Interview

女子人気がすごすぎる! 23歳、年収2億円の北新地No.1キャバ嬢・進撃のノア。その『好かれる力』とは?

女子人気がすごすぎる! 23歳、年収2億円の北新地No.1キャバ嬢・進撃のノア。その『好かれる力』とは?

“進撃のノア”。名前で驚く人も多いと思うが、彼女は23歳にして年収2億の大阪・北新地のナンバー1キャバ嬢。

本書『好かれる力』は、そんな超売れっ子が、いかにして成功したのか、その23年間が凝縮された1冊。大阪人ならではのユニークさと人情にあふれた視点でつづられた彼女の人生は、「まだ23歳⁉」と思ってしまうほど濃くて、おもしろくて、そして深い。

会うと、人形のようなキュートなビジュアルに、ちょっとハスキーな声で話す大阪弁が親しみやすい。「お酒飲んでしゃべったら、自分でも天才やなと思うくらい自信あるんです」と笑う彼女に、こちらも思わず笑顔に。残念ながらインタビューはお酒なしの素面だが、彼女のパワフルでハッピーな魅力にぜひ触れてほしい。

取材・文 / 四戸咲子 撮影 / 宇壽山貴久子


ランキングが出てるって、私はすっごい好きなんです。皆が認める、絶対的1位っていうのが好き。

名前のインパクトがすごいですね。本書を本屋さんで見かけて、「すごい名前だな」と覚えていたので、取材をすることになった時に、「あ、あの名前の!」って。

うれしい! それを狙ってました(笑)。

同じように気になっている人がいるでしょうね。ではまず、ノアさんがキャバクラ嬢になった理由を教えてください。本書にもありますが、中学時代から憧れていて、それを叶えられたんですよね?

そうなんです。もともと、3歳ぐらいからずっとクラシックバレエを習っていて、友達と遊ぶ暇もなくレッスンばっかり行ってて。中学1年生の時に部活でテニスも始めて、こっちが楽しいなってちょっと揺らいだりしつつ、将来はバレリーナになるんだと思っていたんです。そんな中で、中2の時に足を怪我して。コンクール前やったんですけど、怪我して出られなくなったし、激しい運動はあかんからバレエもテニスもできなくなっちゃって。それまで友達とも全然遊んでなかったし、何もかも失ったみたいな感じになって、一気にグレました。

本に載っていたヤンキー姿の写真は衝撃でした(笑)。

ですよね(笑)。その頃に、夜中にテレビでキャバクラのドキュメンタリーみたいのを見て、「何これ。やってみたい」と思ったんです。それまで読書は嫌いだったんですけど、伝説のキャバ嬢・立花胡桃さんの『ユダ』っていう本を読んだら、楽しくて引き込まれていって、私もこの世界に入って一番になりたい、立花胡桃さんみたいに売れて、一番になって本出したい、って思いました。それが今、叶ってるっていう。

ちなみに当時、キャバクラとかキャバ嬢の存在って知っていたんですか?

たぶんドラマとかで見て、なんとなく。最初のイメージとしては、お酒飲んで色目使って、お金ゲットみたいな。それは嫌やなって思ったんですけど、一方で、ドレス着て、いい時計つけて、アクセサリーして、髪の毛きれいにして……。バレエの時にヘアセットとかメイクとかやっていて、それはすごい好きで興味はあったから、毎日できるのはいいな、って。しゃべるのも好きやし。最初はそんな感じでしたね。

そのドキュメンタリーのキャバ嬢の姿の何に一番惹かれたんですか?

とにかくキラキラして見えたんですよ。しかも順位がつくじゃないですか。それがいいなって。一番になれる。ランキングが出るって、私はすっごい好きなんです。皆が認める、絶対的1位っていうのが好き。テニスやバレエもそうやし、私、何でもある程度できるんですけど、何でも微妙なんですよね。だいたい2位、3位とか(笑)。めちゃくちゃ負けず嫌いなので。

キャバ嬢になる! と思ってからの経緯がまたすごいなと。ニュージーランドの高校に通って、帰国したら大学にも行きつつ、水商売のアルバイトも始めて。

キャバ嬢になるために留学したみたいなものなので。親には「高校を卒業すれば何してもいい」って言われてたけど、親からしたら、留学したことで私が「キャビンアテンダントになりたい」とか、言うのを求めてたのかなって思うんですけど、逆でした(笑)。絶対にキャバ嬢になるという思いが強くなりましたね。

ご両親はキャバ嬢になることに反対されていたんですか?

というか、当時は親から何か言われるのが嫌で、実家をなるべく避けてましたね。結果中退しますけど一応大学にも入学したので、帰国したらすぐに家を出て、一人暮らしを始めました。「成功してから帰ったろ」と思って父親も、今でこそ応援してくれてるんですけど、最初は「そんな仕事、続けられるわけないやろ。夜の仕事辞めてから何するん? 何もできひんで」って。

ちなみに、中2でヤンキーになった時は、ご両親の反応はどうでしたか?

いやもう、全然ダメですね(笑)。毎日泣かせてました。お母さんがお嬢様育ちだったので、パッて顔見たら娘の顔にピアスの穴があきまくってるとか、血だらけで帰ってくるとか、発狂もんですよね(笑)。

いやいや、どんな親でも娘が血だらけで帰ってきたら(笑)。今は仲良しですか?

仲良いです。最近、「サンデー・ジャポン」というテレビ番組に出させていただいたんですけど、朝、「お父さんとお母さんテレビの前で待ってるねー」って連絡が来て。で、終わってから「今日の服装も髪型も、どタイプ」とかってLINE来ました(笑)。でも、私がキャバ嬢やってること、両家のおじいちゃんおばあちゃんには一切何も言ってなかったんですよ。前にテレビに出た時も夜中の11時とかだったので、バレていなくて。でもこの本が出たら、片っぽのおばあちゃん、本屋さんで見つけて、本持ったままお母さんに電話して「どうなってんの?」みたいな。もう一人は、「サンジャポ」見て、号泣してたらしいです(笑)。

えーと、それは喜んでくれてるんですよね?(笑)

いや、大学行って、普通に卒業したと思ってるんで、たぶんまだ信じきれてないと思います(笑)。

キャバ嬢って、自分の言葉とか行動で相手を元気づけられる、そういう職業。本当に素晴らしいことがたくさんあるんです。

この本には、ノアさんがいかにして北新地ナンバー1になったのか、“年収2億”になったのか、ということが書かれていますけれど、率直に、キャバ嬢のイメージが覆されました。

ホンマですか? でも私、覆したかったんですよ。そもそも、キャバクラで働くっていうのを親に反対されてた意味がずっと分からなかったから、ちゃんとした職業として思われたかったんです。人にバカにされたり、色目使って女を売ったりするような仕事じゃないって。私はキャバ嬢って、自分の言葉とか行動で相手を元気づけられる、そういう職業だと思っているので、そこをすごく大事にしてて。売上とかはもちろん大変ですけど、ちゃんと認められるような仕事であってほしいなって。本当に素晴らしいことがたくさんあるんです。

例えば、どんなところに素晴らしさを感じますか?

普段、しゃべられへんような社長さんとおしゃべりできて、昼間に仕事で会うと名刺交換しかできないのに、一緒に飲んで、同じご飯食べられる。そんなすごいことはないと思っていて。若くしてこの世界に入っても、周りの18歳より早く成長できるし、自立もできる。とにかく、いろんな世界を知ることができるんですよね。

あと、想像していたキャバ嬢のイメージよりも、カジュアルだし、ポップだし、かわいい。なんだか身近な感じがして。

常識って誰が決めたん? って感じなんですよ、私。キャバクラ嬢は、おっぱい出して、タイトなドレスを着なあかんって誰が決めたん? 金髪って誰が決めたん? オンザ眉毛でも良くない? みたいな。私、社長に言ったんです。「私、ヒールが嫌いです。ドレスも嫌いです。なんで着ないといけないんですか? 何の問題ですか? 私、カジュアルな服でも売り上げあげてますよ」って。

社長はなんておっしゃったんですか?

「ジャージで出勤してくれてもいいよ」って(笑)。それはさすがにしてないですけど。

女性のお客さんも、結構いらっしゃると聞きました。

はい。ただの女子会トークみたいになってます(笑)。

異質ですよね。イメージとしてはキャバクラって男性が行くところ、というか。

たしかに。でも、私のパターンとしては、女の子同士で来て、女子会になるか、男の人が女の子を連れてくるか。

どういう状況なんですか?(笑)

男の人が、好きな子から「ノアちゃんに会いたいから連れてってよ」って言われてお店に来るとか。男の人からしたら、彼女と一緒にいられるからラッキーじゃないですか。ノアをネタに女を口説くみたいな(笑)。あとカップルもいるし、ご夫婦で来てくれるお客さんもいます。結果、奥様とか彼女のほうと仲良くなって、プライベートで遊びに行ったりとかもしますよ(笑)。

それは、キャバクラの概念が変わります。ちなみに、ノアさんに会ってみたいなっていう男性は、どういう心持ちで行ったらいいんでしょうか。ナンバー1というとハードルが……。

全然。お金を使いに来るとかじゃなくて、私と一回会って欲しい。楽しいで、って(笑)。

大阪出張とかがあったら、怖がらずに(笑)、気軽におしゃべりしにいく……っていう感じでいいんですか?

ぜひ! 普通に来てほしいです。

仕事で心がけているのは、相手を本当に大事にする。自分が今こう言われたらうれしいなと思うことを相手に言う。

では、タイトルにある「好かれる力」について、もちろん本には、好かれる人になる秘訣がたくさん書いてありますが、一番、どんなことが大切だと思いますか?

たしかにタイトルではあるんですけど、私は好かれようと思ってやっていることではなくて。うーん、なんだろう……。パッと出て来ない(笑)

なるほど。きっと、ノアさんにとっては全部当たり前のことなんですね。

そうなんですかね。でも、相手への「思いやり」かもしれないです。相手を本当に大事にする。自分が今こう言われたらうれしいなと思うことを相手に言う。それはお客さんだけじゃなくて、一緒に働く女の子たちや黒服とかスタッフも。例えば、女の子がまつエクのカール変えたとか、カラコン変えたとか、黒服の髪型が変わったとか、全部気づくようにしてて。で、カラコン変えた? と声をかけると、「私のこと見てくれてるんですね」みたいに喜んでくれるんです。

小さい頃から“気にしい”で、人間観察が得意だと書かれていましたね。

そうですね。人の顔色伺うじゃないですけど、周りの人はすごくよく見てました。この間おもしろかったんが、めっちゃ影薄い黒服がいてるんですけど、眉毛のカーブをちょっと変えてたんですよ(笑)。誰も気づいてなかったみたいなんですけど、私が「え、眉毛のカーブ変えたん?」って言ったら、「そういうとこなんですよね~、ノアさんって」ってすごい喜んでくれて。そういう、ちゃんと見てるよ、っていうのが大事なのかな。

例えば、対人関係とかで失敗してしまったり、やらかしてしまった時は、どうリカバーするんですか?

過ぎてしまったことはしょうがないんで、相手に真剣に謝るしかないし、次に自分の行動をどうするかっていうことを考えます。酒癖が悪い人っているじゃないですか。でも酒癖って、気を張ってたら絶対直るんですよ。問題が起こる時は気が緩んだ時です。

今日一番の金言が出ましたね(笑)。「酒癖は気を張ってたら直る」。

だって、すごい大社長と同じ量のお酒を飲んでも、その時は気を張ってるから酔わないんだけど、社長が帰った後にめっちゃ来るんですよ。お着物と一緒です。なので、自分の酒癖が悪くなった時点で、この人のことなめてかかってたんやな、って反省するようにしてます。

目標に向かって、ずっとずっと努力して、よそ見さえせえへんかったら絶対うまくいくはずやと思います。

この本はキャバ嬢に憧れる女の子はもちろん、働く人なら誰でも自分に置き換えて、読むことができると思うんです。例えば、会社での人間関係とか、出世するためにはどうしたらいいのかとか。

目標に向かって、ずっとずっと努力して、よそ見さえせえへんかったら絶対うまくいくはずやと思います。もし失敗したとしても、その経験があれば、まだまだ成長はできると思うから、失敗を恐れずに、何でも挑戦してほしい。だから私なんか、俺なんか、って思わんとってほしいなと思いますね。

現在、キャバ嬢は引退されたということですが、お店にも出ているんですね。

はい。やっぱりこの仕事が大好きやし、お客さんも大好きなので。次のことをやりたいからって、パッて辞める必要ないなって。遊びたいし、でも仕事もしたいっていう考えじゃあかんのかな、と思って。

せっかく自由な時間を手に入れたんだから、好きなことをしていいですよね。ほかにはどんなビジョンや夢があるんですか?

キャバ嬢はやっぱり、中学から思い続けてた夢やし、職業なので、これ以上にやりたいことがなかなか出てこないんですよね。でも次には進みたくて……っていう中で、やりたいなってちょっとでも思ったことを順番にやっていこうと思ってます。テレビに出てみて反響もいいから芸能活動を増やしていこうかなとか、しゃべっていて楽しくなってきたからラジオの番組もやってみようかなとか。今、めっちゃ自由に楽しんでます。

まだまだ、“進撃”し続けるということですね!

そうですね。私、いまだに実感ないんですよ。町とかで、「ノアちゃんですよね?」とか声かけてもらったり、会って泣かれたり、握手を求められたりっていうのが。「え、私、ただの人間やけど」みたいな(笑)。今日の取材もめっちゃうれしいんですけど、なんで私にオファーしてくれるんやろ、とか思っちゃって。だから、なかなか天狗になれなくて、どうやったらなれんねやろ、と思ってるところです(笑)。


【募集終了】抽選で1名様に進撃のノアさんの直筆サイン入りエッセイ本をプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

12月13日(木)~12月20日(木)23:59


【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、エンタメステーションTwitterアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。エンタメステーションTwitter公式アカウント(@essite_official)のフォローをお願いします。
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・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
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進撃のノア(しんげきののあ)

1995年生まれ。大阪府出身。15歳でニュージーランドの高校に単身留学。帰国後、大学に進学するも、中学生時代にドキュメンタリー番組を見て憧れたキャバクラの世界に飛び込もうと、2年で中退。大阪ミナミでキャバ嬢デビューすると、とことん人を楽しませる天真爛漫さと負けず嫌いを武器に、短時間でトップセールスを獲得。北新地「ニルス」に移籍後、現在に至るまでナンバーワンのポジションを維持し続け、今ではグループ全店舗の統括プレーヤーになっている。モデルやクラブDJとしても活躍。テレビ番組にも多数出演し、インスタグラムやツイッターのフォロワー数は合わせて20万を超える。

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Instagram
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書籍情報 『好かれる力』

『好かれる力』

進撃のノア・著
光文社

わたしを変えた言葉。「好かれるナンバーワンになれ」……好かれる人は、自然とまわりを巻き込んで、それをパワーにしてどんどん成長していくし、そうすることでまたどんどん好かれていくやん。23歳 年収2億円。北新地No.1キャバ嬢が明かす、どんな時代でも、どんな環境でも、成功する自分のつくり方。