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『ファースト・マン』『アリータ:バトル・エンジェル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』…秀作揃いの2019年上半期、絶対見逃せない洋画リストを紹介

『ファースト・マン』『アリータ:バトル・エンジェル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』…秀作揃いの2019年上半期、絶対見逃せない洋画リストを紹介

明けましておめでとうございます! ついに、2019年がスタート! 平成最後のお正月は帰省したり、家でゆっくりと過ごす人も多いのではないだろうか? そこで時間に余裕のある人に向けて来年に注目したい外国映画をいくつか紹介! 2019年は冬に『スター・ウォーズ』の最新作にして3部作の最終章の公開を控えているが、この話を始めるとそれだけでページが埋まってしまうので、今回はあえて上半期に絞って紹介する。

春までの映画館は”賞レース”を賑わす秀作揃い!

例年、日本では1月から春休みに入るまでの3カ月は、アカデミー賞などの映画賞レースの候補入ることが予想されている秀作映画や重厚な映画が数多く封切られる。実際の賞の行方はともかく、映画館でじっくり観たい良作が揃うのが冬の時期だ。伝説のホラー映画をまったく新しい視点で再映画化した『サスペリア』は海外の映画祭で上映される賛否両論が巻き起こった問題作。1970年代のベルリンを舞台に、周囲から隠れるようにして集団生活をおくるダンス・カンパニーの”正体”とは? ショッキングな描写が続くオリジナルとはまったく異なる映像美と物語を追求した作品で、ホラーファンならずとも映画館で”体験”したくなる1作だ。

また、『ラ・ラ・ランド』を大ヒットさせたデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングが、『ラ・ラ・ランド』よりも前から準備を重ねて完成させたのが、人類初の月面着陸に挑む者たちのドラマを実話を基に描いた『ファースト・マン』だ。ゴズリングが人類で初めて月の地を踏んだニール・アームストロングに扮し、観客を”月面”に誘う。また、本作は単なる実録ものではなく、そこにあった犠牲や人間ドラマをじっくり描いているのもポイント。命がけで宇宙を目指した者たちの熾烈なドラマは日本の観客も魅了することになるだろう。

『ファースト・マン』

ほかにも名女優ジュディ・デンチが晩年のヴィクトリア女王を演じる『ヴィクトリア女王 最期の秘密』や、イタリア系アメリカ人の男性と、アメリカ南部ツアーにやってきたアフリカ系アメリカ人ピアニストの友情を実話を基に描いた『グリーンブック』、オスカー受賞作『ムーンライト』バリー・ジェンキンス監督の最新作『ビール・ストリートの恋人たち』、クリント・イーストウッドが監督だけでなく久々に主演も務める『運び屋』など、高評価レビューの多い作品が数多く待機している。

『グリーンブック』

できれば予習して行きたい! 続編も多数待機中!

大きなスクリーンで存分に映画を楽しみたい! そんな人が気になるのはやはり大規模なアクション大作や人気シリーズの最新作ではないだろうか。年明けすぐには、1作目が熱狂的に評価された名作の続編『クリード 炎の宿敵』が登場。伝説のボクサー、ロッキーが再び姿を見せるばかりか、新作には彼がかつて戦ったボクサー、ドラコとその息子も登場。前作の評価がとても高いだけにファンは期待と不安が入り混じっているはずだが、これを観ないわけにはいかないだろう。

そして『ジャスティス・リーグ』でバットマンを片手で軽々と持ち上げた豪快なヒーローが主役を張るや、複数のスパイダーマンが登場する注目のアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』、「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクターが主人公を務める『バンブルビー』、マーベルの伝説的なキャラクターが数多く登場する『X-MEN:ダーク・フェニックス』、日本生まれの”怪獣”たちが大暴れする『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』などメガヒット予備軍が出番を待っている。

『アクアマン』

また、続編やシリーズではないが、『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロンが日本のコミック『銃夢』を基に脚本を執筆し、製作にあたった『アリータ:バトル・エンジェル』も話題を集めそうだ。本作はVFXの制作に膨大な時間と予算が投入されており、製作陣は本作を3Dで鑑賞することを勧めている。ここ数年、3D映画はやや沈静化した感があるが、革新的な映像で描かれるアクション満載の本作が”3D復活”の1本になるのかも気になるところだ。

『アリータ:バトル・エンジェル』

ディズニー映画は2019年も話題作揃い!

冒頭で書いた通り、2019年の冬は『スター・ウォーズ』の最新作の公開が控えているが、来年のディズニーは他の映画会社が”今年のイチオシ”に挙げそうな超大作が山脈のように連なって公開される無双状態になりそうだ。

年明け早々には伝説的なファンタジーミュージカル映画の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』が公開され、その後はマーベル初の女性主人公の新作『キャプテン・マーベル』が登場。そして春にはディズニー・アニメーションの名作を新たな物語で実写化する『ダンボ』が公開になる。羽根のように大きな耳をもつ子象ダンボと、サーカス団の物語で、アニメーション版とは異なる物語が描かれるようだ。監督は、ディズニーでキャリアをスタートさせ、アニメーション版『ダンボ』に深い愛情を抱いている鬼才ティム・バートン監督。彼は『アリス・イン・ワンダーランド』も世界的なヒットに導いており、本作も大ヒット間違いないはず。

そして、GW前には全世界待望の『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついに公開になる。マーベルの人気キャラクターが集まるアベンジャーズと最強の敵サノスの戦いを描いた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編で、そのストーリーも展開もいまだに謎だらけ。世界中のファンがその動向を注視しており、先ごろ公開された予告編は、24時間の再生回数が2億8900万回を記録。誰もがその結末を知りたい、しかし映画館に行くまでは知りたくないと思っている2019年上半期最大のビックイベントだ。

ちなみにディズニーは下半期も『ライオンキング』『アラジン』の実写映画や『トイ・ストーリー』『アナと雪の女王』の続編など超大作が大行列。2019年も時間を見つけて映画館に足を運びたい! そんな希望を抱きつつ、予告編を眺める年末年始も楽しそうだ。

『トイ・ストーリー』©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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