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【2018年シューティング5選】新作や移植やリスペクトで盛りだくさんだった1年

【2018年シューティング5選】新作や移植やリスペクトで盛りだくさんだった1年

5. 今回唯一の海外産! あの国内名作に敬意!
『ライバル・メガガン』

デジカ / PlayStation®4、Nintendo Switch™、Xbox One、PC(Steam®)
オフィシャルサイト

画面を見て「あっ!?」と思った人、そのとおり! この『ライバル・メガガン』は、『ティンクルスタースプライツ』をリスペクトして作られたゲームだ。『ティンクルスタースプライツ』とは、1996年にNEOGEOでリリースされた対戦型シューティングゲーム。細かいゲームルールは違うが、基本的なアイディア部分は本作と同じだ。

“対戦型シューティング”と説明されると、画面の上下もしくは左右に分かれてお互いを撃ち合う、なんて想像をしてしまうがそうではない。いわゆる対戦アクションパズルゲームのように、左右分割でそれそれが縦スクロールのシューティングゲームをプレイし、自分のフィールド内にやってくる敵を倒すことで、相手フィールドに妨害キャラクターを送り込んでダメージを与える、というもの。

本作は敵を連続して倒すとゲージが溜まり、これを消費することで相手に”アタック”攻撃を実施し、ミサイルなど特殊な方法で攻撃することができる。ただ、これでダメージを与えてもなかなか相手を撃ち落とすところまではいかない。

そこで最終兵器”メガガン”の登場だ。これはゲージをMAXでチャージしたところで発動させると、自機が巨大ボスキャラ”メガガン”にパワーアップ。この状態で相手のフィールドに突入し、ボスキャラとなって直接挑むことになる。ドでかい弾やバラ撒き弾といった、いかにもな攻撃で相手を追い詰めることができるのだ。これまでいろいろなシューティングゲームでボスキャラには苦しめられたわけだが、まさかそのボスを操作してプレイヤー機を叩き落せる日が来ようとは!

とまあこういうゲームシステムなので、本稿でここまで紹介したシューティングゲームとはちょっと毛色が違う。自分のフィールドに現れる敵を確認して倒すのはもちろん、相手フィールドの状況もつねに確認しなければならないのだ。適切なタイミングでアタックやメガガンを発動させないとムダ撃ちになる。

いま相手はどんな状況なのか、ゲージはどこまで溜まっているのか、何を仕掛けようとしているのか……など、全体を把握・確認し、それに対して先手を打つのか、相手の出方を待ったうえでカウンターを狙うのか……。まさに対戦ゲームとしての駆け引きが行われているのである。さらに言うと、この絶妙なドット絵がじつに素晴らしい。レトロパソコンMSX2のグラフィックを彷彿させる色合いや、グラデーションを表現するのにタイルパターンを使うあたりなど、じつに絶妙で味わい深い。

シューティングゲームでありながら、対戦ゲームとしての楽しさも詰まった本作。ボスにパワーアップしたときのヒャッハー感もたまらないし、グラフィックもいい。ストーリーを楽しむアーケードモード、対戦だけを行うバーサスモード、ネットで世界中のプレイヤーと戦うオンラインバトルと一般的なゲームモードもひととおり網羅しながら、お値段は1500円程度とお買い得だ。2018年に現れた愛すべきシューティングゲームのひとつとして、ぜひ本作もみんなのコレクションに加えておこう。

© Spacewave Software Inc. 2015-2018


というわけでお届けした5本、いかがだっただろうか。セレクトにはすごく悩んで……。2018年はインディーゲームにシューティングゲームがたくさんあって、もっと入れたいタイトルがあったんだよなあ。2019年のシューティングゲームはというと、まずチェックすべきは2月にタイトーから発売されるNintendo Switch™版『ダライアス コズミックコレクション』だ。もちろん筆者はAmazonで特装版を予約済である(抜かりなし)。他にもアレやコレもあるって噂だし、インディーゲームのこともあるから、来年はシューティングゲーム10選にしよう。……いいですよね?

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