Interview

ワルキューレのエースボーカルに何が起きたのか!? 鈴木みのり、「ヘンなことがしたい!」「見る前に飛べ!」と叫んだソロ1stアルバムを語る

ワルキューレのエースボーカルに何が起きたのか!? 鈴木みのり、「ヘンなことがしたい!」「見る前に飛べ!」と叫んだソロ1stアルバムを語る

製作当時の心の叫びが反映された、タイトルチューン「見る前に飛べ!」

そんなこの曲のMVも、実にぶっ飛んだ内容で。

鈴木 そうなんです(笑)。Short ver.が公開されたときの、ご覧になった皆さんの反応がすごく新鮮で。すごくびっくりされてる方もいれば、「これはみのりちゃんにしかできない!」って言ってくださる方もいらっしゃったのを覚えています。

映像の質感がフィルムっぽいところが、まず面白くて。

鈴木 昔感がありますよね。しかもすごく細かいこだわりではあるんですけど、それに合わせて画面サイズもよく見ると4:3になってたりするんですよ。それに、頭サビ前に私がホウキをはいて振り返って「えへへっ」って笑うのも、昔のとあるアニメのオマージュになっているんです。

それに加えてダンスも、いろんなオマージュがたくさん組み込まれているように思ったのですが。

鈴木 はい。今回も、アニサマのときに「FEELING AROUND」の振付をしてくださったMaiMai先生にお願いしたんですけど、先生も曲を聴いたときに「超ウケる!みのりちゃん絶対合うよ!」とか言って超ノリノリになってくれて。それでいろんなネタを仕込んでくださったおかげで、振り入れも爆笑しながらでした。でも完成版を先生に観ていただいたときには、冗談で「天女姿のみのりちゃんめっちゃかわいいから観たいのに、坊主姿が邪魔するんだよねぇ!」って言われたりもしましたね(笑)。

一方タイトルチューンである「見る前に飛べ!」は、あふれる想いがリスナーの心に直撃するアツいナンバーです。この曲も鈴木さんが作詞を担当されていますが。

鈴木 歌詞を書いたのはアルバム製作の序盤の頃だったんですけど、ちょうど製作に入る直前は自分のダメだったところとかにすごく気づいていた時期だったので、今振り返るとその当時の「変わらなきゃ!」という焦りが強く入った曲になっているなぁと思いますね。それは今思うと「大丈夫かな?」って感じてしまうぐらいの強さなんですけど、実際にそのときの私はそれぐらいの気持ちを持っていたし、それがすごく疾走感のある楽曲自体ともよく合っているように思うんですよ。

歌詞も歌声も、製作されたときの心の叫びというか、何の偽りもない気持ちの乗った曲になっている。

鈴木 そうですね。本当に「その瞬間を切り取った」っていう感じなんですよ。ただそれとは逆に、最後にレコーディングしたアルバムの最後の曲「心が、青い。」には「誰かを傷つけてまで変わることに意味はあったの?」っていう歌詞が来て、「おぉ……」となりまして。

それもまた、鈴木さんの共感するところだった。

鈴木 そうなんです。アルバム全体として「変わりたい!」「強くなりたい!」っていう気持ちがすごく出ていた曲が多い1枚ですし、それはもちろん本当の気持ちだけど、結局私は私のままで。「変わりたい」と思えたときって、自分との向き合い方がわかったときというだけで、一生自分自身と向き合っていかなきゃいけないんだなぁ……とうっすら気づき始めたタイミングでこの曲のレコーディングだったので、すごく心に刺さりました。でも堂島(孝平)さんには、そういう話は全然してなかったんですよ。前回の「ちいさなみのり」といい、なんで堂島さんには全部わかっちゃうんでしょうね(笑)。

“今だから歌える”曲揃いの1枚を引っさげて、いざツアーへ!

そのほかにも、ご自身で作詞された「わたしはわたしになりたい」をはじめ新曲が5曲収録されています。それぞれのサウンドの方向性や作家さんについては、鈴木さんからリクエストはされたんでしょうか? 

鈴木 いえ、まったく。ただそのうち「astro traveler」については、私が前々からやなぎなぎさんが好きと言っていたのもあって、なぎさんに書いていただいた、というのもあると思うんですけど。

その「astro traveler」は、どんな曲になっているのでしょう?

鈴木 なぎさんワールド全開のひとつのショートストーリーのような曲で、私は絵本を読んでいるような感覚で、一歩離れたようなところで語るような気持ちで歌っているんですけど、昔からなぎさんの曲も歌声も本当に好きだったので、ひとつ願いがかなったなっていう感じがしていますね。それに「わたしはわたしになりたい」も、作編曲は私の好きなsasakure.UKさんにしていただいた曲なんですけど、実はsasakureさんが好きだと今まで言ったことがなくて……。

まったくの偶然で。

鈴木 そうなんです。なので、すごくびっくりしました。そのほかにも切なくてオトナな「いちばん最後の夏」から女の子への応援歌のようなポップな「半音階のレジスタンス」まで本当にいろんな曲が入っているんですけど、どの曲も自分の心に突き刺さる「今だから歌えるなぁ」っていう曲揃いのアルバムになっています。

そんなアルバムを引っさげて、来年春には“鈴木みのり1st LIVE TOUR 2019 ~見る前に飛べ!~”を開催されます。今、ツアーでどのようなことをしたいと考えられていますか?

鈴木 私の中では、「何の曲で始まろうかな?」っていうのとかはもう考えているんですけど、バースデーライブで「見る前に飛べ!」を歌ったときには北川さんが隣にいるだけですごく楽しかったので、ある意味若干気楽でもいいのかな?って。考え過ぎずに、その場で出たものを受け入れていくのも楽しいのかもな、って思いますね。

ライブ情報

鈴木みのり 1st LIVE TOUR 2019 ~見る前に飛べ!~ 開催決定!

2019年3月31日(日)17:00 OPEN/18:00 START 場所:Zepp Fukuoka
2019年4月7日(日)17:00 OPEN/18:00 START 場所:Zepp Tokyo
2019年4月13日(土)17:00 OPEN/18:00 START 場所:Zepp Namba(OSAKA)
2019年4月14日(日)17:00 OPEN/18:00 START 場所:Zepp Nagoya

チケット代金
¥5,500(税込)※別途ドリンク代がかかります。

ツアーバンドメンバー
Guitar & Band Master : 北川勝利(ROUND TABLE)
Drums : 小松シゲル(NONA REEVES)
Bass : 千ヶ崎 学(KIRINJI)
Guitar : 奥田健介(NONA REEVES)
Keyboards : 末永華子

鈴木みのりオフィシャルサイト
オフィシャルファンクラブ『みのり隊』

< 1 2