esゲーム記事執筆陣が総力でおすすめする【2018 ベストゲーム3選】  vol. 1

Review

ぜひ遊んでほしい!年間100本遊んだコレクターがハマったゲーム3選

ぜひ遊んでほしい!年間100本遊んだコレクターがハマったゲーム3選

2. 今年一番遊んだ 『Fate/EXTELLA LINK』

マーベラス / PlayStation®4、PlayStation®Vita、Nintendo Switch™ / ハイスピードサーヴァントアクション
オフィシャルサイト

つぎに紹介するのは『Fate/EXTELLA LINK』。飛ぶ鳥を落とす勢いのコンテンツ『Fate』シリーズの派生となるアクションゲームだ。本作の一人用となるストーリーモードは、フィールドを駆け巡りつつ武器を振り回し、次々と湧いてくる敵を狩りまくるステージクリア型のものとなっている。プレイフィールは爽快そのもの。さらに魅力的なキャラクターや世界設定が重なってくるのだから、カジュアルに遊べるキャラクターゲームとしての人気も高い。ただ、僕はひねくれたゲーマーなので、この部分だけで本作を評価しているわけではない。
僕が本作で驚き、興奮させられたのは、PlayStation®4版のみの機能となる4vs4のオンライン対戦が楽しめるマルチプレイモードの部分だ。オンライン対戦ではルールそのものが大きく変わり、陣取りゲームのような形式になる。この陣取りゲームが、楽しさがすぐに伝わってくるカジュアルさとなかなか止めどきが難しい奥深さを併せ持っており、僕とゲーム仲間たちは本作の発売から数ヵ月にわたり、睡眠時間を削って対戦し続けた。最初こそ仲間内の対戦をメインに遊んでいたが、PlayStation®4版のブロードキャスト機能で配信を続けているうちに、対戦仲間が次々と増えていったことも嬉しい出来事のひとつだ。

▲一見、遊びなれたゲーム形式のキャラクターゲームに見えるが、対戦モードは全くの別物

▲4vs4のオンライン対戦は、制限時間内での陣取り合戦的な対戦ルールとなる。キャラクターによってさまざまに技の性質や役割が異なるため、多彩な戦略が楽しめる。また、操作は非常に簡単で、リスポーンも気軽に行えるため、初心者でもすぐにバトルを楽しめる

最初の頃は、対戦は面白いもののやり込み要素はないだろうと思っていたのだが、遊べば遊ぶほど、本作の作り込みに驚かされた。攻撃がぶつかりあったときに、どちらが勝つかを決める”強度”のようなものが設定されている感触があったり、試合まえに設定する”インストールスキル”と呼ばれるキャラクター強化要素を読み合うようなバランス調整が施されていたり。本作のクリエイタ-陣のなかには”対戦”にとことんこだわった人物がいたことが想像できる。僕のゲーム仲間には”攻略”好きのプレイヤーが多いので、攻撃がぶつかり合ったときの優劣や、バトルの状況によってどこまでダメージを変えられるかという調査データを表にして共有したりもした。
繰り返しのプレイに耐えうる素晴らしいオンライン対戦のレスポンスと、快適なユーザーインターフェースも好印象だ。アニメや漫画などを原作とするキャラクターゲームは、システムやユーザーインターフェースの面で力不足を感じる作品が多い印象だが、本作は他の作品のお手本になってほしいとすら思うほど完成度が高い。発売後にあったいくつかの不具合が、迅速なアップデートで解消されたことも記憶に残っている。来年1月31日には、Nintendo Switch™版が発売されるが、応援の意味を込めてこちらもプレイしてみたいと考えている(Nintendo Switch™版はオンライン対戦に対応し、さらにはローカル通信での多人数対戦にも対応するとのこと。新要素のひとつである衣装の“ふにふに”と呼ばれるものは、PlayStation®4/Vita版にもダウンロードコンテンツとして適用される予定とのこと)。

▲オンライン対戦のユーザーインターフェースも快適で、繰り返し対戦することにストレスがないのも嬉しい

今年、一番遊んだ対戦型ゲームといっても過言ではない本作だが、僕としてはこの先もぜひ見てみたい。現時点で完成度はとても高い作品だが、贅沢を言うとマップや技のバリエーションが増えるだけでも、奥深さが一気に増すはず。そして、競技的な面白さもひしひしと感じるので、見下ろし視点などに変更可能な観戦モード、部屋のメンバーをランダムでチームに振り分けるシャッフル機能などが備われば、多人数対戦を楽しむプレイヤーにもより刺さる気がする。完成度が高いゆえに、さらに要望が出てきてしまう。そんな稀有なキャラクターゲームだ。

©TYPE-MOON ©2018 Marvelous Inc.


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