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迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

ゲームファンなら何かと縁のある場所、ダンジョン。近年のゲームにはさまざまなダンジョンが登場し、なかにはダンジョンらしからぬものやダンジョンを自ら作れるものも出てきているが、そもそもダンジョンとは”地下牢”を指す言葉だったそうで、その由来どおり暗くてじめっとした地下を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。現実にはそんな不気味な場所には入りたくないけれど、ゲームにおいてはついつい立ち寄ってみたくなる魅力があるのはなぜだろう。今回は、私たちを惹きつけてやまないダンジョンが登場するゲームを5本ピックアップ。ハマッたら最後、抜け出せなくなるかも……?

文 / 小泉お梅


王道オブ王道 『新釈・剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』

エクスペリエンス/PlayStation®Vita/本格ファンタジー・ダンジョン RPG/発売中/パッケージ版、ダウンロード版ともに4104円(税込)

オフィシャルサイト

『剣の街の異邦人』シリーズは、ダンジョンRPGを得意とするメーカー・エクスペリエンスの看板タイトルのひとつ。飛行機事故がきっかけで異世界に飛ばされてしまった主人公(プレイヤー)は、剣の街エスカリオの冒険者として生きることに。パーティーメンバーとともに数々の迷宮を調査しながら、元の世界へ戻る手立てを探っていきます。

▲主人公のピンチを救い、ギルドへと招き入れてくれたリウ。彼女もこの世界に飛ばされた“異邦人”です

この街では異邦人ギルドを含めた3つの勢力があり、どこに肩入れするかで物語が変化。その勢力によって戦闘を有利に進めるための鍵となる“神気スキル”が異なります。写真は王宮騎士団の神官・マリリスに与えられたスキルで、毎ターン自動回復してくれる効果があります

▲パーティーメンバーは、種族、クラス、年齢、人となりに当たる“素性”などを決められるので、キャラクター像が描きやすく、愛着も湧きます

スキルに振るボーナスポイントは、出た数に納得するまで何度でもロールできる、おなじみのシステム。欲張るとなかなか先に進めないんですよね……。でも、たった1ポイントでもステータスとしては重要なので、こだわってしまいます。

重厚なイラストから受ける印象どおり、バトルのほうも硬派というか、しっかり準備を整えて臨まないと痛い目に遭う難易度です。その一方で、バトルでのコマンドリピートやオート移動など、快適に遊べる機能が充実しています。

▲クラスには、定番のファイターやウィザードのほか、時間を操る“クロッカー”や敵を操る“人形使い”、ギルドに常駐して売買や蘇生などのサポートをする“フリーマン”など、全11種が用意されています

▲戦闘にアクセントを与えるシステムのひとつであるガードカウンターは、防御中に反撃ができ、敵を気絶させられるという嬉しい技。ただし、2回目以降は発動率が下がっていくので、成否にドキドキ!?

▲マップを開いて行きたい場所を指定すれば、ピューッと自動で進んでくれます。探索済みのマップでレベル上げ、なんてときに便利です

本作はゲームファンなら「こんなダンジョンRPGが遊びたかった!」と思える、直球のタイトルだと思います。上質なファンタジーの世界にどっぷり浸れて、冒険心を満たしてくれる作品とも言えますね。私の場合はまず、ひと目で重厚で繊細なイラストに魅了され、キャラクターに親しみが湧きました。メデル商会のアルムなんて、初めて見たときはいかついマスクと美貌におったまげましたから……。3勢力のどこに寄せていくかという選択も、心のままに動ける冒険者らしさを味わえますね。さらにヒリヒリする緊張感のバトルと、それを盛り上げる音楽も最高。モンスターだって抜かりなく、可愛らしいものからカッコイイものまで揃っています。全方位でファンタジー世界を体験できる贅沢な時間を、ぜひ味わってみてください。

『新釈・剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~』

【内部の雰囲気】暗い・不気味・荘厳

【構造の傾向】コンパクトなエリアが連続

【冒険のお楽しみ】敵を待ち伏せして宝箱ゲット

©EXPERIENCE


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