりです。

小泉沙羅 役:宮﨑香蓮 女性の地位が低い時代に、自分の意見をはっきりと言って前に進む沙羅の行動は大きな意味があるし、今の時代にも通じるところがあると思います。今回は女性キャストも増えて華やかなシーンもあるので、そんなところもぜひ注目していただけたらと思っております。

皆川真次郎 役:原嶋元久 明治時代という過去を、現在(いま)のものとして伝えられるように稽古を重ねてきました。このメンバーだから出来た作品という自信があります。お客様には、じっくり楽しんでいただきたいです。

小泉琢磨 役:岡田達也 明治という時代を生きた若者たちの姿を描く青春群像劇です。芝居はもちろん、舞台セットや衣裳もとても素敵なので楽しんでいただければ……。劇場でお待ちしています。

園山 薫 役:宇野結也 僕の演じる園山は一番恋愛から遠いように見える男ですが、彼が女性を目の前にしてどう変わっていくか、そして若様たちがどのような道を選んでいくのかが今回の作品の見どころです。園山を精一杯演じ、若様として精一杯生きてまいります!

副田春之助 役:井澤巧麻 面白いシーン、謎解き、ほろっと泣けちゃうお芝居など、本当に盛りだくさんな内容となっております。今回僕は既婚者の役なので、若様たちを見守り、陰で支える役割をしっかり果たしたいと思います。

小山 孝 役:安川純平 今の時代、当たり前になっていることは明治の時代を生きた人たちが当たり前に“してくれた”のだというのを稽古で思いました。この時代の人たちの気持ちも汲んで、稽古でやったことをすべて出せるように頑張ります。

小沼武一 役:伊崎龍次郎 この作品は、恋や愛といった時代を超えた普遍的なものを描いています。僕らも舞台の上でしっかりと恋愛を楽しんで演じたいと思います。

加賀三太郎 役:森田桐矢 今まで稽古したことを伸び伸びと舞台上で演じられたらいいなと思ってます。先輩たちの胸を借りて良い舞台にしたいです!

あらゆるエンターテインメントがギュッと詰め込まれた約2時間

その後、行われたゲネプロでは、恋に胸をときめかせつつも素直に言葉にできない内気な男女の、初々しい恋模様に思わずキュン♡ それと同時に、様々な問題に直面したり、次々と起こる事件を解決していく謎解き要素もあり、いろんな意味でハラハラ☆ドキドキのストーリーが展開していく。

後輩たちと共にお見合いに参加し“運命の相手”に出会う玉井和馬を鎌苅健太がコミカルに表現。多くのミュージカル作品で活躍する内藤大希のすべてを包み込むような歌声や、安野一馬ほか計4役を兼ねる山口大地の演技の多様さ、そして原作小説とは大きく路線変更したものの舞台「若様組」シリーズには欠かせない存在となった牧 忠行を演じる和合真一のぶっ飛び具合もさらにパワーアップ!

また今年5月にNMB48を卒業した市川美織が演じる水柿あやのと“ご婦人”のキャラクターのギャップにもぜひ注目して欲しい。

芝居・ダンス・殺陣・歌と、あらゆるエンターテイメントがギュッと詰め込まれた約2時間、作品の世界に迷い込んだような気分で、たっぷりとご堪能あれ!

舞台『若様組まいる~若様とロマン~』は、2018年10月21日(日)まで東京・三越劇場にて上演。正装の来場者に配られるドレスコード特典、お菓子を食べながら登壇者のトークが楽しめるアフターパーティー、プレゼント抽選イベントの開催日など、詳しくは公式サイトを要チェック!

舞台『若様組まいる~若様とロマン~』

2018年10月6日(土)~10月21日(日) 三越劇場

STORY
平和に見えた明治の世にも、戦争は直ぐそこまで迫ってきた。戦争へと突き進む勢いを抑え込むために成金の小泉琢磨が考えた作戦は「お見合い」だった!? 次々と「お見合い」をさせられていく若様組の面々の脇で、若様組と親しい西洋菓子屋を営む皆川真次郎や、若様組のマドンナ的存在沙羅も、自らの将来に決断を迫られていく……。

原作:畠中恵『若様組まいる』(講談社文庫)、『若様とロマン』(講談社)
脚本・演出:村上大樹

出演:
長瀬健吾 役:入江甚儀
小泉沙羅 役:宮﨑香蓮
皆川真次郎 役:原嶋元久
園山 薫 役:宇野結也
福田春之助 役:井澤巧麻
小山 孝 役:安川純平
小沼武一 役:伊崎龍次郎
加賀三太郎 役:森田桐矢
水柿あやの 役:市川美織
笹塚弥生 役:栞菜
篠田琴子 役:高柳明音(SKE48)、小槙まこ
牧 忠行 役:和合真一
安野一馬 役:山口大地
青川茂蔵 役:小多田直樹
柳村絵美 役:角島美緒
瀬木堅太郎 役:斎藤直紀
太田駒子 役:綾乃 彩
富士村秀麿 役:内藤大希
玉井和馬 役:鎌苅健太
小泉琢磨 役:岡田達也
住吉史衣
尾崎優子
藤田晋之介

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@wakasamagumi)