esゲーム記事執筆陣が総力でおすすめする【2018 ベストゲーム3選】  vol. 7

Review

短時間でも楽しめる!おすすめゲーム3選

短時間でも楽しめる!おすすめゲーム3選

去年のE3(Electronic Entertainment Expo)以降、多くのプレイヤーたちが期待した『モンスターハンター:ワールド』や『Marvel’s Spider-Man』が発売され、中期には『レッド・デッド・リデンプション 2』と『バトルフィールドV』、そして年末には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』や『JUDGE EYES:死神の遺言』といった大型タイトルが駆け込んできた2018年。仕事や勉強に追われてばかりで、なかなか遊ぶ時間を作れずにヤキモキしているプレイヤーも少なからずいるだろう。年末年始ぐらいはゆっくり休み、思いきりゲームを満喫したいものだ。
ゲームソフトのリリースラッシュがゲーム業界に賑わいと活性化を特に与えた2018年のゲームシーン。盛り上がりを目の当たりにしたものや、いちプレイヤーとして面白さを感じたゲームのなかから、後述する自分なりの理由で3タイトルをピックアップ! 各ゲームの概要説明を踏まえながら、プレイヤー目線で感じた面白さの部分を重点的に紹介しよう。

文 / クドータクヤ

[執筆記事]

PS4で甦った未完の大作『シェンムー』の魅力を振り返る

PS4で甦った未完の大作『シェンムー』の魅力を振り返る

2018.12.11


※記事の後半でアンケートを実施中です。ぜひご参加ください!

1. 今やらナイト!『フォートナイト』

Epic Games / PlayStation®4、Nintendo Switch™、PC、iOS、Android / サードパーソン・シューティング、バトルロイヤルゲーム
オフィシャルサイト 

2018年上半期、ゲーム系メディアで見ない日はないというぐらいに特集が組まれたサードパーソン・シューティングゲーム『フォートナイト』。ハスクと呼ばれる怪物たちを倒していくPvEの“世界を救え”モード(有料)と、最大100人で同時にプレイし、生き残りを目指すPvPのバトルロイヤルモード(無料)が楽しめる本作は、今年3月にPlayStation®4とPCにて日本語版の配信を開始した。
なかでもバトルロイヤルモードは、TwitchストリーマーやYouTuberによる実況配信とプレイ動画のアップロードが盛んに行われたことで瞬く間に認知され、ユーザー数の増加に貢献。6月からNintendo Switch™でも配信が開始すると、幅広い年齢層を巻き込んだ爆発的なヒットをもたらし、2018年を象徴する一作にふさわしい盛り上がりとなった。
『フォートナイト』がここまで親しまれるようになったのは、バトルロイヤルモードを無料で遊ぶことができるというカジュアルな面だけではなく、やられても悔しさをズルズルと引きずらずに済むポップな世界設定、物陰に身を潜めながら銃火器を撃ち合うだけではなく”建築“というユニークなシステムの数々を取り入れたからだろう。

▲ゲーム内ショップではアバターやコスチュームを課金購入できるが、あくまでも見た目が変わるだけで、プレイヤーステータスの強弱には一切影響しない。運と実力がものを言うフェアなルールが厳守されている

特に顕著なのは、フィールド上に点在する木、岩、建物を壊すことで得た素材を基に、銃弾から身を守るバリケードや索敵用の櫓などを作れる”建築(クラフト)要素“だ。銃撃を受けた際、隠れてばかりになりがちなバトルロイヤルゲームにおいて、防御から攻めに転じる状況を生み出しやすい戦略性の高さをユーザーに与えてくれたが、こうしたアプローチがとても新鮮だった。

▲壁と階段を組み合わせれば、フィールドを広く見渡すことができる櫓の完成。あちこちを転々としながら拠点を作るか、安全なところに身を潜めるか……正解でもなくハズレでもない戦略は、プレイヤーの数だけある

▲ミニサーキットでのタイムアタック、クレー射撃によるスコアタックなど、特定箇所に設置してあるミニゲームを余興で楽しめるというのも、バトルロイヤルゲーム特有のピリピリとした雰囲気を緩和しているユニークなポイントだ

最後のひとりになるまでもう少しというところで倒された瞬間こそ悔しいが、すぐに気持ちを切り替えられる。武器の拾いが悪ければスタート早々にやられてしまうことも多々あり、決着がつくまで1戦あたり10~20分という短さはリトライを繰り返したくなる絶妙な配分となっているのだ。PlayStation®4での配信が始まってからしばらくの間は睡眠時間を削るほどハマリ、忙しい毎日なのに、気づけば時計の針が早朝の時刻を指していることに冷や汗をかいたこともしばしば……。バトルロイヤルゲームというジャンルの面白さを再確認しただけではなく、それまであまり見ることのなかった個人ブログやwikiに目を通して攻略の参考にしたり、Twitchでストリーマーの配信を欠かさず視聴するなど、ゲームそのものをやっていなくても『フォートナイト』に関係する物事をチェックして過ごす日々が非常に多くなった。こうした点から、TwitchやYouTubeを介した人気ぶりに納得して頷いたことを強く覚えている。

▲他プレイヤーに見つかってしまうと戦闘は免れない。手持ちの武器で正々堂々と挑むか、建築要素で防御に徹するか、臨機応変に立ち回るための判断能力を求められる

アップデートによるシーズン変更の際は見慣れたマップが一変するだけではなく、武器やアイテムの増減といった変更点も多く、システムが煩雑になっている面も否めないが、プレイヤーを飽きさせないための努力を尽くしているという点については評価したい。
来年後半には総額1億ドル(約111億円)もの賞金が用意された“Fortnite World Cup”の開催も控えているため、eスポーツシーンにおける盛り上がりと併せて、今後の動向を見守りたい。

©2018, Epic Games, Inc.


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