Interview

阿部サダヲ&岡田将生がBL!? 松尾スズキの新作舞台『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』

阿部サダヲ&岡田将生がBL!? 松尾スズキの新作舞台『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』

結構、いいチューですよね(笑)

岡田 でも、あれですね、大人計画の人たちは、性格的にジャンルを分けると、同じジャンルにみなさんいませんか?

阿部 ああ、そうなのかな?。

岡田 人が苦手なイメージがちょっとあります。

阿部 松尾さんがそういう人だからっていうのもあるのかもしれないですね。なんとなくそういう人が集まってきてるのかな。でも、今回は近藤くんがいるからラクというか。これで、近藤くんがいなかったらバラバラですよ!(笑)

岡田 あはははは。

阿部 近藤くんもそんなに喋ったりするわけじゃないんですけどね。なんでしょうね。いつ頃からか、そういう役目を自分で担うようになってる。話が戻っちゃうけど、全員で飲みに行くってなかなかないじゃないですか。いつ誘ったんだろうね? 俺、誘われてないですよ!

あはははは。阿部さん、岡田くん、顏田さんの3人は誘われてなかった?

岡田 僕、前の日に言われてました。だからてっきり、みんなで飲むのかと思ってて……。

阿部 え! 近藤くんから言われてたの?

岡田 言われてました。

阿部 そう……こういうところからズレていくんだよな?(笑)。

阿部サダヲ

 (笑)これから稽古が進んで本番を迎えるわけですが、何か楽しみにしてることはありますか?

阿部 岡田くんもどんどん慣れていくのかもしれないですけど……いや、たぶん、慣れないと思うんですけど、大人計画の場合は、その慣れなさがちょうどいい気がするんですよね。あと、本番に入るとわかるんですけど、稽古場の笑いを信じないほうがいいっていうことだけは言っておきたい(笑)。

阿部サダヲ&岡田将生

お二人のラブシーンもあるんですよね?

阿部 そうですね。まだそこまで(稽古は)いってないんですけど。すでに稽古場では村杉さんと皆川さんが勝手にキスとかし始めて。これも台本にはいっさい、書いてないのに(苦笑)。

岡田 しかも、結構、いいチューですよね(笑)。口が離れたあとに音が鳴るくらい。

阿部 ホントね、立ち稽古の最初からやるってすごいですよね。まだいいじゃないと思うけど、収まんないんだろうね(笑)。

岡田将生

 (笑)大人計画の舞台『七年ぶりの恋人』(2015/宮藤官九郎 作・演出)でも男性陣、みんなで濃厚なキスをしてましたね。

阿部 そうそう。あれからみんな麻痺しちゃってるんでしょうね(笑)。なんか、ビンタも普通にするし。皆川さんが岡田くんに稽古始めに(ト書き通りに)ビンタしたときにびっくりして。そのあと、本当に倒れたんじゃないかっていうくらいの倒れ方だったし。

岡田 本当に倒れました(笑)。「芝居じゃないんだ、本気だ!」と思ってびっくりしてしまって。重たいのがあのときは入りました。だから、あそこのシーンだけ今から怖いんです(苦笑)。

阿部 一応、稽古場では全員、殴られたりする(場面で本気)のは一日一回ってしてますけどね。

岡田 でも、顔田さんは……。

阿部 ん? 顔田さんは全部やられてますね(笑)。

岡田 時間が経つにつれて、顔の片側が真っ赤になっていくんです。

阿部 大丈夫かな?あの人(笑)。いつものことですけど。

岡田 素敵ですけどね。きっと強い信頼関係があるからできるんだろうなって解釈してますし(笑)、本当に毎日楽しいんです。僕は僕で、松尾さんに言われたことに柔軟に対処できるようにしたいし、トーイとオカザキの違いをちゃんとうまく出せたらいいなと思っていて。これから稽古が進んで、まだやってないシーンを見るのが楽しみだし、早く馴染めるように頑張らなきゃなと思っています。

 

岡田将生 衣裳協力 / Sasquatchfabrix. (ドワグラフ.=http://www.sasquatchfabrix.com) 、Paraboot (パラブーツ青山店=03-5766-6688)

 

プロフィール

阿部サダヲ

1970年4月23日生まれ、千葉県出身。1992年より大人計画に参加。以降、ほとんどの大人計画の作品に出演。また、外部の舞台、映画、テレビでも活躍。2008年に映画『舞妓Haaaan!!!』で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。近年の主な出演作は【映画】『殿、利息でござる!』(16/中村義洋 監督)、『ジヌよさらば?かむろば村へ?』(15/松尾スズキ 監督)、『謝罪の王様』(13/水田伸生 監督)、『奇跡のリンゴ』(13/中村義洋 監督)【ドラマ】『心がポキッとね』(CX/15)、『マルモのおきて』(CX/14・11)【舞台】『逆鱗』(16/野田秀樹 作・演出)、『七年ぶりの恋人』(15/宮藤官九郎 作・演出)、『キレイー神様と待ち合わせした女―』(14・05・00/松尾スズキ 作・演出)、『ラストフラワーズ』(14/松尾スズキ 作・いのうえひでのり 演出)などがある。パンクコントバンド“グループ魂”ではボーカルの“破壊”として活躍。

 

岡田将生

1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年にCMデビュー。以降、映画、テレビなど話題作へ次々と出演。2009?2010年に主要な映画賞で新人賞を、2010年には映画『悪人』『告白』で第34回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。近年の主な出演作は【映画】『何者』(16年10月15日公開/三浦大輔 監督)、『秘密 THE TOP SECRET』(16年8月6日公開/大友啓史 監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15/瀬々敬久 監督)、『ST赤と白の捜査ファイル』(15/佐藤東弥 監督)、『想いのこし』(14/平川雄一郎 監督)、『オー!ファーザー』(14/藤井道人 監督)、『偉大なるしゅららぼん』(14/水落豊 監督)【テレビ】『ゆとりですがなにか』(NTV/16)、『掟上今日子の備忘録』(NTV/15)、『不便な便利屋』(TX/15)【舞台】『ウーマン・イン・ブラック<黒い服の女>』(15/ロビン・ハーフォード 演出)、『皆既食?Total Eclipse?』(14/蜷川幸雄 演出)などがある。

シアターコクーン・オンレパートリー2016
『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』

『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』

<東京公演>
2016年7月7日(木)~7月31日(日)シアターコクーン
<大阪公演>
2016年8月4日(木)~8月13日(土)森ノ宮ピロティホール

とあるアジアの国・ジャワンガスタン。この国では未開拓の村からダンサー・ゴーゴーボーイとして売られてくる少年たちが多数おり、少年売春が横行していた。クラブ・コナジュースというクラブにもトーイと名付けられた美しい少年が新しく入ってくる。そして、この国で行方不明になった先輩を救いにベストセラー作家・永野が入国を果たす。激化する戦況に巻き込まれるなかで、永野はトーイに出会い、心惹かれていく。一方、日本では、永野の妻・ミツコが夫の帰りを待っていた。しかし、永野からの連絡は途絶え、助け出そうと立ち上がるのだった。

【作・演出】松尾スズキ

【キャスト】
阿部サダヲ 岡田将生 皆川猿時 池津祥子 宍戸美和公 村杉蝉之介 顔田顔彦 近藤公園 平岩紙 岩井秀人 阿部翔平 井上尚 掛札拓郎 高樹京士郎 中智紀 古泉葵 伊藤ヨタロウ 松尾スズキ 吹越満 寺島しのぶ

【演奏】
邦楽演奏:綾音
バイオリン:磯部舞子
キーボード:門司肇

【企画・製作】Bunkamura

ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン 特集サイト
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_gogoboys/

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