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『SOULCALIBUR Ⅵ(ソウルキャリバーVI)』一生遊べるモードを徹底解説

『SOULCALIBUR Ⅵ(ソウルキャリバーVI)』一生遊べるモードを徹底解説

古今東西の武器を使った剣劇アクションとシンプルな操作性で、格闘ゲームを初めて触る人でも勝負を楽しめる『SOULCALIBUR Ⅵ(ソウルキャリバーVI)』。格闘ゲームの肝はもちろん対戦にあるが、本作の面白さを語るうえではキャラクタークリエイションも忘れてはいけない。服装や性別どころか種族すらも自由に選べる本作のクリエイションは、プレイヤーの遊び心を大いに刺激してくれる。

本稿では、バトルと並んで『SOULCALIBUR Ⅵ』のメインコンテンツと呼べる、シンプルながらいくらでも作り込めるキャラクタークリエイションの中毒性、そして自分で作ったオリジナルキャラクターを主人公としてプレイできる“ライブラ オブ ソウル”モードの面白さに迫っていく。

文 / 村田征二朗


手軽にできるクリエイションの面白さ

『ソウルエッジ』から始まり『ソウルキャリバー』へと続いている『ソウル』シリーズ。前回の記事で触れたシンプルなバトルに加えて、『ソウルキャリバー3』以降おなじみとなっているのが、レギュラーキャラクターの流派を使ったオリジナルキャラクターを作ることができるクリエイションモードの存在です。

本作のクリエイションモードはキャラクターを作るのが簡単なうえに、こだわり始めるといくらでも時間を費やせてしまうという、プレイヤーとしてはうれしい悲鳴を上げたくなる面白さを持っています。

▲クリエイションモードにはオリジナルキャラクタークリエイションとレギュラーキャラクターカスタマイズの2種類が用意されています

オリジナルキャラクターの場合、手順は自由ですが、種族を変更すると衣装などの設定がキャンセルされてしまうので、まずは種族を選択します。メインキャラクターも洋の東西を問わない多彩さですが、オリジナルキャラクターはそれに輪をかけたバリエーションの豊かさを誇ります。種族だけでもふつうの人間、有翼人、亜人、人形や石像など、じつに多様です。

▲種族は人間から人外まで幅広く用意されており、多くの種族はさらに男女を選択することが可能です

▲種族によっては尻尾や角など、特殊なパーツをセットすることができます

種族を決めたあとは髪型や顔のタイプ、衣装などをカスタマイズしていきます。設定の詳細については省きますが、基本的には各部のパーツを選んで色を設定すればオーケー、というシンプルさがクリエイションモードを遊びやすくしている要因のひとつです。

▲グラフィックがハイレベルなため、そもそもの見栄えがいいのもポイントです。こちらは人間の女性を選択したときの初期状態ですが、すでにかなり可愛い……!

▲色の編集すらせず、着せ替え感覚で髪型や服装を選んでいくだけでもけっこういい感じのビジュアルができあがります

▲ユニークなところでは、音声のタイプを選択してから、さらに音の高低などを設定することができます。喋りかたで選ぶか、声質で選ぶかでじつに迷うところ……!

レギュラーキャラクターについては、目の色や音声など、身体的特徴は固定されているものの、基本的に服装は自由に変更し、保存することができます。たとえば誰かに別キャラクターの格好をさせてみたりするだけでも楽しいので、いきなりオリジナルキャラクターを作るのは難しい、という人は着せ替えからクリエイションモードに触れてみるのもありでしょう。

▲髪型ひとつ変えるだけでもけっこう印象が変わります。クリエイションモードにはポージングなどを変えられる鑑賞モードもあるので、じっくりキャラクターを眺めたいときにも便利です

格好いい、あるいは可愛いキャラクターが簡単に作れてしまうキャラクタークリエイションですが、使用するパーツや工夫によってはネタキャラを作ることもできてしまいます。着ぐるみのような衣装や、3つまで大きさや角度を自由に変えて配置できるエクストラパーツも装備できるので、これらを使えばインパクト重視の外見が生まれてくるのです。

▲ただ着ぐるみを着せるだけでも画面がかなりシュールになります。ゆるい見た目なのに戦闘中の動きが格好いいのがまた笑いを誘います

▲白い大きなハートと黒い小さなハートを重ねてマンガチックな目を表現するなど、作り手の想像力次第で無限の可能性が生まれます(意図したとおりに見てもらえるかはさておき!)

▲ネタキャラ同士の対戦では絵面がだいぶ面白いことになりますが、これもある意味で本作の醍醐味……!?

どんなキャラクターも生み出せる本作のクリエイションは、何人もキャラクターを作っているうちに数時間が経過してしまうほど、お手軽に熱中できてしまうのです。ふだん格闘ゲームを遊ばない人にも、まずはこのクリエイションモードに触れるために本作をプレイしてほしいという思いすらあります。

▲武器の見た目はレギュラーキャラクターが使っているもの以外も選択可能です。武器ひとつで印象がかなり変わるので、ここも大きな悩みどころ……!

▲キャラクター選択画面で表示する写真を撮影することもでき、こちらもポージングや設定するフレームなどにこだわるといつまでも続けられてしまいます。とにかくひたすらに遊べるモードなのです!

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