Weekly モバイルエンタメステーション  vol. 16

Column

平成最後の紅白歌合戦、注目出場者&披露楽曲を大胆予測!

平成最後の紅白歌合戦、注目出場者&披露楽曲を大胆予測!

早いもので2018年も終わりの足音が近づいてきました。年末の風物詩、紅白歌合戦の注目出場者とその披露楽曲(の予測)を、初出場のミュージシャンを中心に取り上げます。

セレクト・文 / 北出 栞

白組

DA PUMP

なんと言っても今年の顔と言うべき楽曲はDA PUMPの「U.S.A.」だろう。“ダサかっこいい”というキャッチフレーズで「いまどき!?」と思わず言いたくなるユーロビートを復活させた同楽曲だが、下積みでショッピングモールを回ってきた経歴や、ISSAの高い歌唱スキル、そしてメンバーの高いダンススキルにもスポットが当たり、実力派で苦労人の職人集団としても支持を集めている。ダンス動画がきっかけでブームが巻き起こったのには、2013年のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」のブームも思い返されるが、そこに彼ら固有のスキルが伴っているのが異なるところ。マネしてみて、結局難しくて、「やっぱDA PUMPすげーわ!」となる循環が生まれているのである。すでに多くの歌番組を沸かせている彼らだが、紅白ではよりスペシャルな演出や、他出場者を巻き込んだステージを観てみたい。

DA PUMP オフィシャルサイト
http://dapump.jp/


星野 源

朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌を担当した星野 源は今年も納得の選出。その楽曲「アイデア」はNHKのスタジオを縦横無尽に利用しつつ撮影されるなど、まさに「アイデア」盛りだくさんの作品となったことも記憶に新しい。組曲のような構成のこの楽曲は、夏頃放送の「ミュージックステーション」のスペシャル番組ではフルサイズで披露されており、同じ形式でトリを務めることも考えられると筆者は考えている。NHKではほかに俳優としてコント番組「LIFE」にも出演、ドリフターズやクレージーキャッツなど、音楽と芸能を両立する表現者の最先端にいる星野。これまでの出場では長岡亮介やハマ・オカモトら、高いミュージシャンシップを誇るメンバーを従えてのクオリティ高いステージングで印象を残していたが、今年はそこに「お茶の間感」も加わったパフォーマンスを期待したい。

星野 源 オフィシャルサイト
http://www.hoshinogen.com/


Suchmos

ワールドカップイヤーでもあった2018年。NHKのサッカー中継ソングを担当したSuchmosは「今年しかない!」というタイミングでの出場だ。世界の音楽シーンを席巻しているブラックミュージックのエッセンスを独自に消化したバンドとして、ここ数年のロックシーンを牽引してきた彼ら。披露するであろう楽曲「VOLT-AGE」は明確なサビのない構成やゆったりとしたビートから「ノリにくい」というサッカーファンの反応もあったが、己のカッコいいと信じる美学を貫く姿勢を貫いてほしい。初出場者の集った会見に登場しなかったのは気になるところだが……今年は「フジロック」でもボブ・ディランも立った最大のステージへと進出、確実にその見据える景色は広大なものへとなりつつある。ぜひNHKホールに降臨して、リアルなロックサウンドで観客の心を掴んでほしい。

Suchmos オフィシャルサイト
https://www.suchmos.com/


紅組

あいみょん

大阪の大家族で生まれ育ったというあいみょんは「親孝行ができる」と率直な喜びの言葉を口にしていたのが印象的だ。浜田省吾・河島英五らの影響を受けてきた彼女は、ブラウン管時代のフォークソングをスタイルでも体現するミュージシャン。単に若手の女性シンガーソングライターが出場したということではなく、その伝統が紅白に復活するということを意味する選出なのだ。問題は歌唱曲だが、ブレイクのきっかけとなりテレビでも披露する機会の多かった「君はロックを聴かない」は昨年の楽曲。今年の楽曲であれば親しみやすいメロディの「マリーゴールド」だろうか? 上り調子のミュージシャンだけに、何を歌っても話題になることは間違いないだろう。岡本太郎を敬愛する彼女が、大阪万博決定直後の紅白の舞台に立つということにも、何か符合めいたものを感じる。

あいみょん オフィシャルサイト
http://www.aimyong.net/


DAOKO

DAOKOの出場は率直に言って意外だった。スマッシュヒットした「打上花火」は昨年リリースの楽曲だからだ。同曲は今年を代表するヒット曲「Lemon」を手がけた米津玄師による提供曲。米津の歌唱パートも存在することからサプライズ出演の線も囁かれているが……。しかし彼女自身にもエポックがないわけでもない。1997年生まれのDAOKOは、インターネット上のラップシーンから出てきた存在。平成の申し子・デジタルネイティブ世代の代表という意味でもそうだし、MCバトルとはまた異なるラップ表現の可能性を模索してきた存在でもある(「打上花火」がラップ表現かと言われれば、また微妙なところだが)。Perfumeが長く担ってきたデジタル表現とのコラボレーターという立ち位置を、世代交代させるという意味合いもあるかもしれない。

DAOKO オフィシャルサイト
http://daoko.jp/


aiko

aikoは今年デビュー20周年を迎えた。紅白には実に5年ぶりの返り咲きだ。宇多田ヒカル、椎名林檎とも同期デビューの彼女が、平成のポップスシーンを牽引してきた女性ミュージシャンのひとりであることは言うまでもない。「平成最後の紅白」にこの三者が揃うことがなかったのは残念だが……。この5年の間にも、先日NHKでも放送された映画『聲の形』主題歌「恋をしたのは」をはじめ代表曲を更新してきたaiko。どの楽曲を歌うのか予想が捗るところだが、自身のメモリアルイヤーでもあるということでメドレー形式になることを予想してみたい。個人的には初出場の「ボーイフレンド」でTシャツ姿だったのが子供心に衝撃だった。こんなに「普通」の格好で紅白の舞台に出てもいいのかと……普通であること、ポップであることが実は一番「攻めている」ということを体現する彼女の復活ステージに期待。

aiko オフィシャルサイト
https://aiko.com/

音楽編の次回更新は2019年1月7日(月)予定です。


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