esゲーム記事執筆陣が総力でおすすめする【2018 ベストゲーム3選】  vol. 1

Review

ぜひ遊んでほしい!年間100本遊んだコレクターがハマったゲーム3選

ぜひ遊んでほしい!年間100本遊んだコレクターがハマったゲーム3選

この時期になると、「今年一番面白かったゲームは?」というテーマの依頼をもらうことがある。そして、この答えにはいつも悩まされる。まず僕は、プライベートで年間100作品くらいゲームに触れる。やり込むものもあれば、少し遊んで投げ出してしまうものもあるが、心に残るものは多いし、そこからベストを選ぶというのはとても難しい。今回の記事は、企画として3本を選ぶというものになっているので、それならと引き受けたものの、なかなか絞り切れないまま時間だけが過ぎてしまった。最後まで悩んだのは、読者の方々を納得させるセレクトをするのか、それとも自身の好みだけでセレクトするのかということだ。結果として僕は、メジャーな作品についてはほかのライターが紹介するだろうということで、自身の好みを強めに出した”是非とも遊んでほしいソフト”を3本紹介することにした。多くの人に認めてもらうための記事ではなく、誰かに響くであろうゲームを意識して選んだつもりだ。もし気になる作品があれば、年末のパートナーとして是非手に取ってもらいたい。

文 / 浅葉たいが

[執筆記事]

ここがすごい!『レッド・デッド・リデンプション2』10の要素

ここがすごい!『レッド・デッド・リデンプション2』10の要素

2018.12.25


※記事の後半でアンケートを実施中です。ぜひご参加ください!

1. 過去最高のゲーム 『レッド・デッド・リデンプション2』

ロックスター・ゲームス / PlayStation®4、Xbox One / アクションアドベンチャー
オフィシャルサイト

あまりメジャーではない良作を紹介したいと思っていたものの、最初の1本は昨日の記事で10の魅力を伝えた、超大作の『レッド・デッド・リデンプション2』になる。この作品だけは、どうしても外せない。1890年代のアメリカを舞台にしたオープンワールドをギャングとして生きるこの作品は、洗練されたグラフィック、広大なフィールドにぎっしりと詰め込まれたイベント、たまらないストーリーでプレイヤーを圧倒する。きっとしばらくはどこも真似できず、追いつけることのない大傑作だろう。本作の良いところを並べていき、加点形式の評価をつけると、過去最高のゲームではないだろうかと思えるほどで、これが他のゲームと同じような価格で買えてしまうのはまずいとすら考えてしまう。実際、本作が数倍の値段だったとしても、僕は買ったことを後悔しないだろう。僕はたびたび、ゲームのインプレッションやレビュー記事を書かせてもらっているが、この作品を遊んだ前後では、ちょっとものの見かたが変わったような気さえしている。

▲圧倒的な表現力だけでなく、遊びきれないほどのボリュームを持つ『レッド・デッド・リデンプション2』。筆者だけではなく、本作を今年のベストゲームと考える人も多いはずだ

オープンワールド型のゲームである本作には、さまざまなイベントが詰め込まれている。初見のプレイヤーは、それを追いかけるのではなく、見つけるようにプレイしていくことになる。恐れることは何もなく、本作を楽しむコツはむしろ自由なスタイルにあると思っている。初めてこのタイプのゲームに触れるという人は、攻略や順序、失敗や成功といったことは考えず、ゆったりと構えて遊ぶといい。起きたことに焦りながら対処しているうちに、この世界でどんどんと成長していく自分に驚くはずだ。ゲームを始めたばかりの頃は、操作ミスやセオリーの理解が足りず、つい人に銃口を向けてしまったりすることもあるだろう。意図せぬことも起きがちだが、それもまた本作における人生なのだと思って受け入れ、なんとかしていけばいい。プレイをしていて気になることがあれば、ストーリーをほったらかしにして、首を突っ込んでみるのもいいだろう。思わぬ事件に巻き込まれたり、意外な人物との出会いがあったり、何かが起きるだろうと期待していた以上に手ごたえのあるサブイベントに驚かされるはずだ。収集要素やトロフィーコンプリートなど、いわゆるやり込み要素も幅広く用意されているが、それらに取り組むのはひととおり本作のストーリーを終え、思うがままのプレイを遊んだあとでいい。

▲自由なスタイルは、ゲーム外に発揮されても構わない。筆者は、スクリーンショットを撮ることを楽しみつつ、ストーリーを追いかけていった。ちなみに本作のスクリーンショットは同じ場所でも、切り取りかたを変えるだけで大きく異なる。作品作りのような感覚で楽しめるのだ

発売後にアップデートで追加されたオンラインモードは、本作をさらに拡張する極上のエンターテインメントとなっている。他のプレイヤーとともにひとつの世界を冒険できるオンラインモードも基本的には自由に溢れており、本編同様いろいろなことができる。ひとつのミッションを協力して終えることもできれば、他のプレイヤーを襲撃して妨害することも可能だ。他のプレイヤーの存在があるから、空気を読んで行動するというのもひとつの選択肢として出てくる。もちろん、自由に生きても構わないが、他人の気分を害する行動には、報復のリスクがあったりする。銃口を向けたプレイヤーが反撃してくる可能性もあれば、忘れた頃にやり返されたりもする。僕の場合は、どのように振る舞えば得をするのか、嫌われずに生き残れるのかということを考えて、ちょっと打算的なプレイになっていたりもするが、それもまたひとつの人生のようなものだと思うと面白い。僕が今生きている社会とは異なり、『レッド・デッド・リデンプション2』の世界では、サバイバルのためにしなければならないことが無数にあり、簡単に人や獣を傷つけられる銃も武器も用意されていて、その手ごたえはずっしりとしている。ゲームとはわかっていても、生きるために何をすればいいか、ということを真剣に考えてしまうような迫力が本作にはある。

▲オンラインモードで、他のプレイヤーから思いがけない協力を得られたときは嬉しいもの。見かけたら撃ってくるプレイヤーも少なくはないが、それもまたオンラインモードならではだ

この年末は、いろいろな人に本作を勧めまくっている。ゲームライターの友人には、『レッド・デッド・リデンプション2』に触れずにゲームの記事を書いてはいけないよ、なんて冗談も言っているが、これはちょっとだけ本気の言葉だったりする。ゲームの進化は続いているが、この作品を超えるような作り込みと遊びの多さで迫る作品には、いつ出会えるのだろう。何年かのちに振り返ったときに、僕たちはどのような感想を抱くのだろうか。そんな想像をするのも楽しい。

© 2018 Rockstar Games, Inc.

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