Interview

平野紫耀「好きな気持ちはどう暴れても好き」。映画『ういらぶ。』で演じた主人公・凛と自身の恋愛観を語る

平野紫耀「好きな気持ちはどう暴れても好き」。映画『ういらぶ。』で演じた主人公・凛と自身の恋愛観を語る

今年放送されたTVドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(TBS系)で、カリスマリーダーなのに「ヘタレ男子」というギャップのある役を演じて話題をさらった平野紫耀が、映画『honey』に続き、11月9日(金)公開の映画『ういらぶ。』で、早くも主演二作目を果たす。

本作は累計180万部以上の星森ゆきもの人気少女漫画を、先月公開された映画『累-かさね-』などの佐藤祐市監督が映画化。同じマンションに住む幼なじみ美男美女4人組の前に、最強ライバル兄妹が現れたことで展開していくラブ・ストーリーだ。平野は本作で、主人公・和泉 凛を演じ、幼なじみの春名優羽(桜井日奈子)のことが好き過ぎるあまりに、調教モードで毒舌を吐いてしまう「こじらせ男子」に挑んでいる。また、King & Princeとして本作の主題歌「High On Love!」も担当した。

そんな平野が、自身の恋愛観について、「壁ドン」にドキマギしながら凛を演じた苦労、これからの意気込みなどについて語ってくれた。

取材・文 / 上村恭子


凛と違って好きな人に優しくできる平野。「自分から離れていっちゃうのが怖い。ファンの方にもそう」

少女漫画原作のラブ・ストーリーもののオファーが続いてますね。

素直にうれしいです。これまで少女漫画を読む機会がなかったので、最初は不安もありましたが、楽しく演じられました。

不安というのは具体的にどんなものでしたか?

普段女の子と関わることがあまりないので、「すごいキョドっちゃったらどうしよう!」とか、「壁ドン」でドギマギしないかなあ、とか(笑)。「壁ドン」って、好きな人以外にやられたら怖いですよね? でも、好きな人なら、壁ドンどころかちょっと触れられただけで、僕ならたぶんキュンとしちゃいますね。

たとえば女の子のどんなところにキュンとする?

最近、キュンとしてないなあ…(遠い目)。ほとんど女の子としゃべらないので。逆に、よくないなと思うのは、人を使って友達づたいで呼び出して告白すること。怖いなって思います。「不精かよ」って(笑)。その点、凛と優羽は自分で伝えようともがいているから素敵ですね。

ご自身は好きな人に気持ちをストレートに伝える方ですか?

僕は伝える方です。自分で言うのもなんですが、素直なので(笑)。なんでもポンと言っちゃうところが、いいところでもあり、悪いところでもあるかな。

好きな人には、素直に優しくできますか? それとも凛のように反対の態度をとってしまうタイプ?

僕は凛とは真逆のタイプです。どちらかというと、相手が離れていっちゃうのが怖いので優しくします。ファンの方に対してもそう。どっかいっちゃうんじゃないかと不安に思っちゃう。

好きな子につい意地悪してしまう経験は?

小学生のときはありました。好きな子に輪ゴムでちょっかいを出して。すごくかわいい反応をするので、ずっとやってしまって。その子に「マジでやめて!」と言われたのが衝撃的で、それから女の子には優しくしようと思ったんです。

ところで映画には、3人の女の子が出てきます。臆病な優羽、クールな暦、積極的な実花。どの女の子がタイプですか?

実花ちゃんですね。僕自身もポジティブなのでポジティブな子が好きなんです。相手には「好き」って言い過ぎて軽くなっちゃうくらい言って欲しいですね。もう、「ス・キ」って棒読みでもいいぐらいです(笑)。

映画では、ライバルが登場してから凛の心に火がつきますが、ご自身は恋のライバルがいると燃える方ですか?

そうですね。教室でしゃべらないで、裏でこっそり連絡をして、会ったりするかも。でも、僕はどちらかというと、仲を取り持つ方が好きなんです。応援したい友達と一緒に作戦を練って、インカムをつけて「今、行けー!」ってしたい方です(笑)。

撮影中は自分の引き出しを開けっ放し。過去の恋愛を思い出して思いっきり演じた。

ところで完成した作品をご覧になって、率直にどう思われましたか?

実は落ち着いて客観的に観られなかったんです。芝居は大丈夫だっただろうかと、自分のシーンばかり確認してしまって。

King & Princeのメンバーも試写でご覧になったそうですね。

その試写会に僕はいなかったんですが、逆にいなくてよかったです。メンバーは家族よりも長い時間一緒にいるので、僕のことをよく知っているから、お芝居を見られるのは恥ずかしい(笑)。僕もほかのメンバーが恋愛しているところなんか見たら笑っちゃうかも(笑)。

直球の恋愛ではなく、優羽にツンツンして毒づいたり、その後、部屋でひとり悶絶したり、「ドS」から「お茶目」まで、振り幅の広い役柄でした。表現が難しかったのではないでしょうか?

難しかったです。凛は、優羽、ほかの幼なじみ、ライバルに対して、同じ人物なのかと思うほど、全く違う表情をするんです。でも、目的があってそうなっているので、役として面白いなあと思いました。

監督からはアドリブの指示もあったとお聞きしていますが。

監督からは「もうちょっとニヤけられる?」とか、表情での指示が多かったです。いろんなパターンで表情を試しました。

特に難しかった表情はどんなシーンでしたか?

「ドS」のときはなんとかなるんですけど、好きすぎて一人でもがいているシーンは、なかなかカットがかからなくて。自分で芝居がしっくりきて、監督が笑ってくれたときはとてもうれしかったし、楽しかったです。「ドS」から一気に覚める落差のあるシーンなどは、意外と自分の想像以上に思いっきりやらなきゃならないんだなと苦労しました。

コミカルなシーンの中にも、素直になれない「こじらせ男子」としての複雑な気持ちも隠れていましたが、どんな気持ちを大切に演じましたか?

好きっていう気持ちはどう暴れてもずっと好きじゃないですか。素直に伝えられなくて、一人になってもがいちゃうのは男としてよく分かります。過去に僕が恋愛したときのことを思い出しながら、もがくシーンでは思いっきり芝居をしました。

気持ちと裏腹な行動をとって悶々とする過程や、二人のすれ違いも見どころでした。10代のときって自分の気持ちになかなか素直になれないですよね。

あ~、とってもよく分かります、そういう気持ち!(深くうなずく) 僕もできなかったですから。凛も、優羽に「好き」って言ったときの反応を考えて、「オドオドされたらどうしよう」と怖かったと思います。この映画は、10代の方々が共感できる部分がいっぱいあると思いますね。

優羽に「ゴミ」などと毒舌を吐きますが、そのあたりのお芝居で気を遣ったことはありますか?

とにかく、「嫌なやつ」という印象にならないよう、愛されるキャラにならなきゃと思いながら演じました。迷ったときは原作漫画に立ち返りましたね。

桜井さんのリアクション次第では、観客に与える印象も変わってくると思いますが、特に桜井さんに助けられたシーンはありましたか?

やっぱり「壁ドン」のシーンですね。桜井さんのまっすぐで真剣なまなざしに助けられました。お互いが好き同士なんだという感じが出て、ちゃんと二人だけの世界になっていました。いい意味でカメラが回っているのも気づかなかったぐらい。

どんな女優さんでしたか?

桜井さんは、普段は堂々とした人で、役とは全く違うタイプの人。「用意、はい」でパッと切り替えられて、かっこいいと思いました。オドオド具合とか、僕が初めて原作を読んだときのイメージ通りだったので、僕も役に入り込むことができました。

どんな撮影現場でしたか?

みんな友達みたいな感じでしたね。プライベートな話をしたので幼なじみ感が出来上がりました。桜井さんがたまに不思議な動きをするので、磯くん(磯村勇斗)と一緒にしょーもないことを言って笑わせて、そこに(伊藤)健太郎も乗っかって、玉城(ティナ)さんがつっこんでという感じでした(笑)。

章ごとに挟まるキャストによる「ういらぶ!」の掛け声も、10代のキラキラ映画らしい試みでした。

たくさん撮ったんですよ。「ういらぶ!」って、ポーズして。とうとう「ういらぶ!」なしで、なぜかラインダンスをやったり……そのシーンは、エンディングで使われています。メンバーの神宮寺(勇太)君が、そのフレーズを気に入ってしまい、僕に向かって、「ういらぶ!」ってやるんですよ。どう返していいのかいまだにわからなくて(笑)。解決策がなくて、苦笑いで返しています(笑)。

今回、グループとして主題歌も担当しましたね。

うれしいですね。作品の最後に名刺を渡すような。メンバーと一緒に参加できたので、心強かったです。歌詞に「ういらぶ。」を匂わすような言葉も使われているし、明るい曲調で、ワチャワチャした幼なじみ感も出ていて、映画にピッタリの曲だと思います。

改めて作品の見て欲しい「ここだ!」というところは?

ここだ! ここだ! ここだ!……う~ん、「ここだ!」というよりも、凛と優羽が成長するところを見てもらいたいなと思います。個人的に特に気に入っているのはラストシーン。持ち物など細かいところまで見て欲しいです。

今作に主演してよかったことは何だったでしょうか?

表情での芝居が難しかったので、撮影中は自分の引き出しを開けっ放しだったんですが、恥じらいなく楽しくできるようになったというか。自分の思うようになかなかできなかった分、芝居の面白さを感じることができました。

なるほど。最後に、これから役者としてどんな役をやってみたいか教えてください!

優等生、俺様、サイコパス、三枚目、二枚目、なんでもやってみたいです。ベテランの方が主演される作品で、背中を見て勉強させていただきたいと思っています。運動が得意なので、スタントなしでアクションもやってみたい。男性から見てもかっこいいと思ってもらえるような役もやってみたいですね。

平野紫耀

1997年、愛知県生まれ。男性アイドルグループ・King & Princeのメンバーとして、2018年5月にデビュー。デビュー前からTVドラマ『SHARK』(14/NTV)、映画『忍ジャニ参上! 未来への戦い』に出演。2018年は本作のほか、映画『honey』、TVドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS)でヒロイン・江戸川音の相手役となる大企業の御曹司・神楽木晴役を務めた。

King & Prince オフィシャルサイト
https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=41

【募集終了】抽選で10名様に映画『ういらぶ。』オリジナルふせんをプレゼント!

応募期間

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11月3日(土・祝)~11月11日(日)23:59

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映画『ういらぶ。』

11月9日(金)全国ロードショー

【STORY】
同じマンションに住む、凛(平野紫耀)と優羽(桜井日奈子)、暦(玉城ティナ)と蛍太(磯村勇斗)の幼なじみ4人組。 誰もが振り返る美男美女の4人は、高校でも最強の幼なじみチームとして憧れの的。優羽が大好きすぎてドSのフリをしてしまう超こじらせ男子の凛と、実は凛のことが好きなのに、そんな凛のせいで完全ネガティブになってしまったピュアすぎ女子の優羽。お互い“大好きすぎて「好き」って言えない”。そんなふたりを心配して見守る親友の暦と蛍太。ある日、4人の前に、“好きなら好きとハッキリ言う”、最強ライバル兄妹・和真(伊藤健太郎)と実花(桜田ひより)が現れる。ずっとこのまま変わらないと思っていた2人の恋と4人の友情は、思わぬ方向へ動きはじめて!?

原作:星森ゆきも「ういらぶ。―初々しい恋のおはなし―」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」)
監督:佐藤祐市
脚本:高橋ナツコ
出演:平野紫耀(King & Prince) 桜井日奈子 玉城ティナ 磯村勇斗  桜田ひより/ 伊藤健太郎
配給:アスミック・エース
©2018 『ういらぶ。』製作委員会 ©星森ゆきも/小学館

オフィシャルサイト
http://welove.asmik-ace.co.jp/

オフィシャルTwitter
@welove_movie