Interview

新山詩織、新作「あたしはあたしのままで / 恋の中」での誓いとドラマ初挑戦での変化

新山詩織、新作「あたしはあたしのままで / 恋の中」での誓いとドラマ初挑戦での変化

ニューシングルの1曲目「あたしはあたしのままで」はまさにそのことを歌ってますよね。

この曲は、夏フェスとかイベントがたくさん決まったので、今までのライブの中にこの曲を加えることで、今まで違うライブができたらいいな、もっと盛り上がればいいなっていう点も考えて選んだんですけど、今までにないくらい早くて、疾走感のある曲で。最初にメロディを聴いて、どんなことを詞に載せようかなと思った時に、自分の吐き出したい気持ちというよりかは、ストーリーがあった上で、自分が言いたいことを書いたらいいかなと思いながらも、やっぱりうまく言葉が出てこなかったり、かけなかったりして。本当に、ああでもない、こうでもないって、いろいろ言葉を書き出していたんですよ。自分が今、いろんな場面を過ごしている中で感じることを何個も書いて、書いて、書いた中で、この気持ちが今の自分と重なってるかなって。

今の自分の気持ちと重なった部分というのは?

今の自分は、本当に、常に新しいことに触れていて。それを超えて、もっともっと上に登っていきたい、前に進んでいきたいっていう気持ちがあるんだけど、そんな気持ちと並行して、不安や心配もあったりして。悩んで悩んでの繰り返しを受け止めながらまた一歩踏み出す。それが今の自分なんじゃないかなって、言葉を探している時に思って。それは、本当に今の私の素直な気持ちなんですけど、何より聞いてくれる人たちを思って書いたっていう部分が一番大きくて。

出発点は自分の中から出た感情や言葉だけど、それを聞き手にどう伝えようかっていうことにより苦心するようになったっていうことですよね。

そうですね。言いたいことがはっきりと決まった上で、もっとストレートに伝えるためには、どういう人にしたらいいんだろうっていうことはすごく悩みました。ありきたりかもしれないけど、きっといろんな人が、いろんな場面で、私と同じように感じてることだと思うんですね。悩みを除こうとしないで、悩みを抱えて一緒に前に進むことが大きな挑戦になるんじゃないか、悩んでる気持ちがあるからこそ、次の1日に続くんじゃないかっていうことを伝えたかったんですよね。

歌詞の一人称が前作から“私”じゃなく“あたし”になったのは?

“わ”と“あ”の違いですよね(笑)。なんか、“あたし”っていう方が、個人的にすごく強い人な気がして。単純にそれがあってかな。最初、“私”って書いても、自然と“あたし”に直してますね。

そういった言葉選び1つとっても、これまでにはない、言い切る強さが出てますよね。主人公はどんなイメージでした? 

特定した人はいないんですけど、常に前を向く気持ちを持ってる、まさに今の私ですね。常に前を向いているからこそ出てくる葛藤があると思う。そこを自分でどうするかっていうのを考えながら、今回の螺旋階段を大股で登ってるジャケットのように、頭の中でぐるぐる悩見ながらも、<きっと小さい明かりは絶対にある。そこをブレずに信じていけば大丈夫>って自分に言い聞かせて進んで行っている人ですね。私自身、今の自分の背中をどんどん押し進めていかなくちゃ、自分から行動を起こさなきゃ何も変わらないっていうことを、最近、すごく感じてて。そういう自分が出たのかな思います。

変わりたいという思いがある中で、「あたしはあたしのままで」というタイトルをつけたのは?

デビューする前からも常に思ってることで、今、自分が一番言いたい言葉でもあって。自分のままで変わっていくことというか、変わっていくことが変わらないことだっていうことに気づいたんですよね。<自分のままでいること>と<変わり続けていくこと>。その2つは隣り合わせで、お互いに支えあいながらあるようなイメージですね。

螺鈿階段を上った先には、どんな風景が見えてます?

ずっと先も歌ってる自分がいますね。後ろは振り向かず、しっかりと快晴の空を見つめてる。今は、地下鉄の階段を登っていくような感じですね。しかも、重くなく、軽やかにダーっと走ってるし、少し余裕も感じられる。だからこそ、この詞が素直に書けたし、今の私から発信できる歌がちゃんとできたんじゃないかと思ってます。この2曲があるからこそ、私も聴いてくれる人たちも――ちょっと大げさかもしれないけど(笑)、世界が本当に広がるんじゃないかと思います。

今の新山さんはすごく好奇心が旺盛で、とても前向きで開けていますよね。

あはは。本当ですか? でも、自分でも変わったと思います。ドラマを通して、初めて私を知ってくれた人とまたライブで出会えるのかなという期待や喜びがあるし、今までの私を応援してくれたファンの人たちに新しい私を見てもらえたんじゃないかっていう気持ちもあって。今年はとにかくフェスやイベントへの出演が決まっているので、まだ足を運んだことのない場所にギターを持って、歌いに行きたいし、今までは今までで、これからはこれからっていう感じで、どんどん進んでいけたらいいなと思ってますね。

リリース情報

「あたしはあたしのままで/恋の中」「あたしはあたしのままで/恋の中」

「あたしはあたしのままで / 恋の中」
2016年6月29日発売

初回限定盤(CD+DVD)
特典DVD:「あたしはあたしのままで」Music Video収録
JBCZ-6047 / ¥1,300円+税
通常盤(CD)
JBCZ-6048 / ¥1,000円+税

【収録曲】
1.あたしはあたしのままで
2.恋の中
3.あたしはあたしのままで -instrumental-
4.恋の中 –instrumental-


ライブ情報

GIRL’s PIC 
6月23日(木) TSUTAYA O-nest

ESP学園presents COLORS 2016
7月9日(土) STUDIO COAST(東京・新木場)

JOIN ALIVE 2016
7月16日(土)、7月17日(日) いわみざわ公園 ※新山詩織の出演は16日(土)、ステージはNew WALTZ

TS Presents MAXIMUM MUSIC VALUES TS ONE PREMIUM PARTY
7月25日(月) TOKYO DOME CITY HALL

坂崎幸之助の第2回ももいろフォーク村デラックス
8月3日(水) 東京・国立代々木競技場第一体育館

15th Anniversary 情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA ’16
7月30日(土) 大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場
8月27日(土) 東京・夢の島公園陸上競技場

ROCK IN JAPAN FES.2016(8月6日、7日、13日、14日)
8月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日) 国営ひたち海浜公園
*新山詩織の出演は8月7日(日) 

井上苑子&新山詩織&ミレア ジョイントコンサート2016
10月8日(土) 八幡浜市文化会館ゆめみかん

プロフィール

1996年2月10日生まれ。埼玉県出身。A型。
小学生の頃から、父親の影響で、70年~80年代のブルース・パンク・ロックを中心とした洋楽・邦楽を聴いて育つ。ピアノを習っていたのだが、中学入学と同時に軽音楽部に所属。ガールズバンドを組み活動する。まずは自宅にあった父親のエレキギターを借り、リードギターを担当。曲により、リードVocalも担当。中学卒業直前のある日、手に入れたばかりのアコースティックギターを手に、“もやもやした気持ちのやり場がなくて、衝動的に作った”という初オリジナル曲(作詞、作曲)『だからさ』が完成。進学した高校には軽音楽部がなかった為、1年生(15歳)の夏頃から、「もっと音楽を真剣に演りたい!」という想いは強くなり、ギターと歌のレッスンを始める。創作活動も本格的に始めるなか、中学生の時のガールズバンドの経験しかない自分に危機感を感じ、「もっとたくさんの人に私の歌を聴いてもらうための修業が必要だ」と、新宿、大宮、池袋、渋谷などで、ストリートライブを行う。高校2年生(16歳)の春、 “もがくだけの毎日を送っている自分を変えたかった”という想いで、「Treasure Hunt~ビーイングオーディション2012~」に、“ 詩織 ”の名前で応募。6月24日の最終審査で、オリジナル曲 『だからさ』、椎名林檎『丸の内サディスティック』を弾き語りで演奏し、グランプリ獲得。「歌声に心を鷲掴みにされた」と審査員から絶賛を浴びた。

公式サイト:http://niiyama-shiori.com/

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