黒選!メディアコンテンツ研究家・黒川文雄がテーマで選ぶ 3+1  vol. 47

Column

年末年始にじっくり遊びたいおすすめゲームはこれだ!3+1選

年末年始にじっくり遊びたいおすすめゲームはこれだ!3+1選

2018年もあとわずかです・・・。今年一年を振り返ったとき、みなさんはどんな一年でしたか。
来年は、新しい年号になるということもあり、30年続いた平成最後の年末を迎えます。しかし、時代がどう変わっても、ゲームはこれからも、変わらぬ娯楽、夢、希望、未来を提供しつづけて行くことでしょう。

個人的には今年は13年ぶりに中国本土のゲームショウ・チャイナジョイ2018に参加したり、台湾のゲーム業界との接点が再び持てたり、生活と仕事の中心には常にゲームがありました。

China Joy2018の様子

そして、この「黒選」でも、数多くのゲームの話題作、人気作、注目作を3+1選としてお届けしてまいりました。これからのクリスマス商戦に向けて、自分へのご褒美や家族へのプレゼントをお考えの方も多いと思います。そんなときこの「黒選」が、「どんなゲームをプレゼントするか?」という一つの参考になればと思います。

PlayStation®4対応ソフトも充実して来ましたし、本体価格も安くなって来ています。以前に比べて、手が届きやすくなっていますので、ボーナスが入ったら購入するのも良いかもしれません。

Nintendo Switch™(ニンテンドースイッチ)も徐々にタイトル数が増えています。野心的なインディーズゲームなどのダウンロード専用タイトルも含めれば、気軽に遊べるモノから、じっくり時間を掛けて遊ぶものまで幅広く揃っています。有料のニンテンドーオンラインに加入すれば、懐かしのファミコンソフトを遊ぶことができ、オンラインで二人同時プレイも可能です。 また、ニンテンドースイッチは持ち運びも簡単ですので、友達と持ち寄って遊ぶとか、Joy-Conをおすそ分けプレイでパーティゲームを遊ぶなどに適しています。

すでに年季の入り始めたニンテンドー3DSであれば、豊富にタイトルが揃っており、新作や旧作など価格も考慮しながら選ぶことも容易な感じです。
こちらもゲーム機を持ち寄れば、みんなで遊べるゲームも豊富にあります。

自分の目的やプレイスタイルに合わせて、ハードウェアを選び、一人でコツコツ、みんなでワイワイ、遊んでみてはいかがでしょうか?それでは、年末年始にじっくり遊べるビデオゲームを選りすぐりでお届けしたいと思います。

ではどうぞ!

トップ画像 / © SEGA


人間とアンドロイドの共存世界 『Detroit: Become Human』

2018年5月25日にPlayStation®4向けタイトルとして発売された『Detroit: Become Human』。
本作では、西暦2038年のアメリカ・デトロイトを舞台に、アンドロイドが実在する世界となります。街や建物は作り込まれているので、映画的な世界観はまるで実写と見間違うような迫力があります。

【参考映像】『Detroit: Become Human』 ジャパン・ローンチトレーラー

AIとロボット技術の進歩は人間の職を奪い、多くの失業者が生まれ、貧富の差が開く結果となりました。人間はアンドロイドと共存しているかのようですが、職を奪ったアンドロイドに反感を持つ人間もいるのです。そんな中、アンドロイドが「変異体」と呼ばれる自我に目覚めた、人間に反抗をするアンドロイドが登場します。

映画「ブレードランナー」に登場するレプリカントを彷彿とさせる世界観で、一躍注目のタイトルとなった『Detroit: Become Human』。少しマイナーな所ではOVA「アミテージ・ザ・サード」のような世界観も持ち合わせていると感じます。この二作品ほどサイバーパンクではありませんが、近未来に起こりうるであろう、様々な問題をリアルに扱っています。

例えば、プロスポーツ界にアンドロイド選手が起用されたり、自動運転技術では危険回避において、人命はどのように優先されるのか・・・あるいは、自然環境問題など、随所に近未来的な社会問題が山積みされていることを、ゲーム内の様々な場所に点在するマガジンやテレビなどで示唆しています。

アンドロイドを操作するのはプレイヤー自身です。主人に命令され部屋の片づけをしたり、食事の用意をしたり、決まった時間には投薬をするなど、一つ一つの動作をコントローラーを使って行うことになります。PS4のコントローラーには、スワイプや傾きセンサーが搭載されており、これに対応した動作をゲーム中の随所で行います。

ポットを傾けるにはコントローラーを傾け、アクションシーンでは避ける動作としてスワイプを使うなど、まるで80年代に流行したアドベンチャーゲームのコマンド操作のように「見る→取る→調べる」といった具合で一つ一つの動作が疑似的に体験しているような感覚です。

本作の主人公は、アンドロイドによる殺人事件が起きて警察官の捜査サポートを行う「コナー」。ドラッグ中毒の父親と虐待されている娘の家庭で家政婦をする「カーラ」。老齢の画家の家事兼介護を行う「マーカス」の三体のアンドロイドです。

それぞれのアンドロイドが遭遇する、世間という不条理や人間関係を通して、いくつもの分岐が用意されているアドベンチャーゲームです。三つの物語がほぼ同時進行で進む、ザッピング要素を持った展開が待っています。

【参考映像】特報:『Detroit: Become Human』

極限状態に近い時、あなたは罪を犯すのか?倫理を守るか?という選択を何度も迫られます。
『Detroit: Become Human』をプレイ(選択)をするあなたは、どんな結末を迎えるでしょうか・・・?

タイトル:『Detroit: Become Human』
対応プラットフォーム:PlayStation®4(Pro対応)
パッケージ版:3,900円+(税)
ダウンロード版:4,212円(税込)
CERO:D(17歳以上対象)

© 2018 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.

1 2 3 4 >
vol.46
vol.47
vol.48